海水
全ての生命の起源、海にある水のこと。海水魚飼育においては、人工海水と天然海水に分かれる。どちらも比重、1.020から1.023あたりの塩分濃度が一般的。

コロニー
バクテリア同士がつながりあって出来る集落のようなもの。ろ過バクテリアの充実は願っても無いことなのだが、あまりに長い年月良い子良い子して甘やかすと、突然フィルターが停止するという暴挙に出られる。理由はろ過材に隙間なくべちゃっと広がったコロニーが、水の流れを止めるせい。コロニーのイメージは水溶き片栗粉。
年に数回ろ過材をすすいだり、少しづつ交換することでこの暴挙を抑えることが出来る。ろ過材の洗浄は、タイミング、程度ともに非常に難しい。

コケ
アクアリストの天敵。色で区別でき、大まかに分けると3種ある。緑、茶色、紫。

クーラー
水温を下げるための、水槽用クーラーのこと。海水魚飼育が一般に浸透しない最大の原因。水温が上がりすぎる夏にこの上なく便利なアイテムにもかかわらず、大きく邪魔で、なんと言っても高価。構造上仕方ないが、どうにかならないものか。
購入にあたっては、カロリー計算をした後に、計算よりワンランク上のものの使用をおすすめ。付属品はすぐ増えるし、フルパワーで働かせると壊れやすいし、どうせ高いお金出すのには変わりないし。
排熱を出すので風通しのよいところにおくのも大事。キャビネット内に置いている人は注意。ミニファンなどで補助しよう。

飾りサンゴ
サンゴが死んで、真っ白な骨格だけになったもの。魚水槽のレイアウト材料。ライブロック全盛の今はあまり見ることがなくなったが、薬品を使えるため、病気しがちな魚の飼育にはまだよく使われる。
別に見た目が良いかどうかは別として、ライブロックの水槽と組み合わせてもかまわない。
ちなみにすぐに茶色いコケがついて汚れるが、台所用の漂白剤で漂白するときれいになる。漂白後は、二、三日ひなたでほうっておくか、カルキ抜きたっぷりの水につければ無害になる。
現地では生きているサンゴを折ってきて、川に沈めて作るらしい。心痛む。

化学ろ過
生物ろ過に頼らず、吸着作用などを利用して有害物質を取り除くろ過のこと。活性炭を使用したろ過が一般的。ただし海水自体が淡水よりも多くのミネラルを含むため、吸着作用を利用したろ過の効率は低くなりがち。というのも有害物質のみに的が絞れず、何でもかんでも吸着した挙句、吸着作用の限界になってしまうから。なので化学ろ過はメインのろ過の補助、もしくは気休め程度にしかならないことが多い。
活性炭以外にも吸着ろ過を歌うものは多いが、よほど生体の数が少なくないかぎり、やはり気休めで終わることのほうが多い。

混泳
ひとつの水槽には魚一匹。これが魚のためには一番。「友達がいないとかわいそう」などといった理屈は海水魚の世界では珍しい思想の持ち主(ハナダイなど)。
基本的に同種、もしくは自分に似ているものに対して敵対心を示す。自分に似ている=えさが同じ=自分のえさがとられる、といった短絡的思考によるよう。組み合わせによっては死ぬまで争うこともある。
なるべく違う種類、違う体型、違う生活のものを組み合わせると争いがおきにくい。またその水槽に長くいるものほどテリトリー意識を顕著に持つようになる。おとなしかった子もがらっと変わる。

クマノミ
マリンアクアリウムの人気者。イソギンチャクの中に入って、落ち着いている様子がかわいい。他の生物を捕食するイソギンチャクに触っても平気なのは、体表を特殊な粘液で覆っているから。粘液をふき取るといつものようにイソギンチャクによりそって、そのまま食べられる。(らしい)
クマノミは種類、産地ごとに入りやすいイソギンチャクが決まっている。節操なく入りやすいのは普通のクマノミ。イソギンとクマノミの種類があわなくても、根気よくいっしょに飼っているといつのまにか入ることが多い。

かに・うに
形も味も人気のかにとうに。でもアクアリウムでは嫌われ者。レイアウトを崩す、サンゴを食べる、褐虫藻を食べるとやりたい放題。主な進入経路はライブロック。予期せぬ一匹に愛着を感じちゃったりしていると、えらいことになるかも。

褐虫藻
サンゴやイソギンチャクの中に住む(共生する)、藻類のこと。光合成によって栄養素を作り、宿主に栄養を供給している。飼育するにつれて光量不足などにより、減少してしまうことが多い。褐虫藻の抜けた個体は栄養不足により弱りやすい。
なのでシライトイソギンチャクなどは、真っ白できれいな物よりもまっ茶色のものこそが買い。