3.里山を生かす(ウッディ阿賀の会、プロジェクトVの必要性)

 注:趣旨は変更していませんが、実践面で会の活動としては休止中です。
    (任意団体の時から2002年度までは、実際に活動していたのですが、
    2003年度からは、間伐材の産直まで手が回らない状況です)

3−1、間伐の必要性
 @ 光が林床にあたることによって、植物を養成し土壌の流出を防ぎ、
   気象災害に対する抵抗力をつける。
 A 枝はりの勢いが増すことによって、根はりも延長するので、
   水源蓄積の効果も増 大し、木の生長を増進させる。
 B 年輪幅がそろった材を生産する。
 C 木が混みすぎて幹が太れない理由から、重心が上になるため、
   風 雪害による幹折れの被害を起こす。
 D 風通しや日当たりが悪くなるため、病害虫の発生が多くなる。
 E スギ花粉の発生を抑える。

3−2、間伐が進まない理由
 @ 材価そのものが低迷しているため原価割れを生ずる。
 A 間伐材の小径木加工場(杭材加工場)が、公共事業削減によりその
   需要が低迷している。
 B 作業道の整備が遅れていて、大型機械(高性能林業機械)などの
   導入ができない。
 C 小規模な面積では採算が合わない。
 D 自力で間伐するには技術や機械不足で、しかも時間にゆとりがない。

3−3、間伐を推進するには
 @ 不要な流通をはぶき直接ユーザーに製品を届ける産直システムを確立
   し、間伐による収益を拡大し、森林所有者に還元する。
 A IT化により広域的な需要に応じるとともに、産地の製品管理も行う。
 B 一般の消費者にも間伐材製品を見てもらい、県産材の良さをアピールする。
 C 作業道の開設や列状間伐など、経費をかけずに利用間伐を行う。

3−4、産直システムの効果
 @ 林内で自然乾燥を行うので、余計なエネルギーを使わない。
 A 林内で製材を行うので、端材やオガ屑がそのまま林の肥やしになるし、
   廃棄物の処理に困らない。
 B 林内から乾燥し、軽くなった製材製品を運び出すので、作業道が近くに
   ある必要はない。
 C 森がそのまま製品倉庫になるので、土場や工場が必要なく、直接ユーザー
  に製品を届けることができ、しかも産地名表示を提示することができる。

                                          以 上

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