私
たちは
河口ぜきの水は飲みたくありません
01年6月発行のチラシはこちら
→PDFファイル(145KB)
なぜ長良川河口堰の水を引くのでしょうか!?
昨年3月議会で「鈴鹿市上水道第5期拡張事業計画(予算280億円)」が可決されました。この中には、長良川河口堰からの受水を平成17年度から始め、22年度には1日1万3千dにするという計画が含まれています。
河口堰建設は68年に閣議決定、88年に着工されました。将来的に工業用水・上水道の水が不足する、塩害を防ぐ、洪水に備えて、というのが理由でした。ところが堰の建設が始まるころには工業用水の需要が伸びず、当初の予想を大幅に下回り、運営費もかさむため、各市町村にパイプラインを引いて、上水道用として給水されることになりました。三重県は河口堰より、水道水2・84d(毎秒)、工業用水6・41dの権利を確保していますが、水はあきらかに過剰で、工業用水にいたっては販売実績ゼロ。それを上水道に押しつけられてはたまりません。下水・廃水・汚水が注ぎ込む河口堰の水を、どうして鈴鹿市の水道水に入れなければならないのでしょうか?
鈴鹿市は、鈴鹿山地がもたらす
豊富な地下水を、井戸を掘って汲み上げ、
主な水源としています
河口堰の導水で水を守る会発足
鈴鹿の市民グループ
長良川河口堰からの導水計画がある鈴鹿市で28日夜、河口堰からの導水に反対する市民グループ「鈴鹿の安全でおいしい水を守る会」(永田香代代表)が発足した。導水によって、水が過剰になるともいわれる市の取水計画が妥当かどうか、勉強を続けるという。
同市には、約10年後を目標に一日一万三千dの河口堰からの導水計画がある。隣の亀山市では1999年、導水計画に疑問を持つ住民が取水中止を求める請願を市議会に提出した。永田さんは、集まった約30人を前に、「河口堰の水はまずく、導水されれば長年、飲み続けなければならない。河口堰の水に含まれる環境ホルモンの影響も心配」、「鈴鹿市では、まだ取水計画を知らない人が多い」などと訴えた。今後、勉強会や現地調査会などを催す予定。(「読売新聞」01年4月29日)
ホントに安全?環境ホルモンも心配
河口堰の水は「水質基準を満たしている」といいますが、「左表」をご覧下さい。木曽川の兼山を100とした比較です。
どうみても汚れています。
また、現行の水質基準には環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)が検査項目には含まれていません。建設省は、全国の河川109水系を調査。このうち41水系で環境ホルモンを検出(98年10月)。長良川河口堰は、全国でトップレベルとなっています。
長良川河口堰の上水導水計画=亀山市が再検討へ
水道水源「十分な地下水ある」
長良川河口堰(ぜき)から上水を引く計画がある三重県亀山市は15日、今後の水道水源について「将来にわたって十分な地下水がある」とする調査結果を発表した。これを受け、田中亮太市長は河口堰の水については市民の飲み水などには使わず、計画を再検討する考えを明らかにした。
同市は市民からの「堰にためられた汚い水は飲みたくない」などの指摘を受け、昨年6月から今年4月末にかけて、現在水道水に使用している鈴鹿川流域の地下水の水量調査を実施。その結果、地下水は当初見込んでいた日量3万7300トンの倍以上の日量約7万6300トンが揚水できることが分かった。同市はこれまでの計画では、06年度から河口堰の水を日量2600トン受けることになっていた。
同市など同県北勢地方の10市町は河口堰からの水利用に向け、現在、共同で調整池や水道管敷設などの工事を進めている。これについて田中市長は「計画をこのまま進めるかどうかは他の自治体や違約金などの問題もあり、検討したい」と発言。その一方で「飲み水には使わないが、災害時や渇水時など非常用としての利用もありうる」とも述べた。来月から検討を始め、1〜2年以内にまとめたいとしている。
この問題について三重県企業庁は「いまさら再検討と聞いて驚いている」とコメント。また、共同で事業を進めている同県四日市市の井上哲夫市長は「広域で導水施設をつくっているので一部がやめると重大な問題になる」と話している。(「毎日新聞」5月16日付)
鈴鹿の安全でおいしい水を守る会