たちは河口ぜきの水は飲みたくありません
02年5月発行のチラシはこちら→PDFファイル(122KB)

おいしくて安心して飲める
   
鈴鹿の水を守りましょう


本当に必要!?河口堰の水

 私たちは、長良川河口堰の水が鈴鹿の水道水に入ってくるということを聞いて、『あんな汚い水を飲みたくない』という素朴な思いから、昨年4月に「鈴鹿の安全でおいしい水を守る会」を発足させ、活動をしてきました。
 私たちが活動を始めてすぐ、隣の亀山市で、田中市長が『自己水源が今後も十分に利用可能であるから、長良川河口堰の水は飲み水には使わない』と表明しました。
 また、長良川の水を受水する北勢地域の10市町村は、平成18年度から予定していた受水時期を4年から7年先送りする方向で検討していると伝えられています。
 水はあまっているのです。近年、人口が増えても水の使用量は減少傾向です(表@)。今後、下水道が普及すればさらに節水傾向は強まるでしょうし、人口も平成22年をピークに減少すると予想されています。

鈴鹿の水道水は、
豊富でおいしい地下水が、主な水源です。


 鈴鹿市の水道水は、地下水を主な水源としています(表A)。豊富でおいしくて、安全な地下水は鈴鹿市の宝です。水源保護条例などを策定し、地下水の保全と開発をすすめてほしいと思います。
 鈴鹿市では地下水の他に、木曽川系の北勢水道用水と、三重用水を県企業庁より受水していますが、遠くから導水するため、単価の高い水になっています。河口堰の水を受水すれば、工事費は水道料金にはね返ってきます。
 また近年、多くの企業は水をリサイクルするため、県企業庁の管理する水はありあまっています(表B)。あらたに、河口堰からの導水事業をすすめる必要があるのでしょうか。

水質は県が保障ってホント!?

 私たちの要望にたいし、市長と水道局は「水質は県企業庁が保障しているから安全」との回答でした。しかし、私たちが一番心配する環境ホルモンについては、国の基準もまだないのです。それをどうして「長良川河口堰の水が安全」だといえるのでしょうか?
愛知県知多半島では・・
 昨年6月愛知県半田市長選挙では「水道の水源を木曽川にもどす」ことを公約に掲げた榊原伊三氏が当選した。
 長良川河口堰の水が導水されている知多浄水場。左後方は建設費8億円の活性炭処理施設。年間4,000万円の活性炭が使われる。
<資料> 水はあまっている
表@給水状況の推移(鈴鹿市水道事業年報より)
年度 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12
給水人口(人) 170,693 172,197 174,670 177,065 180,754 185,797 187,912
給水戸数(戸) 56,726 57,905 59,801 61,497 63,280 65,417 67,106
施設能力(m3/日) 98,110 98,110 101,410 101,410 108,310 108,814 108,094
1日平均配水量(m3) 77,389 79,110 80,613 80,851 79,073 78,053 77,886
1日最大配水量(m3) 96,328 97,589 98,269 93,398 93,429 90,338 94,114

表A鈴鹿市上水道水源取水内訳
(H12年度)
施設名 公称能力
(m3/日)
1日平均取水量
(m3/日)




西富田水源 3,000 1,481
井田川水源 27,700 27.209
和泉水源 9,700 2,322
汲川原水源 10,900 5,868
庄野水源 7,600 9,576
平田水源 18,200 15,590
河田水源 13,480 10,431
鈴西水源 340 59
長沢水源 250 215
  小岐須水源 324 255

北勢水道用水 10,000 5,355
三重用水 6,600 3,854
合 計 108,094 82,388

表B県企業庁、上水道及び工業用水道の取水口別取水量
    取水地点 取水能力
(m3/日)
H12取水量
平均(m3/日)
北勢水道 木曽川 中島郡祖父江町 86,400 42,159
北勢水道 三重用水 三重郡菰野町 57,700 33,781
北伊勢工業用水 長良川 千本松原 255,500 99,534
北伊勢工業用水 員弁川 桑名市安永 185,000 63,862
北伊勢工業用水 木曽川 中島郡祖父江町 604,480 308,940
TV報道にみる河口ぜき問題
 日本テレビ「ニュース・プラス・ワン」では、2001年11月に「特殊法人徹底検証・水資源開発公団編」を放映、「長良川河口堰の驚くべき実態」が浮き彫りになっています。

▲特殊法人「水資源開発公団」は1962年、高度経済成長をささえる水資源を開発し確保することを目的に設立された。以来全国各地でダムの建設がすすめられた。長良川河口堰もそのひとつ。


▲元環境庁長官 北川石松氏は閣僚の中でただひとり長良川河口堰建設に反対した。
 建設省の局長に「愛知県、三重県の県民に500億円の負担をかける。こんな予算どこにある」といったら金丸から電話がかかってきて「貴様生意気だ!」と。
 「河口堰を作ることによって利益に値する人がいるでしょ」


▲愛知県半田市では3年前水道の水源が木曽川から河口堰に切り替えられた。「工業用水は木曽川のおいしい水を飲んで、人間がバカにされていますよ」


▲知多半島半田市民の声「まずいくさい風呂へはいると肌がピリピリする」「洗濯すると手が荒れる」


▲岐阜大学 粕谷志郎教授「上流の水を取ったほうがより適切な水だと言える」「下流に行くほど環境ホルモンの汚染がはっきりしている」


▲亀山市 田中亮太市長「飲料水については、河口堰の水は不必要という結論に達している」


▲水資源開発公団の役員は官僚の天下り。


▲「河口堰の水を必要と言わせる実績作りのために住民は飲まされているのではないか」

 ここで紹介しましたテレビ報道、その他のビデオテープあります。ご覧になりたい方はご連絡下さい。
鈴鹿の安全でおいしい水を守る会
Email suzuka_mizu@yahoo.co.jp