ゼファー日記1
河内長野市・滝畑ダム
★2002年9月15日(日)・・・・・・・・・走行距離・117キロ
八時半、『仮面ライダー・龍騎』を見てから、出かける。
雨合羽、着替え、等のツーリング用品を後部座席に括り着けて居ると、結構肌寒いので、ジャケットは着る事にする。
都会を外れて、河内長野に着いたのが十時チョット前で、マックのモーニング399円。乗る時には上がった脚が、降りる時は失笑物で、荷物に引っかかってしまう。チャンと対策を練っておけば、転倒も無かった筈なのに・・・・・
道路に関しても、方向さえあえば行けると、都会的に考えて失敗。310号、371号と、間違え予定の道に入れたのは、三度目の正直。その間、ガス欠、立ちゴケ、・・・・散々でした。
そもそも、マックを出た時、近道を行こうとしたのが、間違いのもと。鬱蒼と繁る木立に囲まれた九十九折りを楽しく走って居ると、ライダーが二人、三人、後ろから、前から走り去る。負けずに着いて行こうとするが、差は広がる一方。気がついたら、知らない地名の看板が見え隠れする。仕方なく、膨らんだ所で、停車、地図を見る為に、眼鏡をかける。
やはり、間違えている。方向転換するには、チョット怖い山の坂道、降りる事にするが、マックでも失敗したように、脚が引っかかる。一度目の踏ん張りで、辛うじて右足は着地するが、バイクが反対側に倒れたがって居る。お出で、お出でをしながら二度目の踏ん張りを頑張るが、お出で、お出でをされているのは私で、身体ごと持って行かれては大変と、泣く泣く手を放す。
ゴリッと、音がして、ブレーキレバーの端が3センチ程で折れる。引き起しは、教習所で腕を磨いた私、慌てずに起こす。他に、エンジンカバーとマフラーのステンレス部分に傷が少々。それでも、少しは気が動転していたのか、しばらくしてから、左脚首が痛いので、ズボンを捲くって見ると、1×5センチ幅で、赤く擦り剥けていた。
山側で畑仕事をしている小母さんに笑われることもなく、出発。もとの分岐点に戻り、再挑戦。然し、今度は戸建ての集合団地に入り込んでしまう。そのまま奥まで、通り過ぎれば良かったらしいが、その時は判らず、ガソリンメーターばかりが気になる。針はレッドゾーンを示してから、大分立つ。スタンドは、地図上で一番近い店は休業中だった。マックの近くまで戻らないとならない。停車して、初めてのサブタンク使用の為に、マニュアルを出す。
いつものように、眼鏡をして、マニュアルのフェールタップを読む。『レバーを(嗚呼、ナント嫌な言葉だろう!)ON<通常>の位置から、RES<予備>の位置へ回すとある』。一度はやらなければ、と思いつつ、引き延ばされていた予習が、本番を迎えて終わる。忘れないうちに復習を、と言う訳で、スタンドに着くと真っ先に、レバーをON<通常>の位置に戻す。もちろん、ここでも、降りる時転びそうになる。気をつけないといけない。
帰りたい気持ちを奮い起こして、三度目の正直、予定通りの道へ入り込む。三叉路の寺、ほとんどの車が曲がるサイクルセンター、道は石畳まがいの舗装で、滑りそう。みやげ物売り、トンネル、トンネル、冠レストランを経て、十二時半、滝畑ダムに着く。日本全国の雨不足で、ダムは予想通り渇水していた。
見晴らし台兼休憩所の駐車場は、近寄り難い若者たちが占拠していた。駐車場にバイクを入れたものの、降りるに降りられず、帰りの道を地図で探していると、五台目の車が来て、窓から女の子たちが手を振る。待ち合わせだったらしい。ここは急いで退散と慌ててバイクを降り、方向転換をしていると、若者たちが車二台を置いて、出ていく。十代の若者が苦手なのは、私だけだろうか?向こうも、小父さんは苦手なんだろうけど・・・・・・・・
休憩所は、雑草が伸び放題で、草陰には食べ終えたコンビニの袋が華のように白く輝いて居る。ダムとバイクを撮って、休憩を終える。ノンビリするには、虫が多過ぎる。写真をとる間に、二カ所刺されて退散する。
駐車場出口で、強引に突っ込んでくる軽自動車とぶつかりそうになる。戻る事も出来ず、初事故覚悟で停車すると、軽は私を避けて、蓋の無い排水路を無理矢理渡って、駐車場に入る。初心者マークの窓から覗く二人の女の子の笑顔が、照れている。仲良くなるには充分な似た者同士、照れ笑いをしたいのは、こちらも同じ。心地好い気分を大事に、帰宅する。