○ 木下貝層 (きおろし かいそう)
( 出典 ; 「 印西市/文化財ガイドブック ― 天然記念物 木下貝層 ― 」  印西市教育委員会 発行 )

 木下貝層の名は、この貝化石類を多く含んだ地層が木下で最初に調査されたので、この地層の名前があります。 千葉県北部から茨城県南部あたりに広く分布しています。
 木下貝層は、約12〜13万年前の地層で、その頃の関東平野は、「古東京湾」と呼ばれる大きな海が広がっていました。 印西市周辺も古東京湾の一部で、その海の波や潮の流れによって貝殻が集められ地層となったものが木下貝層です。 ここに見られる貝化石で多いものは、バカガイ、ヒメアサリ、クサビザラガイ、タマキガイ、マメウラシマガイなどで、このほか、カシパンウニもよく出てきます。 これらの化石は、現在でも生息する浅海性の貝類がほとんどで、当時、浅い海であったことがわかります。 その後、古東京湾は海面が下がったり、陸地が上昇したりして、現在のような台地となっています。
 平成14年3月19日に国の天然記念物に指定されました。 同指定地は木下公園整備予定地内にあり、16年度完成をめざして現在整備中です。

 【所在地】 印西市木下799−1、ほか    【行き方】 JR木下駅下車徒歩15分



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