1997.6.1 西赤石山 二人
日浦登山口は登山者の車約15台あり、法皇山系では初めての経験である。
皆「ツガ桜」「ミツバツツジ」の見学と思える。
これでは頂上はさもラッシュアワーもどきと思え、今回は昼寝の目的のため早立ちしてきたががっかりである。

登山口にていつもどうり菓子パンにて朝食をすませ登り始める。
住友林業にてよく整備された登山道を進む。
大正5年まで約200年間銅の採掘のため開かれた各種の施設(2,000人収容の劇場・学校・迎賓館等々)がその土台のみを残している。
途中小さな白い花びらでガクが赤い高さ数センチの花が道ばたに沢山咲誇っている。
かって二つ岳山頂にあったものと良く似ている。
途中先行者を抜いたとき質問すればあれが「アカモノ」ということである。
6月下旬に咲誇ると登山ガイドには書いているが今年は温暖な気象の影響で1ケ月ほど早く咲き出しているとのことであり、追加質問の「ツガ桜は」には、連休明けに咲き出しているので残っているかどうかとのことである。
途中日出町ルートから分かれたが、銅山越しまで道ばたにはアカモノがずっと咲いていた。
銅山越しにてザックを交換し、ツガ桜が群生しているという東山を目指す。
東山周辺には登山道脇に立入禁止のロープがはられその中に待望のツガ桜がアカモノよりさらに小さな白い花びらをつけて満開やや過ぎの状態で咲誇っている。
場所によればアカモノとツガ桜が一緒に咲いている場所もある。
一昨年に訪れた時はロープは張られていなかったが。
なにしろ日本のツガ桜の南限であるため保護のためにはやもう得ない措置ではあるが・・・。
西赤石頂上付近の岩場にもツガ桜が岩にヘバリつくように咲いていた。
頂上は思ったほど人がいなくていつもよりゆっくり食事をし、下山し銅山越しから西山方面へ向うと途中牛車道までツガ桜が登山道脇に咲いていた。
下山道は日出町経由にてゆっくり途中コーヒーブレイクをはさみながら下山した。
同時に貴重な二つの花が見られて良い登山であった。