1998.2.1 塔の丸 二人
1月は元旦から雨続きで結局山行は三嶺のみとなってしまった。
今回は、夏時間で登り1時間50分と手ごろ感があるため初めての塔の丸へ向かう。
たぶん先行者が有るだろうとゆっくり登山口へ向かう。
途中つづろ堂手前にてチェーンを装着し、スキー客の車に混じり夫婦池へ向かう。
四駆でも超安全運転の車もありノロノロと進んだ。
登山口には、車がなく登山道にもトレースの形跡なし。夫婦池には丸笹山へ向かう数人のパーティが身支度中であった。
登山口脇の除雪された道路上へ駐車し車内にていつものように朝食を取り身支度をする。
登山口より山腹を巻き気味に動物の足跡を追いながら進むが全然トレースは見あたらない。
しかしながら赤布が釣瓶打ちに付けられているため案外ルートは取り易い。
と思いながら進んでいる内にルートを失う。
しばらく上へ登ったが見あたらず巻き気味に先へ進むと営林署の立て看板に出会い、ルートへ戻る。

しばらくすると沢を横切り稜線上へ出、剣山・ジロウギュウ・三嶺等が曇空の下で目の前に現れた。
稜線へ出たので樹林帯の中ほどは雪に潜らないだろうと淡い期待を持ち進むが、夏道をはずすと熊笹の上の積雪が中程に厚さ約1センチ程の氷雪層を含むものの、踏み込むと途端に膝上まで潜り込み非常に歩きずらいルートが延々と続く。途中クラストした場所もあるが数歩で元へ戻る。
ジグザグに夏道を追いながら進むが非常に消耗する。
途中後方に人影が見え、今の我々のスピードならばすぐに追いつき、ラッセルを交代できると思ったが何時まで立っても追いついてこない。
途中であきらめたらしい。
頂上手前のピーク迄はと思いながら、立ち止まったままの小休止のみで休憩せずにがんばったが、なかなか到達せず、時間的にも3時間40分経過したのであきらめ途中の岩陰迄戻りいつもの焼酎付きの昼食をとり下山にかかる。
途中案じていた左膝が痛みだし、予防のため右足に付けていたテーピングを左足に巻き返しながらゆっくり下山する。
途中よりトレース跡から判断すれば数名が来ていたようであるが皆稜線へ出て少し進んだあたりから引き替えしているようであった。
手短と侮っていたが、とんだしっぺ返しを食らってしまった山行であった。