2001.7.14 黒笠山 二人
暑くなれば、山はどこも人が一杯。そうすれば私達の山行の機会が減ってくる。
今回は、少しこういう悪循環(?)を打破しようと考えた。
分県登山ガイドにはそれぞれの執筆者が登山適期を記入している。
これを逆に活用すれば、不適の季節の山は人が少ない。(でも、本当に不適の所もある。)
というわけで長らくご無沙汰をしている、この季節頂上からの展望以外はほとんどゼロと思える黒笠山へ向かった。
途中の何カ所かの水場。ブナの原生林。頂上稜線の涼しい風・・・を想像しながら、助手席でウトウト。
眼が醒めたのは木綿麻温泉あたり。
県道小島峠線へ入り、第2白井橋を渡り、狭いコンクリート道を上がる。
行き止まりに数台分のスペースがある。
前回は近くに地元の人がいたので断って駐車したが今回は誰も見えない。(不法駐車?)
無人の民家の下を通り、橋を渡り、登山道へはいる。
このあたりには、地元の人達手作りの標識が出ている。
登山口〜頂上標高差約1,000b。人工林の中を上を目指す。
登山口より約800bで黒笠神社の鳥居。脇には冷たい水が。
さらに人工林を登り、しばらく行くと自然林に変わってくる。
このあたりから登山道脇にいろいろな花が目に付いてくる。
また、ブナ林も出てくる。でも風もなく、流れ落ちる汗で眼鏡が曇る。
やがて小さな黒笠神社本殿。あと1時間弱で頂上だが、水分を取りカロリーを補給する。
急坂を登り稜線へ出るが、風はほとんどなし。
時折ガスで薄暗くなったり、遠くで雷の音。でも、それ程悪くはなりそうもない。
途中にもあったが、二輪の花を付けたオレンジ色の【?ユリ】が登山道脇で歓迎してくれている。
やがて、右手より矢筈からの道をあわせ、岩場を登り切れば狭い頂上。
ガスのため、眼前の矢筈は見え隠れ。遠くの稜線もガスの中。
昼食は、西側の斜面に張り出している、セミ・鳥の声以外は静かなテラス。
下を覗けば数十bの高さ。岩には花期を過ぎたコメツツジ。
ビールで喉を潤し、昼食&ブラックコーヒー。 
下りたくない気持ちを断ち切り、また下界への逆戻り。
こんな気持ちと疲れでなかなか足が進まないのを、なだめ賺し登山口へ。
あとは、定例の岩戸温泉。
一日中誰にも会わず、静かな、楽しい、でも足にはきつい山行でした。