2001.8.15〜17    三嶺〜剣山    二人


8/15

フスベヨリ谷に彼女が住んでいるらしいとの情報。
初めての高知側からの三嶺&剣山までの縦走を計画。
でも、足が・・・。
渋る息子に林道ドライブが・・・と初日の光石、三日目の見の越への送迎を頼み込む。
縦走の場合、足が困るのだが、以前の剣から天狗の時は車2台で1台を名頃に置き、
別の車で見の残へ戻り歩き始めた。また、事前にタクシーを予約している人もいる。

缶ビール・ワイン・日本酒占めて3キログラムは女房のザックへ。
二人で合計31キログラム。


                    キツネノカミソリ

15日は八丁ヒュッテまでの1時間程度。しかし夕立が心配で10時前に家を出る。
光石より約一時間でキツネノカミソリが咲く木立の中を八丁ヒュッテへ。
思っていたより大きい(2階建てで二十数名宿泊可能)、直ぐ前に水場、綺麗なトイ
レ、快適な今夜の宿である。



          八丁ヒュッテ

ついでに私ども夫婦の独断での避難小屋の序列をつけると、
綺麗さ(築何年)
三嶺ヒュッテ>お亀岩避難小屋>八丁ヒュッテ>白髪避難小屋=丸石避難小屋
水場の近さ
八丁>お亀岩(往復十分)>三嶺(名頃側へ往復三十分)=白髪(高知側へ往復三十分)>丸石(ジロウギュウへ往復三時間)
トイレ
八丁>お亀岩(虫が多い)>>三嶺(汚い)>>白髪・丸石(無し=笹の中)
広さ
三嶺>八丁>お亀岩>白髪=丸石(=十畳間、平屋建て)
日の出・日の入り・景観
三嶺>白髪>お亀岩>八丁=丸石


          お亀岩避難小屋
 

          三嶺避難小屋
 

          白髪避難小屋
 

             丸石避難小屋

早速、荷を解きシュラフでくるんだワインを水場で冷し、アルミパックを凍らせた
氷で冷やしながら持ってきたビールで先ずは喉を潤そうとしていたら夕立がポツリポ
ツリと。(その間に女房はシュラフの中で蓑虫のように着替え)

そこへ、夫婦連れの方が雨宿りにヒュッテへ。
どちらから? 「善通寺から」
善通寺で山とバンドをやってる方は? 「何という方?」
なかちゃん! 「私です」
というわけで、先週の山行情報でお世話になった、なかちゃんとばったり。
(世の中は狭いものです・・・) そのうち雨も上がり二人は下山。

ワインを空け、お湯で12分のご飯パック+レトルトカレー+キュウリサラダ他の夕食。
で、私のコッフェルは嵩張るが四角の大きめを利用。
最近はいろんな便利な食材が多いので簡単に美味しい食事が。


        豪勢な夕食

16日朝は快晴。6時過ぎに親子連れの方が通り過ぎる。
歩き出すと沢沿いの、ゴミのない気持良いコースである。
ツリフネソウがピンクの花を葉の下に付け、ジャコウソウが咲いている。


       ツリフネソウ

途中何本かの支沢には彼女が住んでいそうな雰囲気。
少し入り込めばひょっとすれば???と話ながら歩く。


        西熊渓谷

最後の水場あたりは、ツリガネニンジン・オトギリソウ・フウロの花畑。
昼食用水を補給し、やっとの思いで「希望のコル」涼しい風が汗を吹飛ばしてくれる。

昼前に無人の三嶺山頂へ。この時期で無人とはラッキー。


         三嶺ヒュッテ

コンロでインスタントラーメンを作り昼食を済ませ、白髪避難小屋へ向かう。
途中カヤハゲの岩の上で30分ほど昼寝タイム。心地よい風でウツラウツラ。


          昼寝タイム

十畳敷の小屋は二人だけ。夕食+朝食用の水を汲みに高知側の水場へ下る。
(明日の昼はジロウギュウ巻き路の水場を利用予定のため最低限持参する。)

日の入り見物に白髪の別れへ。高知側からガスが上がり、天狗塚が見え隠れ。
お亀岩辺りに沈む太陽。写真に納め小屋へ戻り早速夕食。



我が家の定番「パックおでん(二人分で1.2sで少し重いが)」+赤飯を肴に
あっという間に五合の酒がなくなる。(誰が飲んだのやら???)
ここでは、「ちょっと買いに」は不可能なのであきらめ、花火を楽しみシュラフへ。



外は満天の星空。気温二十℃。
夜はシュラフのジッパーを開けても少し暑いぐらいだった。

17日朝は、ガス・ガス・ガス。
五月の時は、シュラフの中から日の出が見えたのだが・・・

ガスで展望は期待できないが、でもどうせ露で濡れた笹の中を泳ぐだけなのでと、
カッパの下+スパッツを着け歩き出す。ゴアが破れているのでビニールで足をくるみ
靴を履く。

我が家の山歩きは雪山を含め常にレディーファースト。が、石立分岐辺りで女房が
怒り出す。
「笹が顔に当り前が見えない」「もつれた笹を掻き分けるのがしんどい・・・」
「地面が見えない」
で、トップを交代。なるほどセカンドより体力がいるなと感心する。
一昨年は、逆方向に縦走したが、その時より笹が増えている感じ。
 
前回は、伊勢の岩屋コースを取ったが、今回は高の瀬経由。
丸石小屋への下りで調子に乗ってグイグイ下がっているうちにコースアウト。
30分ほどロスする。(全コース共、慎重にテープを追えばコースアウトの心配全くなし)

そのうち時間を心配し出す。
見の越での待ち合せが15〜16時。逆算すればジロウギュウの水場には12時には
着きたい。二人共無言で急ぐ。やっとの思いでガスで何も見えない丸石へ12時着。
視界数メートルの中ジロウギュウ目指すが、途中で方向が心配になる。でも、丸石
からは他へのルートは無い筈。やがて、スーパー林道への分岐。ほっとする。

ここからは、今日初めての刈込まれた「天国!!!」のような登山道。
女房に「ゆっくり来い」と、一人で脇の花にも目をくれず水場へ急ぐ。
ここに咲くウメバチソウだけは一枚。



13時巻道分岐へ。水場で登山道上に座り込み、荷を解きコンロに火を付け湯を沸す。
沸いた頃に女房が到着し、楽しみにしていたペペロンチーノ。 

茹でたてのスパゲッティ&パン&コーヒー&梨と、ジロウギュウを諦めゆっくり昼食を取る。
(電波状況?によるが、お亀岩コルとジロウギュウ水場近くのみ携帯電話可能)


        ガスの縦走路

気温20度。ガスが飛び、すぐそこの稜線が見え隠れする中で合羽を脱ぐ。
14時40分ジロウギュウ峠分岐。途中一度だけジロウギュウが顔を出す。
「どうして寄らないんだ?」と。

西島への巻道をへショートカットする女房と別れて、一人で剣山頂へ。
二月に一人で喘ぎながらジロウギュウから戻った時間の長さが嘘のような近さ。
頂上標識をカメラに納めようとしても離れると字が見えないほどのガス。



15時、木道を歩くうちに前方から人影が突然。
頂上ヒュッテ付近からは頂上を目指す多くの人・人・人。 さすが大観光地。

スリッパで登る人等とすれ違いながら走り下り、遊歩道で女房に追いつき、
15時40分迎えの待つ見の越へ到着。頂上から四十分で下り何とかセーフ。

2月以来の見の越。さすがに車が多いと感心しながら乗込み、岩戸温泉へ。
温泉裏の満開のサルスベリのピンクの花を見ながらゆっくり湯船へ。
運転手付のため、何時もと違い車内でビールを片手に反省会。
楽しい山行でした。


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