2001.11.11 しがきの丸 二人
初めてのしがきの丸 。
果たして、どんな山だろうと向かった。
登山口は、前回のスーパー林道の帰途、確認済み。
5時に出発し、いつもどおり後部座席で横になり穴吹で目を覚ます。
R193倉羅峠・土須峠経由で木沢村へ入る。
沢谷川沿いには既に何人かのカメラマンが紅葉撮影で三脚をセット中。
登山口のスペースへ車を入れ、対岸の紅葉を見ながらの朝食。
最初は、樫手谷川右岸の人工林の中のしっかりした道を歩く。
やがて、伐採跡へ入ると今まで
の薄暗さから一挙に明るい世界へ。
その後再び樹林帯へ入り、伐採小屋で左岸へ渡り、枯れ沢を直上する。
やや細くなった所で赤テープに導かれ左手の杉林へ入り高度を稼ぐ。
そのうち水の音が大きくなり、眼前に滝が出現。高さ10m程か。
滝壺は浅く、夏はそのまま入って行けそうな雰囲気。
やがて、防火線の尾根へ出る。
防火線を直上する途中で見上げると鹿が見つめている。
目と目が合うと(?)脇の笹の茂みへ逃げ込んだ。
鹿がいたと思える地点まで上がると新しい足跡が多数。
時期が過ぎたのか、鳴き声は聞こえなかったが・・・
急斜面をやっとの事で稜線へ。前方に頂上が見え隠れしている。

その後、密度の薄いスズタケのブッシュを通り、コル目掛けて急降下する。
コルからは、両手両足を使っての急斜面の登り。
木々があるので何とか引っ張り上げるところも何カ所か。
平坦になると落ち葉が敷き詰められた無人の頂上広場へ。
登りに予定外の時間を取られたので、下りを小畠集落へ下り「タヌキノショクダイ発生地」を散策しようと考えていたがどうしようかと地図を拡げる。
ルートを確認しようと少し下ると、右小畠・左沢谷の標識が。
地図では沢谷まで、狭い尾根が一直線に続いている。
時間的に短いだろう
と、急遽予定変更で沢谷ルートへ。
荷物をまとめ、歩き出すと、人工林の中を赤テープに導かれながらのほぼ一直線の急降下。
やがて、細い尾根の上部を歩くようになり、右手の雑木林越しに坂州木頭川の河原が見え隠れ。
とにかくジグザグは一切無視の直下降一本の合理的な下山道。
そのうち、役目の終わったTVアンテナが何本か出現。
共同視聴アンテナが出来る前の残骸だろうか?
突然、立派な発電器を備えた共同視聴アンテナが現れる。
こんな所にと思い近づくと、直ぐ左手に農家があり、舗装道路が。
あとは、道路を適当にショートカットしながら国道へ下る。
車まで約1q、紅葉を見ながらの国道歩き。
登り3時間30分、下り1時間40分(国道歩き含む)と、いかにも効率的な下山道。
人工林・伐採跡・自然林・枯れ沢・滝・胸付き八丁・両手両足をフルに使う登り&見事な青空・紅葉。
山の中では、鹿以外に誰にも出会わない一日中貸し切り状態。
静かな山歩きでした。