2001.12.28     大座礼山     二人


権田山のブナと、大座礼山のそれとはどちらが大きいのだろう?
行って、直接見てみよう!
というわけで、正月休みに入った28日2年振りの大座礼山へ。

朝5時を過ぎてもまだ布団の中。でも、時間的に短いので大丈夫と。
結局出発したのは6時30分。

今回の山行に女房はあまり乗り気でない様子で、後部座席で横になる。
(何回も同じ山へ行くの面白くないとのことで、オカンムリ)仕方なく運転席へ。
三島・川之江で高速を降り、法皇トンネルへ。
途中いつもの酒屋へ寄り道をし、日本酒を入手。

金砂湖・富郷ダムは満水状況。空模様はあまりぱっとしない。
筏津が近づくに連れて路肩に残雪がチラホラ。

ガリガリに凍結した橋を渡り筏津山荘駐車場へ入りチェーンを装着。
解けた雪で凍結した路面を慎重に太田尾越へ。
振り向けば、東赤石は雪雲の中に頂上を隠している。
峠を過ぎ、南斜面では路面のアスファルトが露出。

大座礼山への入り口にはプレハブの工事現場事務所が二棟。
轍が続いているのでそのまま入ると巨大な造成地が出現。
以前、下の深い沢へ下り自生のワサビを探した所が埋め尽くされている。
林道も更に奥へ延ばすようである。

登山口からは、20pほどのスノーパウダが続いている。
最初の急登を登り切り、雪の積もった橋を二つ渡ったあたりからは静かなハイキングコース。        
先導役の兎(?)の足跡を追いながら斜面を進む。
道端のシャクナゲが雪対策(?)として葉を、傘を畳んだようにしている。
途中沢を横切る地点の吹き溜まりは、腰までの雪量。
          
やがて、春ワサビが自生している辺りで、コンコンコンー・コンコンコンーと大工さんの物音。
樹林を探しても見えないが、キツツキが大工仕事中。
じゃまにならないよう斜面を這い上がろうとすると羽音を残し飛び去った。
水がチョロチョロしている小さな沢では、小鳥が3羽水飲み中。
近づくと、これもあわてて飛び去った。

やがて、人工林を過ぎ井野川越へ。ブナとの再会ももうすぐだ。
急斜面を上がり切ると待望のブナが雪の中しっかりと踏ん張っている。
近づき眺めるが、権田のそれと比較しても劣らない太さ。
幾分こちらの方が若々しく逞しい感じがする。

根元にザックを下ろし、頂上を目指す。
雪の付いた急な斜面を、木に掴まりながら記憶を辿り斜上する。
直ぐに頂上。
二つ岳・赤星方面が薄いガスの中眼前に。

反対方向は平家平・笹ヶ峰が樹林越しに白く輝いている。
頭上には次から次へと厚い雲が飛ばされてくる。

ブナの根元へ戻り店開き。例によってコッフェルの蓋で燗酒を作り乾杯。
気温−5℃のなか、冷えた体に染み渡る日本酒。
やっぱり雪の中では熱燗が最高!!!

空は時々青空が覗くが直ぐに鉛色に覆われるので長居は無用と下山に掛かる。
雪を蹴散らしながら駆け下りる。

雪と戯れた2001年最後の静かな山歩きだった。


戻る