2002.2.24     次郎笈〜剣山     一人


恒例化している冬の次郎笈。
過去の記録を開いてみると
96/03/10  アイゼンを効かした快適な稜線歩き
97/01/03  雪がほとんどなし
98/03/07  稜線のラッセルに苦しむ
99/03/06  巻き道雪少なく夏タイムで歩く
00/02/05  積雪過去の半分か?
01/02/04  トレースのない稜線を喘ぎながら歩く
02/01/20  雪のないジロウ
毎年積雪量・雪面状態が異なり楽しまさせてくれる次郎笈。

今回はどんなジロウだろうと早朝のR438を見の越目指す。
三頭トンネルで気温4℃。雪は解けているだろうなぁー!

第5ヘアーピンにてチェーンを装着。
空にはガスがかかり青空は見えていない。
でも天気予報では前線が通過し回復を信じよう。

見の越では先客の車が3台。準備中に3台と集まってくる。
年々増加している。
以前は、日曜日でも多くてもせいぜい2〜3台だったのだが?

登山道は昨日の登山者のトレースで西島までは舗装道路状態。
梢では小鳥が囀っている。
汗をかきながら西島へ着き、巻き道を覗くとここにもトレースが。
雪面も堅く、ワカンも持参しているので巻き道を選択。

巻き道ではほとんど潜らず、むしろアイゼンがあった方が良さそうな場所も。
樹林越しにガスが強風に飛ばされているのが見える。

稜線へ出ると、新しいトレースがある。
昨日のトレースはほとんど消え、踏み抜いた穴だけが残っている。
雪庇の上を歩いたり、下を歩いたり思い思いのものが。
が、肝心のジロウはガスの中。

次郎笈峠の標識は深く沈んでいる。
稜線を進む内にガスの中にジロウの斜面が見えてくる。が、雪が少ない。
いつもの真っ白な斜面には、至る所にシミのような斑点が。

やがて、急登を上がり始めると明るくなり、急に青空が。
やっと機嫌を直してくれたようだ・・・
岩陰でアイゼンを着け、ウインドブレーカーを着用する。
向かい側の一の森・槍戸がくっきりと姿を現してくる。
でも、太郎はガスの中。

登りは、いつもは北側の斜面を歩くが、今日は忠実に稜線通しのトレースを追う。
足跡から3〜4名上がっているらしい。
この時間に剣山経由で来ている様子なので縦走者だろうか?

そのうちに、ガスが消え空一面青空となる。
やがて、ジャンクションピークへ着くと頂上より7名が下山してくる。
見の越で一泊して、剣経由で来たという阪神のグループであった。
この時期のジロウ頂上で人に出会ったのは初めてである。

強風の頂上からは、丸石・高の背と山頂が真っ白。
三嶺はややガスの中でぼんやりと。
塔の丸・丸笹も頂上のみ真っ白。
やがて、剣山も頭を出して来る。

展望を楽しみ、下り始めるとやがてガスに覆われてくる。
先ほどのパーティに西島への分岐で追いつく。カステラを御馳走して頂き、脇へザックを降ろす。
15分ほど話し込み別れ、剣山を目指し登る。

ここも、昨日の踏み抜いた穴はいっぱいあるが、雪面が良く締まりどこを歩いても潜らない。
おそらくここ2・3日の好天で雪面が解け、それが固まりまるで春山の様子である。

無人の頂上はガスの中。
いつもの雲海荘横は風が当たりそうなのでヒュッテ前へ行く。
が、強風が吹き抜けている。神社の寒暖計は−5℃。
まだ11時40分なので途中まで下り樹林の中で昼食にしようと下る。

結局西島駅まで下る。先ほどのパーティが休憩している。
他のパーティもリフト駅内で昼食中。売店前の広場で店開き。
今日はいつもの飲兵衛がいないので熱燗は無し。

食事中も三嶺の出番を待つがガスから顔を出さない。
仕方なく片づけ、見の越へ下る。

見の越7時50分出発、帰着13時20分のあっけない山歩きだった。
冬の次郎笈、いつも無人の静かな山であったが・・・

夫婦池では家族連れが遊び、塔の丸入り口では車が3台。
もう春が直ぐそこまで来ている様子である。

帰途は、いつもの缶○ール&水風呂を求め今年4回目の木綿麻温泉へ。


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