2002.3.9〜10 奥物部調査
9・10日の二日間熊ハギ調査で奥物部山域をさまよってきた。
昨年末、掲示板への書き込みに参加者募集が掲載。
果たして役に立つのだろうか???と思いながら申し込み。
8日の14時頃明日・明後日に実施の連絡が携帯へ。
集合は別府峡温泉へ7時30分、というわけで朝4時30分自宅を出発。
南国辺りで東の空が明るくなり始める。雲一つない快晴である。
対向車がほとんどないR195を走り、何とか時間に間に合う。
初対面のS氏他3名と挨拶を交わす。
初日はジルザワ谷周辺を3ブロックに分け調査。S氏とペアを組み
大栃林道を進み中東山西側のジルザワ谷を横切り調査対象林へ入る。
早速熊ハギの現物と対面。最初の調査エリアでは樹齢20年ほどの直径二十数pの檜がほとんど剥がされている。しかし
、およそ数年前の様子らしい。
与えられた地図を頼りに次の地点へ移ろうとすると、地図と異なっている。
地図上では人工林が続いているが、実際は藪藪藪・・・
途中名のない滝が出現。
水流の両脇は凍っている。
更に脇の階段状になった地面には無数のツララが。
サボってはおれないので、次の地点へ向かうが、ここからが・・・・
かって経験したことのない様な小指ほどのスズタケのブッシュ。
S氏を先頭に進むが、方角も何も全く解らない状態。
とにかく進むしかないが、なかなか・・・
やがて、大きな岩が近づき、上へ這い上がる。が展望は効かない。
S氏が木に登り探すが???だいたいの方角を決め歩き出す。
といっても依然S氏がTOP。後から付いて行くだけの中高年の狡賢さ。
計一時間三十分ほどさまよいやっとブッシュから解放される。
まるで天国のような歩き良さ。沢へ下り昼食タイム。
昼寝をしたい様な暖かさ。でも、調査地域がほとんど残っている。
重い腰を上げ、再度樹林の中へ。今度は作業道が見つかり、これを中心に歩く。
でも、至る所に獣道が。ほとんどが、鹿・カモシカ・イノシシらしい。
所々に彼らの糞が点在。
今までの山行ではほとんど気にしていなかった事が、見ようと思うだけで
いろいろ見えてくる。午後は、午前の失敗の反省からブッシュへは決して
深入りしない狡賢さ。という訳で、おおよそノルマの1/3近くしか消化
できずに1日目は終了。他チームは順調にノルマを果たしていた様子。
別府峡温泉で疲れを癒す。気が付かなかったが足にはあちこちに引っ掻き傷が。
2日目は地元の方も加わり4チームに。地元のK氏とペアで、
峰越林道の両脇を調査。峠手前近くまで車で送ってもらい調査しながら下って行く。
K氏は私より年長だが、シーズンには猟をしているとのことで軽い足取りで前を歩く。
昨年は猪に愛犬を襲われたとのこと。
ほとんど作業道の無い所だが、獣道をすいすいと進み付いて行くだけで汗ビッショリ。
やはり、何カ所かで熊ハギを確認。また、今朝歩いたと思われる鹿の足跡や、新しい
寝床やいろいろ発見する。K氏は丁寧に一つ一つ説明してくれ、新しい経験をする。
振り返ると白髪山の笹が快晴の中光っている。
今日はK氏のお陰で、何とか全エリアを確認し集合地点へ戻る。
標高差1000m以上の道無き斜面を強引に下ったチームとか、
鹿と出くわすチームとか。色々な収穫を得て二日間を無事終了。
果たして、データは役に立つのだろうか?
あまり役には立てていないが、新しい経験を積むことが出来た二日間であった。