2002.6.8     樫戸丸     二人


天女花。
過去に一度だけお目にかかった白い厳かな花。あちこちのネット上に、咲き始めたとの情報。
でもいくら真夏日が続いていると言っても早いのではと思いながら申太郎山へ。
ネットで調べただけなので25000地形図上には山名の記述はないが標高・記述等からここだろうと勝手に1565.7m峰を申太郎山に仕立てる。
でも登山口が良く解らない。林道が北側を巻いているので、どちらかの尾根から入れるのでは???

ところが、朝眼が覚めると6時過ぎ。
休日には珍しく朝寝坊。先週からの午前様2回、母の3回忌の法事等でアルコール漬けの生活(明日は叔父の13回忌)が、ボデーブローのように効いている様子。
でも、行動時間は短いのでOKとノロノロと支度。
結局家を出たのは8日午前7時過ぎ。
山川町まで後部座席でウトウト。

スーパー林道へ入ると凄い砂埃。
地形図上で一方の稜線になる風の広場に、車が2台駐車中。
近寄って中を見れば登山者らしい。周りを探せば広場の奥に赤テープ。
で、ここを登山口と勝手に決めつける。

入り口は、かっては笹のブッシュであった様子だが、綺麗に刈り込まれている。
途中2カ所ほど林道より上がってくる道が交わる新緑の自然林を歩く。
至る所に獣道が横切り、所々に鹿の糞が。

久しぶりにブナが点在する自然林を散歩気分で散策。
峠歩きでは、ほとんどの所が人工林の中であったので。

やがて、前方より4人連れが下りてきたので挨拶を交わし、しばし話し込む。
これも、峠歩きではここしばらくは山中で話すことがほとんどなかったので新鮮な感じ。
しかし、やはり天女花はまだとのこと。

林が切れると、クガイソウの群落(?)が広々と。
花期には綺麗な紫色の絨毯になるのでは???

歩き始めて60分ほどで天女花の青い無数の蕾に出会う。
それらの中にやや色づき始めたのがチラホラ。

又出直すことにしようと、取り敢えず頂上へ。
頂上標識には樫戸丸。アレッー。でも天女花が刻まれている。
地形図上に記述のないピークには色々名前が付いているのだろう。

頂上下の岩の上で昼食。広場が見渡せ、車が増えている。
やがて、4人連れ・単独の人が次々に上がってくる。
更に、ガスまで上がって来て、濡れたシャツでは肌寒くなってくる。
              
冷たいビール&定番の昼食を摂り、今日は昼寝は諦め下山の準備。
川成峠方面へも路は続いているのでどちらかが下りようかと話すが、下りた後の土埃が舞う林道歩きは嫌なので二人そろって引き返す。

思い思いに草木を見ながらぶらぶら下っていると、鹿が山道上に。
我々を見つけると急いでブッシュの中へ逃げ込む。何も悪いことはしないのに。

広場へ戻り、時間もたっぷりあるので四季美谷温泉へ向かうことに。
今度は林道上で鹿に遭遇。相手は慌てて脇のブッシュへ逃げ込んだ。
これだけ鹿が多ければ樹林の被害も相当出ているのだろうと思いながらのんびりと走らせる。

前回はガスに隠れていた西三子山を、裸でベランダから眺め、飲酒運転にならないようジュースで水分を補給し、通り雨で濡れた路面のR193を帰途につく。


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