2002.6.15 丸山峠 二人
下草が茂り、峠歩きには少し時期が遅くなり過ぎているが丸山峠へ上がり三方山を目指そうと計画。
ただし、地形図には両者とも名前の記述無し。
ネットで探すが記録無し。ただ、熊谷峠(丸山峠)から三方山の見出しはあるが詳細はなし。
何とかなるだろうと15日薄曇りの中出掛ける。
例によって25000は拡大してプリントアウトし持参する。
西祖谷善徳の村営駐車場で朝食を摂る。
目の前の祖谷川を挟み、急傾斜で立ち上がる斜面に今久保の集落がへばりつくように点在している。
県道から下り祖谷川を渡りつづら折りを上がり、この辺りと目星を付けていた辺りを探すが入り口が見あたらない。
車をUターンさせゆっくり引き返すと檜の幹に赤テープ。
林道脇へ車を止め歩き出すが、直ぐに栗林。栗の花が一杯咲いているが、テープは見えない。
地図でおおよその見当を付け檜林の中を斜上する。
30分ほどで登山道へひょっこりと飛び出すとそこに2カ所の赤テープ。ピッタリ。
やがて、小さな沢を横切り急傾斜を上がると、ぽっかり開けてススキの原っぱへ。
雰囲気的には峠らしいが横切る路もなく、また地蔵尊も見あたらないので先へ進む。斜面が崩壊し、少し上を巻き鞍部へ下る。
ここが峠?地蔵尊は?
帰りにゆっくり探そうと先へ進む。
地図では、ここから尾根伝いに歩き5番目のピークが頂上。
最初のピークへの登りは至る所で間伐がされて、切り倒された樹木が転がり、これを避けて歩く。

2番目のピークへの登りあたりから膝ぐらいの笹が出始めるが、ブナ混じりの自然林となり気持ちの良い散策路となる。
3番目のピークは、シャクナゲの群生地を、頭を下げ右へ左へとトンネルの中を進む。
所々にアセビの木も。シーズン中ならば見事なシャクナゲのトンネルだろう。
4番目のピーク手前あたりから待望(?)の背丈ほどのスズタケ&灌木のブッシュ。
でもそれほど密集はしていないので、何とかテープ・踏み後を容易に追える。
足下には、ずっとフタリシズカが案内してくれている。
一カ所開け、目の前に三方山北面がチラリ。
鞍部へ下り最後の登りを上がると吉野川沿いの有瀬方面からと思える踏み後の有る尾根へ出て、直ぐに頂上。
賑やかに手作りの頂上標識がついている頂上からは南方面が開けているが、あいにくもやっとしているので展望はもう一つ。
日陰を探し、おそらく京柱峠方面へ続く頂上脇の尾根路上で、いつもの二時間の昼食&昼寝タイム。
帰途は、ルートを失わないよう慎重に下がろうと話し合っていたが、やはり数回右往左往してしまった。
トップが進む方向をセカンドが常に疑いながら下ってもこの有様。
何しろ歩いてきたルートは直ぐに忘れ去っている痴呆性がかかり始めている二人だから。
でも、藪を嫌がらない馬鹿な二人連れ。
峠まで戻り、地蔵尊探し。
端の方の笹の茂みの中に隠れるように佇んでいた。
「安政二年(一八五五年)」と彫られている。
亀尻峠への途中にあった地蔵尊は安政七年と彫られ、同時代に祀られたようだ。
周りの笹を取り除き、散らかっていたお供えを整え下山する。
途中の沢には小動物の頭蓋骨が。歯が綺麗にそろって残っている上下の顎の長さ10センチ程度。
狐だろうか?水で綺麗に洗おうとしていたら、下顎がとれ、歯も抜け落ちた。流されないよう脇に安置する。
後は、冥地の集落を抜け祖谷川を渡らずにトンネルへ向かい、R32経由簡保の宿トロン温泉で汗を流し帰宅する。