2002.7.21     タヌキノショクダイ     二人


7月21日、木沢村の天然記念物「沢谷のタヌキノショクダイ発生地」見学へ。
時期的には遅いかも知れないが???

R193から脇へ入り点在している民家の脇を抜け、三叉路の道端の花壇を手入れしている人に場所を質問。
「タヌキノショクダイは何処にありますか?」
「金網のフェンスの中にあって小さく、枯れ枝の下にあるので見えないよ!」との返事。
せっかくここまで来ているのだが、仕方無しと半ば諦め、時間もあるので車を降り話し込む。

まず、自己紹介をし「木沢」「平家平」「神領ユリ」「熊ハギ」「鹿ハギ」等木沢村へ足を運ぶことになった経緯を話す。
また、「徳島の隠れた名峰と峠」のK氏、木沢役場のM氏、岩倉のU氏、高松のN氏、坂出のU氏など、木沢の情報を頂いた方々の話題を出すと「皆、私の知り 合いですよ!」。
さらに続いて、「タヌキノショクダイ、案内してあげる」との言葉!!!
(帰宅後、徳島のK氏に確認すれば、名前を挙げた人々と沢谷のK氏はキチガイ水の飲み仲間とのこと。ということで非常に幸運でした。)

仕事を中断し、同行のため車へ乗り込んでいただいた。
車中話を伺えば、案内して頂いたK氏所有の山林が発生地とのこと。
そのままにしておけば、踏みつけられて絶滅間違いなし。
とのことで土地を村へ寄贈し、フェンスで囲い保護をしているとのこと。
地元中学でも植生調査を続けているらしい。

車を捨て、しばし杉林を上がると発生地。
フェンスの鍵を開け中へ入り、K氏が杉の枯れ枝を何カ所か慎重に捲ると白い小さな「タヌキノショクダイ」
日本版レッドデータブックにも登録され、ヒナノシャクジョウ科に属する珍しい植物。
天然記念物にも指定されていて、日本では、徳島、静岡、宮崎、鹿児島にしか生息し ていないとか。

あまりにも貴重な物なので写真を撮るのにも手が震えて・・・(女房曰くアルコール切れ)
で、ピンぼけの一枚。
勝手を知らない者が入れば踏みつけること100%=徳島からの絶滅。

最近も、心ない人が鍵のかかったフェンスを乗り越えて踏みつけることがあったらしいとのこと。
見学したい場合は、グループ単位で木沢村教育委員会へ申し込んで下さいとのこと。
手間がかかるとは思いますが事前に連絡の上で、保護に協力しましょう。

何しろ絶滅危惧種です。お互い、せめて最低限のモラルは持ちましょう!!!





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