2002.7.21 砥石権現 二人
雲草トンネルと、高城山の中間の尾根上にある1374.8mの小ピーク。
名前の通り、昔砥石にする石が多く産出されたという砥石権現。
往年の、土須峠から高城山へのメインルートの一部を歩こうと梅雨明けを待つ。
R193経由の木沢行きは、今年5回目だがいつも時間がかかる。
が、3月の新緑にはほど遠い茶褐色の山肌。4月の桜が咲きほころぶ峠道。
5月の新緑の鮮やかさ。そして蛍が乱舞する6月。
と四季の移ろいを直に感ずることが出来る三頭トンネル・倉羅峠・土須峠を越え木沢村へ。
林道脇の広場に車を置き歩き出す。
笹の中を少し上がると自然林。あまり歩いていないのか踏み跡がうっすらと続く。
やがて尾根へ出ると神山側から心地よい風。ブナが多い自然林の広い尾根を右に折れる。
静寂とはこういうこ
とだと改めて考える尾根道。
のんびり歩いていると、あちこちに獣道が交差し、糞が落ちている。
道脇のまむし草の新しい実が綺麗に囓られて無くなっていたり、木々の枝が途中で折られていたり。
鹿ハギにあった杉の木。
柔らかい土には大きな足跡が点在。(ひょっとすれば熊かな?)
近くでは一日中鹿が鳴いていた。「余所者が来たので警戒しろ」と。
何しろ訪れる人間より鹿の方が多い地域なので。
スズタケの薄いブッシュを抜けると、頂上には見慣れたいつもの山岳会の金属製頂上標識。樹木に覆われ視界は効かないが、鳥と鹿の鳴き声以外には、たまに林道を走るバイクの音のみ。
休憩していると汗で濡れたシャツで肌寒くなってくる。気温22℃。
時間的に早いので、最初に出た尾根へUターンし昼食タイム。
素麺でネットが賑わっているが、水の運搬が大変なので今日はスパゲッティ。
これなら2リットルも沸かせば十分。
ミートソースは好みの物を振りかけ混ぜるだけ。
ビールを飲みながら11分間茹でるとおいしい芥子明太子風スパゲッティの出来上がり。
朝からガスがかかり、昼寝には少し肌寒いのでファガスの森を目指すことに。
広い尾根路を1457mピーク目指しダラダラ上がってゆく。
いぜん視界は効かないが、十分に森林浴を堪能する。
途中には白い夏椿が一輪寂しく咲いていた。
ピークを過ぎスズタケの中をしばらく進み左折するとファガスの森へ急降下。
自家発用のディーゼル発電器の音が聞こえだし、やがて建物の裏へ飛び出す。
あとは林道を
歩き車へ戻り、一路四季美谷温泉へ。
途中の大釜の滝・大轟の滝は先週の雨でいつもより水量が多く轟音を立てて落ちている。その分マイナスイオンが多く飛散しているのでは?
1ヶ月ぶりの静かな山歩き&森林浴&マイナスイオンを楽しんだ一日でした。