2002.8.13〜14    剣山〜次郎笈    二人


8/14

今年の盆休みはどうしようかと言いながら休みに入ってしまった。
例年のような小屋泊まりは段々人が増えて嫌だし、いつも思っているジロウ頂上のテント泊は夕立が心配だし・・・

そんな折り、「ホラ貝の滝が見たい」と女房が。
また、ニュースで「ペルセウス座の流星群」の話題。
となれば、木沢辺りで流星を見物し、途中で仮眠し翌朝ホラ貝の滝経由剣山へ上がり、天候が良ければそのまま「次郎笈頂上でのテント泊」。
ひょっとすれば頂上から「高松踊りの花火が見える」かも?
駄目な時はその時に・・・の欲張った4つの目的を含んだ計画がまとまったのが12日19時頃。
いつもの山歩きでは、どちらかの希望で行き先が決まるが、今回は双方の希望が入り目出度し目出度し。
買い出し等を行い結局家を出たのが23時。

8/13

R193倉羅峠付近では雲が多く半ば諦めていたが、神山辺りから星が見え出し土須峠手前の国道上に車を停め路上での観察会開始。
何処を見ればよいのやらと思うよりも早く天空のあちこちでバラバラに流星が飛び回る。
「見えた」の声を無視し自分の方向だけ見ておればOK
10分程で首が痛くなり観測会は中止。時間数十個以上の「ペルセウス座の流星群」。

第1の目的を達成し、真っ暗な峠道を下り、岩倉集落を過ぎ深夜の槍戸林道をひた走り。
午前2時過ぎに途中の坂州木頭川沿いの広場へ到着し仮眠し。翌朝快晴の大ボラ橋へ。
テントを持とうかどうしようかと迷ったが、剣山経由だとまた「ジロウが何故直接来ないのだ!と機嫌を悪くする」との勝手な思い込みで、ピストンに決定。

左岸沿いの高巻きの道を進み、新しい丸木橋で右岸へ渡りしばらくで立派な馬道へ。
所々崩れかかっているがきちんとした道。でも、馬が歩くにはちょっと狭い道かな?
途中の岩盤にはイワタバコがびっしりと。煎じると薬草になるらしいが。

再度左岸へ渡り返し、しばらくで第2の目的の「ホラ貝の滝」。
写真で想像するよりは少し小振りかな?

キツリフネソウが咲いている滝壺の脇で遅い朝食を摂り、頂上目指す。
途中より左手に次郎笈、右手に槍戸山、振り返れば新九郎山。
徐々に高度上げ、やがて頂上のアンテナが見え始める。
木道には人・人・人・・・・

取りあえず頂上まで行き、ジロウに「出直して、夕方挨拶に来るから」と断り下山する。
途中の清流の脇 で昼食を摂り、バイクの行き交うスーパー林道へ下る。

車で奥槍戸まで上がり、荷物を纏め直す。
頂上から水場へ下るのが面倒なので、水5リットル+日本酒5合+酎ハイ+つまみ+テントがメインの荷物。やはり小屋泊まりよりも重い。
15時過ぎから第3の目的目指して遊歩道をヨタヨタ歩き出す。

午前の剣山へのピストンが標高差約700m、午後の次郎笈へは500m弱。
年寄りには厳しい計1200mでしたが、アルコールだけは絶対持って上がらなくちゃ!と休み休み歩く馬鹿な二人連れ。
その誠意(?)が通じ、ジロウは機嫌を直してくれ「良く来てくれた」 大歓迎。
頂上標識脇へテントを張り、のんびり360°の展望を楽しむ。

丸石方面は、稜線の笹が光っている。
やがて、ガスが湧き始め剣方面はガスの中。
ブロッケンの話をしている内に本物のブロッケン。数m先のカメラを取りに行っている内に徐々に薄れ消え去った。

夕日のショウタイムも終わり、あとは楽しい飲み会。
無人の静かな山頂で、誰に気兼ねすることなく二人での祝宴(いつも通りただ酒を飲むだけ)途中で、高松踊りの花火が見えないかと覗き込むが稜線に雲があり×。
21時過ぎに、疲れとアルコールでお休みタイム。

2時過ぎに目を覚ましテントから首を出すと外気温は13℃。空を見上げると無数のきらめく星。
テントから外へ出、くっきりと見えている高松・徳島・高知の灯りにしばし見とれる。
また、R438沿いと思える集落の灯りが貞光・美馬方面へ点々と続いている。さらに、紀伊水道方面では何カ所か灯台の灯りが点滅。
今までで経験した内で、最高の夜景!!!

8/14

翌朝は、一瞬の朝焼けであったが直ぐに厚いガスが四方から攻め上がりやがて眺望は0。
下山は、昨年の三嶺からの縦走の折りウメバチソウが一輪しか見あたらなかったので今年はどうだろう?と探しに。
蕾はたくさんあるが開いているのは結局今年も一輪のみ。やはりウメバチソウには時期的に少し早いのかな?
しかし途中は、シコクフウロ・タカネオトギリソウ・コモノギクそしてツルリンドウetc.のフラワーロード。

丸石の分岐からスーパー林道へ下り、奥槍戸へバイクが行き交う林道を登り返し車へ戻る。
「今からどこにしようか?」「時間的に短いので岩倉山は?」で岩倉山へ急遽決定。
勘場林道を走る内に雨が本降りに。
登山口まで乗り入れ、降りてみるが雨はやみそうに無し。
雨の中では嫌だし、ということで岩倉山は次の機会のお預けにし、かって経験したことがないほど車で賑わう四季美谷温泉へ。

で今年の夏休みはあっと言う間に終了。
でも、次郎笈頂上でのテント泊。想像していたより素敵で、癖になりそう。




















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