2002.9.22     槍戸山     二人


整形外科でX検査とか、脳外科でCT検査を受けたりいろいろあってご無沙汰していて、一ヶ月ぶりの山歩き。
コースは昨年12月に、にくぶち峠から一の森へ雪の中歩いた時、笹にいい加減虐められ諦めかけていた時ヒョッコリ飛び出した天国のような登山道。
それ以来女房が一度は歩いて見たいと口癖に。
でも、朝目覚めると雲が一杯。布団でうつらうつらしている内に寝過ごし結局出発したのが7時過ぎ。

という訳で、昔からの剣山参りの垢離取道へ。
と言っても狡賢い我々二人は、工事道を最大限利用し剣山龍光寺から更に車を進め1260m地点より登山道へ足を入れる。
良く踏まれ静かな登山道。周りには白い花が一杯。
針葉樹林の中を歩くとやがて追分の分岐。左へ進めば一の森、右は行場へ。
行場からの道は帰りに利用することにし、先ずは一の森へ。

鳥の囀りだけが聞こえる静かな山路。
時々甲高い鹿の鳴き声。時には笹の中で音を立てている様子。
また、登山道脇のヌタ場では足跡が一杯。
どこも、大型の獣が増えている様子。

心配していた左手も左足もOK。
やがて、1780m地点で見覚えのあるテープ。
にくぶちからのコースの合流点であるが、深い笹には踏み跡は見えない。

足下にはキキョウが見え始め、タカネオトギリが無数に咲き誇っている。
昨年12月は、ここからヒュッテまでが非常に長く感じたが今回は直ぐに到着。
営業中の看板を横目に、いつかはお世話になるだろう冬小屋を確認しに。
10人ぐらいはOKの雰囲気。
周りにはツリフネソウの群落が。

一の森頂上へ上がると、ジロウが直ぐに頂上をガスで隠し、そのうちに全身を隠してしまった。
一の森辺りをうろうろしているので、また機嫌を悪くしたらしい「何故来ないのだ」と。

いつもの場所で昼食を摂ろうとしたが、風が強く寒くて諦め、立派な五葉松の幹を風よけにして遅い昼食。
昼食中に脇を紫雲出山さん夫妻が通り抜ける。(下山して初めて判った話)
が、悲しいかなサングラスをしていないので数m先の紫雲出山さんの顔が解らず「誰だろうか?」との愚問。まったく恥ずかしい話である。

11℃の寒さの中、暖まるために空身で番外の槍戸山へ。
前回より刈り込まれ歩きやすくなった白骨林の路をひた走り。

直ぐに引き返しザックを担ぎ帰りの相談。
例によって、二人で朝来た路を歩いても面白くない。
どちらかが車へ戻り片方は見の越へ。
今回はジャンケンは止め、女房の希望コースのため、また朝運転して来て貰っているので諦め帰りは運転手役に。

行場への巻き路の分岐で別れ、追分けを目指す。
直ぐにお花畑。クガイソウの群落の横にシコクブシの大群落。
でも、あまり歩かれていないようで落ち葉が敷き詰められている。
途中の立木には新しい鹿の角跡&足跡。
道理で朝たくさん泣いていたのだ。

小さな沢を3本ほど渡り、巻き道を進めば追分。
夕暮れ間近で針葉樹林が幻想的。

車へ戻り携帯で連絡を取ると、既に剣神社手前まで下っているとのこと。
急いで車を走らせ垢離取橋からR438へ入る。
対向車の少ない山道をライトを点けて見の越へ急ぐ。

途中で車道を歩いて下ってきていた女房を拾い見の越へ。立派な駐車場が建設中。
突然周りが赤くなる。
雲の切れ間に、夕日が塔の丸に沈もうとしている。
向かいの三嶺は頭をガスで隠している。

後は日暮れて暗くなりかけたR438を5ヶ月ぶりの岩戸温泉へ向かい疲れを癒し帰宅する。

心配していた左手・左足も問題なく、また山歩き・峠歩きが出来そうでほっとした山 歩きだった。















戻る