2002.11.24 雨島峠 二人
いつも山行の折りに走っているR438琴南町・堀田に笠形山ハイキングコースの標識を発見。
前の川沿いから上がれるのかな?と地形図を確認。
稜線上の距離は相当ありそうで、遅立ちでのピストンは無理と判断。
前夜ネットで雨島峠を検索すれば、ナズナさんが車二台を用い歩いている。
やっぱりピストンは・・・
という訳で、雨島峠&近くの927m峰の晩秋の散策に決定し、9時過ぎに自宅を出発。
R438を別れ前の川沿いに車を走らせる。
この谷にもダム建設の話が持ち上がっていたが、中止の決定が出たと新聞に報道されていた。
黒部渓谷を過ぎ、小さなダムに着く。水面には色とりどりの落ち葉が静かに浮かび、
周りの黄葉を写している。
10年ほど前にここまで来て、これより奥は何もないと考えていたが林道が続いている。
黄葉した木々を眺めながら更に奥へ進む。
標高500m前後に雨島集落が点在し、中には既に住人がいない廃屋も見受けられる。
山間地域の常であり、こういった光景は今後もどんどん増えるのであろう。
最奥の、畑の周りをイノシシ対策の囲いをした民家を過ぎると竹藪の中に笠形山入り口の標識。
ハイキングコース入り口には地蔵尊。厚く積もった落ち葉を踏みしめながら20分ほどで分岐点。
先ず927m峰を目指し右へ山路を取る。
良く整備され、落ち葉が積もった四国電力鉄塔巡視路を進む。
途中で右へ分ける路と別れ、左へ山腹を巻き気味に進む。
地形図を確認すると927m峰から離れ始めている。
右手に注意すると、落葉した灌木の中にかすかな踏み跡が。
これを辿ると先ほどの別れた路へ戻り、琴南側の人工林と塩江側の自然林の境界へ続く。
しばらくして再び右手へ巻き道。
今度も境界標識が続く左手の尾根路をまっすぐに上がる。
つい最近手入れしてくれたのか、境界標識も新しく切り口も新しい切り株が見受けられる。
直ぐに927m峰、が展望はなし。
路はここで、島の峰から竜王山へ続く尾根路と、東の塩江・斉木原方面へ下る尾根路とに別れる。
島の峰方面へしばらく歩いてみたが展望は開けず引き返す。
帰途、巻き路へ入るとイノシシ罠が仕掛けられている。
あちこちに獣道が走り、掘り返した跡や糞が点在していた。
高松市内へも出没する昨今、こんな静かな所には彼らが大勢生活しているのだろう?
最初の分岐点へ戻り、2・3分で明るい雨島峠。
苔むした三界万霊地蔵尊が一対の新しい樒を供えられ峠の脇に佇んでいる。
先日の沖野の稜線にも地蔵尊がありリンドウが供えられていたが、まだここまで歩い
てこれる元気な人が昔どおり供えているのだろうか?
時間もあるので、鉄塔のオンパレード風の尾根路を西へ進む。
106・107・108号と狭い間隔で並んでいる。
笠形山方面は114号だったと記憶するので相当先だ。
巡視路はバイクも走れる程広いが、直ぐ脇の稜線通しにも踏み跡が続いているので
こちらを落ち葉を踏み締めながら歩く。
108号からは展望も良く阿讃の山並みが直ぐ目の前に。
798.1mの三角点がある107号へ戻り鉄塔下で昼食。
暖かくて、アルコールが入るとウトウトする。
ここからは20分ほどで車へ戻り、帰途に付く。
家からわずか40qほどでこんなに静かな尾根路があるとは知らなかったが、
これからのシーズンは静かな山歩きが出来そうである。