エコかわら版  
 イベント報告 エコネット主催イベント・環境まつり「エコ」 
 「第2回環境まつり『エコ』〜あなたはエコ派?それともエゴ派?」2000.9.3.宮崎市
2000年9月3日、〜あなたはエコ派?それともエゴ派?〜をテーマに、「第2回環境まつり『エコ』」が宮崎市の市中央公民館でおこなわれました(エコネット主催)。
 
 当日は、エコ討論会やエコバザール、エコ達人大賞などで盛り上がりました。イベントの中では、弾き語りや歌も披露され、終始賑やかな一日となりました。昨年に引き続き、環境問題についてみんなで考えるいい機会となりました。
「環境まつり『エコ』」のイベントのひとつ、エコバザール。
 
エコ討論会 

 持論を検証し、自分と違う立場の人たちの意見に耳を澄ますため、この討論会では自分の意見いかんにかかわらず、2つに分かれてディベートしてもらいました。

 例えばペットボトル絶対反対!の人でも、賛成派にまわり「ペットボトルは軽くて便利だ!」などと発言してみたり…と極端な意見が出たり、いつものその人の考えとは全く正反対の意見がでたり…。笑いを交えた楽しい討論会でした。

  たまには意見の相違がある人の立場になり代わって考えてみると思いもよらない角度から物事が見えたり、思いがけない方向から真実が見えてくるのだなどといろいろ考えさせられた討論会でした。

 テーマ「 あなたは携帯電話?お手紙? 
 携帯推進派  手紙推進派
  • とにかく便利
  • 時間を選ばずかけられる
  • 現代人のライフスタイルに合っている
  • 山の中や海の上などどこでも連絡が取れる
  • 緊急時役立つ
  • 短い時間で連絡できる
  • オンタイムで会話できる
  • これだけ広まっていたらいまさら無くすことはできない
  • 手紙は書くのが面倒くさい
  • 手紙は返事を書いたりするのを忘れやすい
  • 公衆電話を探したり順番を待って並んだりしなくても良い
  • 車の運転中手紙を書くわけにはいかない。
  • メール機能を利用すれば音などの迷惑にもならない
  • 携帯はあまりにも便利過ぎる。便利だけを追い求めすぎず、ちょっとは我慢する気持ちも大切
  • 相手の都合のお構いなしにかかってくる
  • 携帯は電気などのエネルギーがいる
  • 置き手紙などで心の交流がはかれる
  • 携帯は電磁波がでるため、体への影響が心配。
  • もらったときのときめきがうれしい。
  • 携帯を持っていてもかかってこないときは、不安や寂しさを感じる
  • 心が澄んでいれば虫の知らせが来ます
  • 感じたまま文字に表現できる。情緒がある
  • 携帯は盗聴される心配があるが、手紙は秘密が守られる
  • 資料保存の意味からも文字で残すことが大切
  • 運転中に話す人が増え、危険。交通事故の原因に
  • ボケ防止や、脳の活性化に、辞書を片手に文字を書くことも必要
  • 子どもたちがキレる原因になっているのではないか。また、携帯電話がつかわれた殺人など事件に巻き込まれる例もあった
  • 病気の人に悪影響。ペースメーカーを付けている人は、携帯電話の電磁波の影響があるため、「最近は安心して外出できる場所がない」と言っていた
  • 「携帯を持っていて当り前」の風潮があり、持たない人たちは公衆電話がなくならないかと不安
 テーマ「あなたはペットボトル派?びん派?」
 ペットボトル派  び ん 派
  • 軽くて持ち運びに便利
  • びんは割れやすいので危ない
  • びんは有効に再利用されていない
  • びんは再利用する際に洗ったりして大変
  • びんは処理する際重くてかさばるので人件費もかかる
  • Tシャツなどに再利用できる
  • そのまま再利用できる
  • ペットは再利用ず、どこにでも捨ててある。
  • ペットボトルは、何年たっても自然にかえらない
  • 化学反応を起こさない
  • 入れるものによってペットボトルからは悪いものがでる
  • ペットボトルに入っていると味が違っている

再利用促進を、再利用するにしてもコストや処理にかかる時間を考えて有意義に、循環型社会を目指し、デポジット制度の活用を…など、最後にはさまざまな意見がでました。

 テーマ「あなたは何エネルギー派?」
 自然エネルギー賛成派  自然エネルギー反対派     
  • 自然エネルギーは長期にわたって安全に利用できる
  • 水力発電を休ませずに利用すれば原発は必要ない
  • 原発は地震などの災害時の対応が心配
  • 原発はちょっとした事故で大変な事態になる。地球レベルでの汚染になる
  • プルトニウムのリサイクルはできない
  • 原子力関係の事故の多さは過去の例からもいやというほど分かっている
  • 原発で潤うのは建設中だけ(工事などの労働の需要)。できたあとは何もないと思う
  • 原発の行く末は?
  • 原発は電気代が高い上、廃棄物処理で高くつく
  • 原発がなくても電気は足りている。原発などは必要ない
  • 原発(の開発など)にお金をかけていることが問題。
  • 原発は限界ができている・原発エネルギーを作り出すため膨大なものがいり、使用後の処理が大変。廃棄物処理問題がある
  • 自然エネでは現代生活のすべてをまかないきれない。原子力発電などがないとどうしようもない
  • 自然エネルギーは限界がある
  • 自然エネルギーは自分たちで管理できない
  • 風が吹かない、太陽が照らない、など自然エネは天候などに左右され、供給が不安定
  • 環境を考えるならCO2を減らすため、火力発電所を減らして原発を開発するべき
  • (ソ連のもの以外)自己制御があるため、安全で信頼できる
  • 原発ができることによって、働く場が増え、雇用の促進にもつながる
  • 高齢化が進む過疎地は、交付金などで潤う。過疎対策にもなる
  • 資源の少ない日本という国では原発は必要。安全性を重視した政策をすればよい
生活の工夫で、エネルギーを使わないような努力が必要、今後は時代の流れが変わり、自然エネルギーの時代になる、新しいエネルギーへの助成を今のうちからするべき、原子力を乗り越えた、新技術の開発をのぞみたい…
 
 など、最後には反対派、賛成派などの立場を超え、さまざまな意見、提言がでました。
エコバザール(エコマネー) 

 独自の貨幣価値を持つエコマネー(地域通貨)を使った「エコバザール」を会場前でおこないました。

 エコマネーとは、現在の経済社会で使われる貨幣以外の流通手段。 農産物を交換したり昔話をしてもらう代わりに介護サービスを交換した「生身の人間の思い」がこもったお金です。「エコマネーネットワーク」が提唱しています。北海道栗山町の町内限定地域通貨「クリン」や、滋賀県草津市の草津コミュニティー支援センターの地域通貨「おうみ」など、全国的にも実践されているということです。

 草津では、まず会員登録し、「してほしいこと」、「できること」などのサービス情報を有料で登録すると「8おうみ」がもらえます。登録されているサービスには「お年寄りの話し相手します」、「買い物代行します」、「新鮮な卵譲ります」など100項目以上あり、サービスを受けるとお礼に「おうみ」がもらえます。

 そのようにして個人の善意が制度化、日常化し、人と人とのつながりが生まれ、地域のまとまりや広がりがうまれるお金…。それが「エコマネー(地域通貨)」です。

 今回の「環境まつり『エコ』」では、まず来場する人たちに家庭で眠っていたもの物や、手作りの品などを持ってきてもらい、受付でエコマネーと交換しました。

 来場者には1エコ3枚分の「3エコ」のエコマネー(地域通貨)渡します。持参してもらったものは、エコバザールに並べられます。そしてそば打ち体験教室やエコバザールでそのエコマネー(地域通貨)を使ってもらいました。

 当日は野菜や花や手作りアクセサリーなどならび、物々交換がおこなわれ、ユニークなバザールとなりました。

↑会場で使われたエコまつり限定のエコマネー(地域通貨)
エコ達人大賞 

環境にやさしいアイデアを集めた「エコ達人」大賞。さまざまな環境に配慮したアイデアが出揃いました。

そば打ち体験 

 「国際そばきちの会」に指導してもらって、霧島産の地そば粉を使って本格的なそば打ち体験をしました。手打ちの麺をだしのきいたつゆにつけ、たくわえくん(宮崎食料事務所が提供してくれた備蓄米)で作ったおにぎりをほおばり…。自然の恵みをたらふく頂きました。

 国際そばきちの会による手打ちそばの作り方、紹介しています。

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