ビオトープ遊(大淀川環境基金実行委員会)

会長 平原洋和  

 大淀川環境実行委員会は大淀川をきれいにしよう、と5年前に発足した会です。

 大淀川をきれいにするために生活雑排水の浄化はもちろんのこと、私たちの暮らし方、川への考えを問いなおすことが必要になりました。川の水は霧島の山から湧水となって流れ出し、多くの恩恵をわたしたち人間に与えてくれます。

 このたび、その川の源になる吉之元地区にわたしたちの会が自然と人間が共生し合えるところ、ビオトープのプロジェクトの研究、実施、情報の発信の場として「ビオトープ遊」をオープンしました。

 人間にとって都合の良い、見た目の良い、管理しやすい、利用できる空間としての自然の捕らえ方でなく、多種多様な生き物のすみか作りに努め、自然生態圏としての生物相の豊富化をはかります。多くの自然の沼、湿地、小川や里山、国有林などが隣接している「ビオトープ遊」は、エコロジカルなビオトープネットワークとして一つの拠点となります。自然を生かしたもの作り教室、定期的な自然観察会などを通して、多くの皆様とのふれあいの場にしていきたいと思います。

「ビオトープ遊」 都城市吉之元町
総面積2400平方メートル・建物面積85平方メートル

「ビオトープ遊」の地図 ← クリック!

ビオトープ遊には… 
 
 池、せせらぎ、湿地、沼地、雑木林、山ゆりの丘、メダカの学校あらそ分校、どんぐり千年の森作り、湿地、炭焼き小屋、微生物による浄化槽、とかげのアパート、風力発電、ワークショップ遊、ほんもの市場、太陽光発電…などたくさんの楽しいアイデアが詰まっています。

 2001年冬、炭焼き小屋からみたビオトープ→

 ビオトープ遊の発電方式

風力発電器と太陽光発電器を組み合わせたハイブリット充電方式を採用しています。
太陽光は昼間だけの発電ですが、風力発電機は昼夜間、風が吹けば発電いたします。そして充電方式を採用すれば使わない時はバッテリーに充電し、必要なときにバッテリーから電気を使います。ハイブリット充電方式を採用することにより、有効に効率よく自然エネルギーを利用することができます。
※ ビオトープとは

 森に森、小川には小川の生き物が生活し、それを取り巻く環境が一つになって生態系を構成している。このようなまとまりのある生態系を持つ場所、生き物の生活する空間単位をドイツ語でビオトープ(Biotop)と読んでいる。

 大淀川基金実行委員会は

 利用するばかりの対象でしかなかった地域、地球をわたしたちを含めて「生きとし生けるもの」としてとらえなおし、人が自然の中で生き物と共生するエコロジカルな環境作りビオトープの保全、再生、創造を考え、研究、提案、行動、実施します。