アスパラ事件  2008年5月6日(快晴)作成

 今年のアスパラは並作で、これまで数本頂きました。ややのびすぎた一本を活けておいたら、おまけのように変なものもついてきてしまいました。
 さて、何がどうなっているのでしょうか。
その1

 4月21日撮影です。
 変哲もないアスパラの先端部ですが、よく見ると何かがいます。ぜひ画像をダブルクリックして見てください。
 先端部分に、アスパラの穂に沿って隠れるように虫がいます。キバラモクメキリガのようですが、確信はありません。
 あんなに美味しいのですから、アスパラを食べる虫がいても不思議はありません。
 成虫になるまで見守ろうと、放置することにしました。

その2

 おまけがもう一つ。カメムシがついています。
 たぶんマルカメムシです。これも小さいので、クリックして見てくださいませ。小さくて、かわいい感じのくせにけっこうな「害虫」です。クズの葉などに集まり、洗濯物に臭いを付けて嫌われます。
4月24日撮影。

その3
 
 2と同じ日、幼虫を見ると、なにやら丸いおまけが付いていました。最初からついていたのに、この日気がついた、と言った方が正確でしょう。
 最初は、幼虫が卵を産んだのかと思いましたが、そんなわけはありません。
その4

 気づいたことその2。最初の写真に比べ、色がだいぶ違ってきました。きれいな黄緑だったのが、ずいぶん黄色が強くなっています。
 なにか、怪しい。虫めがねを前に置いてアップで撮ったものですが、卵と見えたのはどうやら、繭のようです。
その5

 この写真は、アスパラが生長しているのが分かるように撮ったものです。主幹に沿っていた枝が独立しています。
 3日の間に、ずいぶん伸びてきました。
 幼虫は動きはしないものの生きています。

その6

 28日に撮影しました。
 繭が割れています。というか、上の方が帽子のようにずれています。

その7

 別アングルです。帽子がいまにも取れそうです。どうなるんでしょうか。このときも幼虫は生きていました。

その8

 ついに帽子が取れてしまいました。
 外から力を加えてはいませんので、中から何かが出てきたのではないでしょうか。この写真はとげ抜きハンドルーペを使って小規模拡大したものです。

その9

 反対側から。中を覗いてみましたが、小さすぎて中の様子は分かりませんでした。

その10

 たぶん帽子と同時に落ちた、幼虫です。色が少し変わっていますが、干からびるでもなく、まだ生きているようです。

 以上で、記録はおしまいです。落ちてしまった幼虫は、ティッシュの上に置いて観察していたんですが、ゴミに間違われたか、知らない間に捨てられてしまったようです。
 で結局、アスパラの枝の上で、いったい何が起きていたのか。
 これは推論ですが、寄生蜂がチョウかガの幼虫を子どもの餌として捕獲し繭の中に卵を産んで側においた、ということではなかったでしょうか。図鑑やネットを見るとそのようなハチはたくさんいるようです。寄生者の正体を見られなかったのは少し残念です。

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