竹秋とか麦秋とかいいます。春を迎えて緑が萌え出るころ、竹は怪しげな金色になって葉を散らし、麦も黄金色に熟れてきます。
そこでちょろっと目をこらせば、この季節ほかにもさまざまな木が紅葉していました。どうやら、常緑樹にも紅葉の季節があって、それは新芽が出る春らしいのです。HUN庭の「竹の秋」を探しました。季節外れの紅葉狩りです。 |
ヤツデ
八つ手。ウコギ科。
タラノキやカクレミノと同じ仲間です。葉の付き方などは似ています。日陰でもよく育ち、種がうまいのか、鳥のHUNでどこにでも芽を出します。
芽を出したばかりのころは下の方に載せたカクレミノと似ていて、「高級庭木が生えてきた」と喜んでは、裏切られた過去を持ちます。
葉の落ち方は潔く、十分黄葉したと思ったら一気に葉柄の元から落下します。 |
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レモン
檸檬。ミカン科。
レモンも黄葉するのでした。どうやら春が葉っぱの更新時期のようで、これは、常緑樹一般にいえることかも知れません。
ミカン類は、あまり綺麗には色づかないようです。 |

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ツワブキ
石蕗。キク科。
ツワブキは、古い葉をどんどん枯らしていきます。その途中でこんな風に色が残ったりします。枯れた分だけ新芽が出て、それを頂きます。
今年は株が大きくなったのでだいぶたくさん新芽を頂きました。ほどよいアクで、南国ではフキより一般的かも知れません。海辺では、「山菜」ではなく「磯菜」というんだと、Yさんに教えていただきました。 |
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クチナシ
山梔子。アカネ科。
なにもしないのに、どんどんあちこちに芽を出しています。ヒヨドリの仕業でしょうか。ではなく、ヒヨドリさんのたまものです。やっぱりこんな風に黄葉しました。つるぴかで綺麗です。 |
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ビワ
枇杷。バラ科。
ビワは葉先から黄葉していました。
みんな黄葉すると、ばたっと落ちます。葉が固いので落ちた場所にたまって迷惑をかけたりしそうです。 |
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アオキ
青木。ミズキ科。
典型的な陰樹ですが、新緑はやっぱり鮮烈です。黄緑が段々濃くなって、一人前になり始めたころ、裏では古い葉が一枚、また一枚黄葉し、落ちていきます。
代替わりの象徴として重んじられるユズリハと同じようなことが、常緑樹のあれこれで起きているようです。緑のまま葉を落としては葉緑素の成分がもったいないというのは、落葉樹と同じなんだなあと思ったことでした。 |

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カクレミノ
隠れ蓑。ウコギ科。
隣家の葉っぱが落ちてきます。つややかな葉はなにか和ませるものがあります。そこで、半分うちの物ということにし、ここに収容させて頂きました。Tレックスの足が、間もなく落ち始めます。 |
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紅葉は落葉樹の一年の締めくくりのイベントですが、常緑樹の紅葉は、そのような華やかさとは無縁です。でも、紅葉した葉はそれなりに魅力があって、集めてみたら結構な種類に及んでいたのでまとめた次第です。
なんだか、HUN庭の裏芸のようなコーナーになりました。 |