うぐいす物語    2007年4月14日(土)作成 晴

 幸運なことに、うぐいすの写真が撮れたので、ページを作りました。舞岡公園の谷地周りのやぶなどで、そこここで騒がしく啼いていて、そのうちの2羽を目撃することができました。
 シャッターを30回ぐらい押したら、十数枚ほど姿が写っていました。その一部です。
@薮が定位置です

 鳴き声が大きいくせに非常に臆病で、敵が近寄れない薮をうろつき回るのが基本的な習慣らしいです。
 このときも、2メートルほどの場所にいるのに笹に邪魔されてなかなか撮れず、何とか姿が写っていたのがこれと下の2枚でした。
 

A薮その2

 ウグイスは、春先に啼き方の練習をすると言われています。確かに、季節が進むにつれて「ほーほけきょ」がきれいになっていきます。それが段々崩れていって夏ごろになると、「けきょけきょ...」という谷渡りが主になります。

B林縁の出会い

 これほどはっきり姿を見せてくれたのは初めてです。順光の中、灌木にとまっていました。正面顔です。
C林縁その2
  横顔。けっこう気むずかし屋の顔をしています。林縁シリーズは10メートルぐらいの距離の同じ場所から撮りました。同じ場所にいても頻繁に姿勢を変え、警戒を解きません。
 眉が白いです。見た感じが、少し悪っぽいです。

D林縁その3

 啼いているところ。言葉は「ホーホケキョ」で極低音でした。漫才の西川のりおのホーホケキョとそっくりです。
 物の本によると、これは警戒音ないし威嚇音だそうです。上の薮ウグイスも明るく啼いているのを聞きつけて近寄るとだんだんこの声になっていきました。
E林縁その4
 鶯色と浅葱色は、勘違いしやすい色の双璧だといいます。
 どちらも黄緑を想像する人が多いのですが、鶯色はオリーブグリーンといわれる茶色系の色なんだそうです。ネット辞典のウィキペディアに「うぐいす色」という項目があってそこで仕入れた話です。
F林縁その5
 Eの続きです。
 「日本では、鶯色というとメジロの体色のを連想する人も多い。これは、ウグイスとメジロが混同されて捉えられているからだ。(略)藪からウグイスの声が聞こえた時、満開の梅の花をメジロが荒らして逃げていったのを見たら啼いた鳥と逃げた鳥を同じと思っても仕方がないのでは」、といった事情らしいです。
G林縁その6

 で、背中の写真を続けて載せたのは、羽の色がよく分かるかなと思ったからです。確かに茶色の方に近いですね。
H林縁その7

 羽繕い中。
 5分くらいいましたが、段々リラックスしてきていました。
I林縁その8

 羽繕い続き。
 この直後、家族連れの声に驚いて薮へ逃げました。
 新緑の始まりのころ、夏日に迫る陽気、微風快晴の休日の午後。命の洗濯みたいなひとときでした。
 うぐいす物語は、以上です。写真に添えて書いたこと以外に分かったことは、意外に大きくて、メジロと並べたら一目瞭然ぐらいに違っています。声の大きさと関係があるのでしょうか。
番外編@

 これは4月8日に伊豆半島の知人宅で撮った写真です。こちらもウグイスが五月蠅く啼いていて、探して待ってやっと押した一枚でした。2、3回動いてくれたのでそれと分かったのでした。
番外編A

 自宅からです。珍しい「電線ウグイス」。HUN家付近のウグイスは、かなり近くへ来るけれど、松の繁みか藪に隠れているので、逃げる瞬間ぐらいしか見えなかったのです。
 鳴き声の方向、50メートルほど離れた電線にとまっていて、声と動作が一致したのでウグイスと分かりました。番外写真2つ付きで紹介できるなんて、今年はまれに見るウグイスの当たり年なのでしょうか?


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