ちょっと怖い話



死者をも切り刻む女- 06/07/29

この話は、いつも晩酌を欠かさない男の家庭で起きた驚きの話です。

夕方..仕事を終えて帰宅した男は、いつものように一風呂浴びて出てきました。

そして、冷蔵庫からグラスいっぱい氷を入れ、焼酎とレモン果汁そして、水差しに入ったアルカリ水を抱えて食卓に座りました。

扇風機の風向を固定し「扇風機を独占ぷぅきじゃ〜」などと、ほんの些細な事に、ご満悦の様子です。

「今日の妻は、いやに静かだけど、どうしたのかな?」

ふと振り返ると、そこには流し台の前に立ち、シクシクと肩を震わせている、妻の姿が見えます。

「どうしたんだよ〜。料理の味付けに涙を使うのはご免だぜ」と気取って言ってみたりする男。

「違うのよ..今日は買い物に行ったのに、酒の肴を買い忘れたのよ。..シクシク」

「なんだそんなこと..新婚じゃあるまいし、冷蔵庫の残り物でいいよ」

「でもねぇ..残り物はあるにはあるけど、あたしのが無いのよ!」

「泣いてた理由は、それだったのか..何でも二人で分け合って来たじゃないか。適当に刻んだら

二人分になるぞ」

「本当にそれでいいのね..どうなっても知らないからね」

 

妻のあまりの剣幕に驚く男..

「何を言いたいんだろ?」やがて、男の前に奇妙な何かが乗った小皿が出てきた。

 

「こ、これは、一体何だ!?」(悲惨すぎて形容できない...)

 

「あなたが言ったから、こうしたのよ。シシャモ切り刻んだのよ。こんなのちっとも美味しく見えないでしょ」

 

「う・・うん」

皆さん...シシャモは姿のままで食べるのが、自然なようです。

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