テーマ「楓さんのセレブへの道:面会編4

 

「あぁぁヒマだ、暇だ、ひまだわ〜。セレブなお仕事来ないかなぁ〜」

楓さんが大きなアクビをしていると、事務所からヒロツがやってきました。

 

ヒロツ「おひさしぶりとです。楓さん..お仕事がやってきたとです」

楓さん「あらっ、丁度よかったわ。どんなお仕事かしら?」

ヒロツ「それが..今度はある人を捜し出してインタビューするとです。」

楓さん「まるで、セレブ探偵ね..いいわよ。深キョンになりきってやり遂げますわよ」

ヒロツ「ここに、その依頼状があるとです..読んで見てください」

楓さん「どれどれ..」

 

文面「私は、織田信長です。

    私の子孫が何処かで靴屋をやっていたけど、隠居してホトトギスを飼っているらしい。捜して下さい。」

 

楓さん「ん〜。ヒントは靴屋にホトトギスか..それと隠居してるというから、おじいちゃんね」

ヒロツ「さすが、セレブ探偵さん..ほかに何か解るとですか?」

楓さん「ホトトギスを飼うというのが解らないわね〜。

    織田信長は『鳴かぬなら殺してしまえホトトギス』と句を残してるのに..」

ヒロツ「ふむふむ..すると探すのは、野鳥を飼うお爺さん..と言うことですね」

楓さん「あっ.居たわ..家の裏のお家に.織田さんが..でも、飼ってるのはウグイスなの..」

ヒロツ「おおっ、こんな近くに、それらしき人が居たとは....取りあえず、直接会ってみましょう」

 

楓さんとヒロツは、裏のお爺さんの家に行きました。

 

楓さん「御免下さ〜い。今日もウグイス分けて下さ〜い」

爺さん「おう、楓さん..今夜もウグイス鍋かい..寒い日は暖まるからね〜」

ヒロツ「楓さんは、ウグイスを食べるとですか..?」

楓さん「だって、とっても美味しいんだもん..ところでお爺さん、昔靴屋さんだったのかしら?」

爺さん「そうじゃが..なにゆえそんな事を知ってるんじゃ?」

ヒロツ「お爺さんの名前を教えて欲しいとです」

爺さん「わしゃ..織田御無長じゃ..子供の頃から「ゴム長」があだ名だったから、靴屋を始めたんじゃ」

楓さん「でも、信長の子孫だと、ホトトギスを飼ってる筈だけど...?」

 

爺さん「先祖がホトトギスを殺したらしいので、罪滅ぼしにと思って卵から飼い始めたらウグイスだったんじゃよ」

ヒロツ「先祖の句だけで決め付けるとは..信長もこの爺さんも..早とちりは遺伝とです...^^」

楓さん「でも、ウグイスをこんなに飼って、どうするの?いつもパタパタ飛んでるわよ。」

爺さん「ウグイス料理を勉強して、天下一の名物料理にしようと...」

楓さん「なんか..罪滅ぼしどころか、ウグイスにとっては罪作りだわ..><」

ヒロツ「でも、天下一を目指すのも織田家の血筋..恐るべし^^;」

爺さん「こんな昔話をしたのも、初めてじゃ..そうじゃ、たった今、新製品が出来たからおみやげにあげよう」

楓さん「わーい、ありがとう..後でウグイスも取りにきますからぁ〜」

 

楓さんとヒロツは、お爺さんから袋一杯のおみやげをもらって、帰りました。

 

ヒロツ「何か良い話か、悪い話だったのか..よくわからんとです」

楓さん「いいじゃないの..おみやげもらったんだし..さて袋の中は何かな..」

ヒロツ「小さい丸いものが一杯ですねぇ..おおっ、これは?」

楓さん「ウグイスボールだわ..これって子楓も大好きなのよね〜。お茶入れま〜す」

 

一仕事終えて、お茶を飲みながらヒロツと楓さんは、ウグイスボールで満腹した..そうです。

 

ちゃんちゃん♪

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