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| ロンドン・ドッグス | 裏切り者 | オー・ブラザー! |
| スコア | ポワゾン | Dr.Tと女たち |
| 同級生 | 青い夢の女 | ハートブレイカー |
| ゴーストワールド | アメリ | シャンプー台のむこうに |
| O〔オー〕 | フェリックスとローラ | おいしい生活 |
| テルミン | ムーラン・ルージュ | 活きる |
| 網走番外地 | 春風亭小朝(落語) | 怪談 お岩の亡霊 |
| フロム・ヘル | ヒューマンネイチュア | 愛しのローズマリー |
| 耳に残るは君の歌声 | アモーレス・ペロス | 絶唱 |
| ムッシュ・カステラの恋 | 光の旅人 | パニック・ルーム |
| 海辺の家 | 暗い日曜日 | ノー・マンズ・ランド |
| DRIVE | ||
| DRIVE☆☆☆ DRIVE |
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監督:SABU |
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『おばさんって、誰よ?』 『布教活動、まぁ縁だな』 『この子がサイコなら、私はキャリーよ!』 |
| 登場する犯人達は、銀行強盗をしでかしたのも関わらず、その金を仲間の一人に持ち逃げされてしまいます。初めは多少の後ろめたさ(犯罪を犯したという)もあるのですが、すぐに犯行そのものもなかったかのように行動し始めます。テーマは、因果応報。袖触れ合うも他生の縁。マンガチックなお話なので、辻褄の合わない部分も多々ありますが、終わりよければ全て良し。喜んで騙されましょうね。 |
| ノー・マンズ・ランド☆☆
NO MAN'S LAND |
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監督:ダニス・タノヴィッチ |
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『悲観論者は、今を最悪だと思い、楽観論者は、次を最悪だと思うんだ』 『殺戮に中立はありえない。傍観するのは、加勢するのと同じだ』 『俺達の悲劇は、そんなに儲かるのかい?』 |
| 2002年アカデミー外国語映画賞を初め、各国で受賞した作品。ボスニア・ヘルツェゴヴィナ生まれの監督、ダニス・タノヴィッチのデビュー作です。 制作が、フランス=イタリア=ベルギー=イギリス=スロヴェニアで、役者スタッフも各国の連合軍です。それでボスニア紛争が題材というんですから、傑作ですね。いろんな意味で、リトマス試験紙となる作品でしたが、俺は笑えはしませんでした。 |
| 暗い日曜日
☆☆☆ GLOOMY SUNDAY |
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監督:ロルフ・シューベル |
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『音楽の本領は心だ、頭なんかじゃない』 自分で作った曲なのに、その本質を理解できないと悩む男に、レストラン経営者が諭します。言葉にできない、その旋律の持つメッセージ。その曲に魅了された人々は、各所で次々と自殺を企てるようになります。 店主が他所のレストランを、こんな喩えでクサします。うっかり想像すると、何だか堪らなくなります。動物園の凄まじい獣臭さと比べると、水族館の穏やかな香り。そんな処から来た比喩なんでしょうね。日本じゃ、あまり聞かない喩えです。 『人は欲張りなものだ』 心の自由を第一に、自分も他人も束縛しない生き方を重んじる男。恋人を新参者のピアノ弾きに寝取られ、公然と二股をかけるよう女性にすすめます。 『決して死なないと、私に約束して』 ナチスのユダヤ人収容が迫り来る中、女は残された男に言います。ポッテリと腹を膨らませた中年男も、こうした状況下でなら、気障な台詞も許されます。 |
| しかし、このタイトル。意味は間違っちゃいないんでしょうし、内容が内容なんだから仕方ないのかもしれません。が、ちょっとあんまりです。変に凝った邦題を付けるくらいなら、そのままで良いのかもしれない。でもこんな題名の作品、積極的に誰が観に行くのか? 決して幸せ一杯のラブストーリーではありませんが、ちょっとしたミステリーにもなっていて、満足度の高い作品です。どうにも惜しい。 |
| 海辺の家
☆ LIFE AS A HOUSE |
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監督:アーウィン・ウィンクラー |
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『あなたが2〜3カ月の命と宣告されたら、どうする?』 病院で意識を取り戻した男が、看護婦にいいます。これで変な気さえ起こさなきゃ、粋ながん患者なんですがねえ。 『一生、恨んでやる』 『何万回『愛してる』といっても、男と女の間は、 |
| 規定外の建築物に苦情をいってきた隣人(男)が、いとも容易く、少年の言葉に訴えを引き下げる。その脅し文句が、良く分からん。 人足を突如集めた、隣人(女)。そのお詫びの意味が、良く分からん。 自らの手で(百歩譲って息子が)作り上げるべき我が家を、途中から身も知らぬ人足に容易く一任してしまうのは、如何なものか? 死に対する生として描かれる性(セックス)が、10分200ドルの風俗バイト、シャワールームの桃色遊戯、母子家庭の親子ドンブリじゃ、あまりに品がなさ過ぎる。これは、ユーモアのつもりなのか? ストーリー自体は単純ですが、そこここにカルチャーギャップを強く感じた作品でした。 |
| パニック・ルーム
☆☆☆ PANIC ROOM |
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監督:デビッド・フィンチャー |
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『嫌になるほど、愛しているわ』 外とを結ぶ空気孔から、ペンライトでモールス信号を送る娘。SOSとは「Save Our Souls」の略で、「… - - - …」、これを3回繰り返すそうです。知っておれば、どこかで役にたつやもしれませんね。できれば一生、使わないに越したことはありませんが。 『テレビじゃみたことあるが、手順を教えてくれ』 糖尿病の薬が切れて、発作を起こしかけている娘に、犯人の一人が注射を打ちます。麻薬の常習者でもない限り、注射器なんてあまり馴染みのないものです。情報として知ってはいても、実際に経験したことのないことって、案外と多いものですよね。「ナイフで鉛筆を削れるかい?」「できると思います」 |
| 作品ごとに、賛否両論。好き嫌いも含めて、毎作、何かを期待させてくれる監督、デビッド・フィンチャー。今回もデジタル映像を駆使して、大きな家の全域をカメラがなめ回します。吸い込まれるようなこの浮遊感は、彼の真骨頂。 ラストのアップと、蛇足めいたシーンに若干疑問も残りますが、それでも充分に満足しました。お薦めです。 |
| 絶唱('58) ☆☆ |
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監督: 滝沢英輔 |
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『眠ると、ひどいいびきをかくわ。歯ぎしりもするわ。 自分のコンプレックスを全部話して、小雪は順吉の気持を確かめます。何を云おうとも、彼の耳には入りません。存在のすべてが、好きなんです。あばたもエクボ、恋は盲目。暴走機関車。 世間知らずで苦労知らずの若者がかぶれるもの、それは思想。当人がなまじ純粋と思いこんでいる故に、厄介な代物です。こうなると口角泡を飛ばして、他人を批判したりするので、全く困ったものです。清濁合わせ呑む。 『僕達は毎日が、結婚式なんだ』 駆け落ちして一緒に暮らすようになった二人は、結婚式などしていません。昨今では、珍しくもありませんがね。親の強い反対を押し切ってまで、夫婦となる。そうした障害が大きければ大きいほど、逆に絆は強くなるものです。払った犠牲が大きいと、軽々しくも別れられませんしね。 『愛するとか愛されるとかいう激しい生き方はともかく、 戦争を生き延びた男が、恋愛する機会もなかった女にいいます。一気に燃え盛る恋よりも、こうしてグズグズとくすぶる思いの方が、えてして長持ちするものですよね。皮肉なもので。
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| 若い頃の浅丘ルリ子と、痩せた今の細川ふみえって、どこか似ています。何だか目ばかり大きくて、まつげばかりが長くて。まあ、全く趣味じゃないんですがね。 小林旭は自慢の喉を聞かせます。独特のあの高い声。低音ばかりが男の魅力じゃありませんね。 |
| 愛しのローズマリー
☆☆☆ SHALLOW HAL |
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監督:ボビー・&ピーター・ファレリー |
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『胸が片方しかない女と、脳味噌が半分の女だったら、どっちを選ぶ?』 『何の番号?』 『失うことが沢山あるって、素敵なことね』 |
| この兄弟監督作品『メリーに首たっけ』は、その下品さに正直、辟易としました。悪乗りが過ぎるきらいはありますが、こいつら結構、善人なんですね。くやしい気もしますが、この作品は好きです。 「外見で他人を判断してはならない」とか、「肝心なのは中身だ」という正論があります。そうはいっても他人を判断する場合、第一印象に寄るところは大きいものです。背が高いとか、目鼻立ちがどうだとか。 あれだけ太っていると、さすがのグウィネス・パルトロウも美人とは思えませんでした。せめて可愛く思えたら、違ったんでしょうが、俺はダメかも。映画の主旨には反しますが実際、外見ってホント大事だと思いますね。 相手の内面が見える状態で、美しい姿が変わらなかった隣人の女性。内実ともに魅力的な人だったことに、彼は気付いたのでしょうか?う〜ん、もったいねえ。 |
| 怪談 お岩の亡霊 ☆☆☆ |
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監督:加藤泰 |
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『宅悦おめえ、岩と間男しろよ』
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| ご存知、四谷怪談。いくら格の違いとはいえ、近衛十四郎の直助役が、美味しすぎます。憎めない小悪党役の見せどころ、満載。芝居はともかく、顔は息子の松方弘樹にそっくりです。 天知茂、佐藤浩市版の伊右衛門は記憶にありますが、佐藤慶、仲代達矢のものを観たかどうか覚えていません。木下恵介の撮った、上原謙と田中絹代版があると知り、是非とも観たくなりました。 |
| 活きる ☆☆☆ 活着 |
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監督:チャン・イーモウ |
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『鍋がなくて、どうやって食事を作るの?』 『うちは今、ヒヨコのようなもんだ』 『人間らしくもない名前が、いいのよ』 |
| この作品を観ていて幾度も「人間万事塞翁が馬」という諺が、頭をよぎりました。何があろうとも、はしゃがず、落ち込まず。納得のいく今日でなくとも、明日はやってきます。生きてこそ。悔しさ悲しさばかりの毎日に、いい加減飽き飽きしてしまうこともあります。それでも、生きてこそ。生きるというのは、滑稽で残酷で、結局は素晴らしい。 |
| 光の旅人 ☆☆ K-PAX |
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監督:イアン・ソフトリー |
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『胸から飛び出さない、エイリアンだ』 『今度は、キリストか、それともジャンヌ・ダルク?』 『異星人にも、医療保証は適用されるのかい?』 『死は、人智を超えたものだ。だからそれに怯えて毎日を暮らすなんて、馬鹿げていることに、気がついたんだ』 |
| 能面の表情(デッドパン)をウリにする俳優、ケビン・スペイシー。一歩違えば即、道化師ともなりかねないこの奇妙な役にリアリティーを持たせているのですから、やはり名優なのでしょう。バナナ丸齧りのシーンは、お見事。しかし実際はこんな得体のしれないオッサン、できれば知り合いにはなりたくないものです。 |
| アモーレス・ペロス
☆☆☆☆ AMORES PERROS |
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監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ |
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『足で蹴り返してきたら、サッカー選手に』 『もうサッカーは、無理ね』 『3つ数えたら、ドアを蹴破るからな』 『神は、人間の計画を聞いて笑う』 |
| 突然ですが、女子高生のスカート丈は、メキシコでも短いんですね。日本アニメに影響を受けたからでもないんでしょうが、ちょっと新鮮でした。 単独でも充分な内容の物語を3つも絡ませ、それでいて大変分りやすい。30数回もの推敲を繰り替えしたという脚本は、伊達じゃありません。肌がヒリヒリするような映像も含めて、文句ナシに今年一番の作品となりました。 |
| ヒューマンネイチュア
☆☆ HUNMAN NATURE |
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監督:ミシェル・ゴンドリー |
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『人は包装と、寝るわけじゃないわ』 『このままじゃ、我慢できないわ』 『迷ったら、自分の欲求には従わないことだ』 |
| 奇妙な設定を考えるというのは、実はそれほど困難ではありません。ところがそれを実際の絵で見せるとなると、話は全く違ってきます。大きな嘘であればある程、ちゃんと成立させるためには頭と金が必要となります。 性欲に焦点を当てているのが、とても面白い。そのくせ下品にもならず、すべてを笑いに転化しているのは監督の品性でしょう。そんな彼は、上品ぶったフランス文化を揶揄したりするのが大好きな、フランス人だそうです。 |
| 春風亭小朝独演会 |
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西国分寺 いずみホールにて |
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二つ目林家きくお(木久蔵の息子)で、創作落語が一席。 そして小朝。 話術の巧みさは認めつつも、この「〜明日があるさ編」と名付けた 他人のためになることは、人としての幸せ。 見回すと、客席のほとんどは、老境に差しかかろうかと思われる 次なる演目は、創作「越路吹雪物語」。 聴き終わった後、満足げに帰る観客たちを見ながら思った。 一見心優しい芸人風に見られる彼が、実は極めて策にたけた戦略家という
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| ムーラン・ルージュ
☆☆☆ MOULIN ROUGE |
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監督:バズ・ラーマン |
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『ビジネスには、邪魔な恋ね』 『公爵はアレさえ突っ込めれば、口は突っ込まないわ』 |
| キッドマン、どこからみても美人です。「アイズワイドシャット」で披露した素っ裸スタイルは、もう抜群。しかしそうなると評価の対象は、純粋に演技ではなくなってしまいます。そんな理由から、彼女にはそれ以上の期待も注目もしていませんでした。ところが、本作で吃驚。 メトロポリスの凶女を連想したと云うのは、誉め過ぎでしょうか。すみません。すっかりなめてました。素晴らしい女優です。 |
| ムッシュ・カステラの恋 ☆☆☆ LE GOUT DES AUTRES |
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監督:アニエス・ジャウイ |
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『侮辱される気分を味わうには、最高の場所だ』 『お酒や煙草ならいいっていうの?』 『下品な冗談をいって、皆の金を支払って、帰っていったよ』 『あなたが嫌いみたいなの』 『黙れ!俺がこの家で選んだ、唯一の絵だぞ』
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| カステラ役のジャン=ピエール・バクリと、監督兼ウエイトレス役のアニエス・ジャウイは、公私共にパートナーだそうです。疎まれながらも仲間に入りたくて、ウロウロとする男。仲良くしているようで、実は周りから小馬鹿にされている男。朴念仁のカステラを、これほど愛すべき男に仕立て上げた手腕は、ただ者じゃありません。 恋する男の繊細で臆病な思いが、随所から痛いほど伝わってくる作品でした。上手い。でもこれって、ハッピーエンドとはいわないかもしれませんね。 |
| 耳に残るは君の歌声 ☆☆ THE MAN WHO CRIED |
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監督:サリー・ポッター |
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『彼がなぜか、私のサイズを知っているのよ』 『男を捕まえるためには、言いなりにならずに、焦らすことよ』 『子供は皆、俺の子だ』 『幽霊なら、きっと君のことを見守っていてくれる』 |
| クリスティーナ・リッチといえば、アダムスファミリーの娘役です。サイレント映画から出てきたような不思議な存在感、相手役のジョニー・デップも然りですね。スリーピー・ホロウでも共演しています。 真ん丸おでこに黒髪をピッタリとさせた姿は、“いくよくるよ”の太った方にさも似たり。見ようによっちゃ美人ですが、まあ無難に個性派女優とでもしておきましょう。全く俺の趣味じゃありませんがね。 |
| フロム・ヘル ☆☆ FROM HELLL |
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監督:ヒューズ・ブラザーズ |
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『あたしの股じゃ、5ペンスがイイとこだよ』 『アヘンの匂いというのは、独特だ』 |
| グロになりがちな場面を、フラッシュカットでセンスよくみせるこの双子監督、なかなかです(特に、白刃が暗闇できらめく殺戮シーンはみごと)ロンドンの暗く猥雑な街並も、とてもいい感じでした。 あまりに有名な「切り裂きジャック事件」。迷宮入りしたから逆に、今でも多くの者の創作意欲をかき立てるんでしょうね。 連続殺人の犯行動機がわかってから、犯人を追い詰めるまでが、かなりもたつきます。犯行自体はかなり大雑把なので、ぼろが見える前にラストまで畳み込んで欲しかったですね。 同時代ネタで登場する「エレファントマン」。ジョン・メリックも、取って付けたようでいただけませんでした。ちょっと、懐かしかったけどさ。 |
| 網走番外地 ☆☆☆ |
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監督 /石井輝男 |
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「冷房がよく効いてやがら」 「体中ツララだと思ゃあ、構わねえや」 脱獄する際に、同室の老人は足でまといになる。ならいっそ口封じに、殺してしまおうという話がまとまります。それを聞いた橘が、彼らにいうセリフです。 「おまえとは、クサリ縁だな」
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| 健さんの当り役で有名な、「網走番外地」。実はこれ、その6年前に小高雄二主演で作られた作品のリメイクです。この後、「嵐を呼ぶダンプ仁義」(1972)まで17本の続編が制作されることになります。 70年の歴史、最後の上映日ということで、新宿昭和館の客席は8割ほどが埋まっていました。しかし上映中、携帯電話で堂々と話すヤツはいるし、高いびきで周りのひんしゅくをかう男、場内禁煙を無視してつまみ出されるオヤジ、表ではガラがラとジュースを運ぶ音が鳴り響き、環境は最悪でした。嫌いじゃないけど、これじゃつぶれます。 |
| テルミン ☆☆ THERMIN |
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監督:スティーヴン・M・マーティン |
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『いつも君の事を思っているよ』 思い出の品々を、ところ狭しと部屋に並べているクララ。それぞれについて、一通りの説明を終えた彼女に向かって、テルミンが一言。 |
| 奇をてらうでもなく、次々と産み出されていく不思議な発明品。リズミコン、誘拐防止ゆりかご、等々。おそらく本人は、それが奇想とも思っていなかったんでしょう。大真面目。しかし彼をマッドサイエンティストと呼ぶには、あまりに毒気が感じられません。一本気で実直な研究姿勢。いい人そうです。天才と変人は紙一重とは、彼のような人を称する言葉ですね。晩年には、不老の研究に心血を注いでいたというから、ホンモンです。 |
| おいしい生活 ☆☆ SMALL TIME CROOKS |
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監督:ウディ・アレン |
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『出会った頃も、一緒にこんな夕焼けを見たじゃないか』 『化学調味料の入ったギトギト中華は、最高だ!』 『Bにはまだ、進んでいないわ』 |
| 最近ではコンスタントに年一本。作り続けて、今作で31本目だという。あのアニーホールが7作目というから驚きである(そんな昔になっちまったのか)。この作品、ここ数年の中では一番好きかもしれない。俺の好みは、「カメレオンマン」「カイロの紫のバラ」ですがね。自然体でさらりと作った感じ。この程度ならいくらでも作れるぜ、って自信でしょうか。お薦めはしませんが、おみごとです。 |
| シャンプー台のむこうに ☆ BLOW DRY |
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監督:パディ・ブレスナック |
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『せめて男と逃げるべきだ』 『黙ったままでも、髪は切れるよ』 |
| 飛び出していったかみさんが、余りに自分勝手。大切な愛人には秘密にしておいて、不治の病をネタに昔の家族と復縁するなんざ、言語道断である。それを許しちまう亭主も息子も、人がイイにもほどがある。じゃ、どっちがホントの家族なんだ?この十年は、彼らにとって何だったんだ。死ぬまで、関係者全員を付き合わせる気なのか!予想通りの大団円が、ムカツキました。 でもレイチェル・リー・クックは、可愛くて好みです。 |
| ハートブレイカー ☆ HEARTBREAKERS |
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監督:デヴィッド・マーキン |
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『ヒールの踵でオカマ掘るわよ』 『俺の愛が恐いのか?』 |
| Dr.Tと女たち ☆☆ Dr.T & THE WOMAN |
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監督:ロバート・アルトマン |
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『あんな女を、患者にしておくなんて』 『ヘスティア・コンプレックス』 |
| オー・ブラザー! ☆☆ O BROYHER,WHERE ART THOU? |
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監督:ジョエル・コーエン |
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『神とは仲直りできても、ミシシッピー洲とはダメだろうな』 『州の電気を、俺が全部吸い取ってやる』 |
| フェリックスとローラ ★ FELIX ET LOLA |
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監督:パトリス・ルコント |
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『本当に私と暮らしたいの?』 『痛いの?』 『イヌを飼いたいんだ』 スピード写真をとるローラに、フェリックスがいいます。 |
| アメリ ☆☆☆☆ AMELIE |
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監督/ジャン=ピエール・ジュネ |
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『愛のない女は、太陽のない花と一緒で、すぐ枯れるわ』 『可哀想ね。きれいで、若いのに』 『作戦が好きなようだが、ちょっと卑怯だな』 『諺に詳しい人に悪人はいないって、うちの家訓なの』 |
| 青い夢の女 MORTAL TRANSFER |
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監督:ジャン=ジャック・ベネックス |
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『デパートじゃ、枕のセールス中よ』 『ラカンによると、心の清い人ほどよく笑う』 |
| ポワゾン ORIGINAL SIN |
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監督:マイケル・クリストファー |
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『愛していなかったら、これほどまで憎まない』 『幸せな結婚なんてない。幸せな死がないようにな』 『君といると、早死にするよ』 『愛は、相手に全てを与え尽くすこと』 |
| 裏切り者 THE YARDS |
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監督:ジェームズ・グレイ |
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『脅しよりも、おだてるのがコツだ』 |
| O〔オー〕 0 |
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監督:ティム・ブレイク・ネルソン |
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『俺は恐がりだよ。君と初めて話した時、気絶しそうだった』 『嫉妬が醜いことは、知っている』 |
| ゴーストワールド GHOST WORLD |
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監督:テリー・ツワイゴフ |
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『あなたがモテナイこの世の中が、不満なの』 『体制を破壊したいなら、ビジネススクールに行け』 『僕の趣味なんて、僕だけでたくさんだ』 『世の中の多くのやつらは、マックとナイキで満足しているんだ』 しかし同時に彼は、マイノリティーであるオタクの自分を客観視できる程度の常識は持っています。 『僕にかかってくる電話なんて、出る価値ないな』 |
| 同級生 GET REAL |
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監督:サイモン・ショア |
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『立ってるわ』 『Lサイズは?』 『Get Real』 |
| スコア THE SCORE |
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監督:フランク・オズ |
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『お前は切れて才能もある。しかし問題は、才能よりも選択だ』 泥棒をやめて二人の生活を始めたいと望むニックに、彼女ダイアンがいいます。 伝説のゴッドファーザー、新旧役者の共演です。しかし残念ながら、ブランドに見せ場はほとんどありません。もはやそこに居るだけで良し、という感じです。 (2002.1.22)INDEX |
| ロンドン・ドッグス LOVE,HONOUR&OBEY |
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監督:ドミニク・アンシアーノ&レイ・バーディス |
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『どうしたら、この悪魔に見入られた息子が復活する?』 銃撃戦の最中に、ボスが興奮していいます。 そもそも本来は、裏社会で人目を避けて生きるギャング達。その親分が、人前で臆面もなく歌うカラオケ好きという可笑しさ。その隣組のボスも彼に負けず劣らず、大のカラオケ好きときています。 (2002.1.22)INDEX |