
1、鹿の銃殺に対する担当者の回答
ご意見ありがとうございます。
奥日光におけるシカの駆除について、どうしてもやらなくてはならないのか
というご意見でございますが、シカの種としての絶滅を防ぎ奥日光の自然を
守っていくことが必要であるとすれば、やらざるを得ないことだと存知ます。
新聞には、今年は雪が少なく笹があるため食害はそれほど進んでいないと
あるようですが、その笹が奥日光一帯から消えていこうとしております。
添付いたしました写真をごらんいただけると判りますように、柵によって保護し
た
場所以外の笹は食べ尽くされようとしております。奥日光の森や草原は深い笹に
覆われており、そこには昆虫やねずみなどの小動物が生息し、それを基点とする
食物連鎖状の動物が幾種類も生息しております。高山植物を餌とする蝶類も多く
、
何種類もの蝶がシカの食害による高山植物の減少と共に姿を消しており、絶滅が
心配されております。また、新聞の指す食害でありますが、これは樹木の樹皮に
対するものをさすものと思われますが、奥日光のあらゆる所において、モミやし
う
り桜、
桂などの木が根本付近の樹皮を環状に食べられ、枯死しております。国や県・市
な
どは、
シカの好む樹木の根本を網で囲うなどの対策を行ってまいりましたが、奥日光の
森
林全体に
行き渡るには相当な時間が必要になります。その間、樹木の立ち枯れが広がり、
奥
日光の
自然景観が一変してしまうことが予想されます。
このようなことは、自然の経過であるからやむをえないとか、地球温暖化とい
う
人間が自ら
作り出した状況の結果だからその責任は人間が負うべきだといったご意見がある
か
と存じます。
しかし、そのような中で日光市・栃木県・国は、奥日光が、シカを含めた多くの
野
生生物が生息でき、
植物の多様性を保つことのできるような状態の地域であるように維持することを
選
択し、そのために
やむを得ずシカの生息数を調整しようということになったのです。
ご意見にございます、たった150頭のシカは、人が半日歩いて確認できる範
囲
で数えられたものです。
その中の少なくない数のシカが、国道のすぐそばで樹皮を剥いでいるところをカ
ウ
ントされたものですが、
こうした状態はまったく異常な状態です。その狭い森は動物園のシカ檻の中のよ
う
に、草の生えない、
生き物のまったくすまない死んだ森になりつつあります。
生き物を殺すということにご理解をいただこうということはきわめて難しいこ
と
だと存知ます。それが、
人間の引き起こした状況のせいであるとすればなおさらでしょう。シカに罪は有
り
ません、しかしシカ以外の
多くの生物を守るためには、今はシカの数を減らす以外に方法が見つからないの
で
す。
なお、ついでながら、駆除されたシカが旅館などで出されることはありません
。
今後とも日光市の諸行事に対しまして、ご意見・ご感想をお寄せ下さいますよ
う
お願い申し上げます。
日光市農林課林政係 海老原忠
電話0288-54-1111内線354


写真の説明 左上ー冬になると食べるものがなくなり木の皮を食べる。食害の代表的なもの。
右上ー柵の内と外で笹の様子が違うと主張。
左下ー笹を食べることも食害!要するに鹿は奥日光では生きられないということだ!
右下ー鹿を銃殺したおかげで自然が復活したと主張される小田ヶ代。
2、銃殺実施後の回答
お問い合わせの件につきまして下記の通りお答えいたします。
1. 実施日毎のシカ駆除数
2月28日 47頭
3月11日 36頭
3月16日 17頭
3月23日 22頭
2. 予算 600,000円
3. 栃木県シカ保護管理連絡調整会議日程(平成14年度)
11月19日 第1回栃木県シカ保護ワーキンググループ会議
2月6日 第2回
2月18日栃木県野生鳥獣保護管理専門部会
2月19日 栃木県シカ保護管理意見交換会
2月21日 第1回栃木県シカ保護管理連絡調整会議
4. 会議の傍聴について
シカ保護管理連絡調整会議については傍聴が可能。その他の会議は、実務者
会
議或いは行政機関以外の団体等の構成員による会議(意見交換会)などのため
、
傍聴は適当でないとのことでした。
なお、会議は不定期であり、構成メンバー等に通知するほかは特に日程を周
知
しておりません。平成15年度の会議日程に付きましては、年度後半に栃木県
自
然環境課自然保護担当(TEL:028-623-3261)にお問い合わせ下さい。
5. 栃木シカ保護管理連絡調整会議構成員
議 長 栃木県林務部次長
副議長 栃木県林務部自然環境課長
委 員 環境小喜多関東地区自然保護事務所長
日光森林管理署流域管理調整官
塩那森林管理署流域管理調整官
群馬森林管理署大間々事務署業務第二課長
宇都宮大学農学部付属演習林教授
鹿沼市林政課長
鹿沼市農政課長
日光市農林課長
今市市経済環境部参事兼農林課長
矢板市商工林業観光課長
粟野町農林課長
足尾町産業観光課長
栗山村経済課長
藤原町農林課長
塩屋町産業課長
塩原町農林課長
田沼町ふるさと振興課長
葛生町経済課長
栃木県農務部経営技術課環境保全型農業担当課長補佐
栃木県林務部森林土木課治山担当課長補佐
栃木県林務部造林課造林担当副主幹
栃木県上都賀農業振興事務所農畜産課長
栃木県塩谷農業振興事務所経営普及部主幹
栃木県那須農業振興事務所経営普及部主幹
栃木県安足農業振興事務所経営普及部部長補佐
栃木県今市林務事務所森林環境課長
栃木県鹿沼林務事務所森林環境課長
栃木県矢板林務事務所森林環境課長
栃木県佐野林務事務所森林環境課長
栃木県県民の森管理事務所副主幹兼鳥獣課長
日光市農林課林政係 TEL:0288-54-1111内線354
|
|
||
メール内の
をクリックするとオンライン上の友だちにメッセージを送れます |
=
オンライン =
オフライン |
|