ワタラセフライイン97古河

ワタラセフライイン97古河は茨城県古河市で97年3月20〜23日まで開かれました。

この大会ではGPS(衛星を使って自分の位置を確認できるもの。カーナビの地図がないものと考えて下さい。)を競技に取り入れるという試みも行われました。


3月20日 AM

#1JDG#2MXD
初日朝は北東風だったので,北川辺町に#1JDGのターゲットを設定されました。 さらに、このフライトでは各パイロットにGPSを与えられ、自分の着陸地点をマークして#2マキシマムディスタンスの成績を出しました。

このフライトでは普段熱気球を飛ばしていないエリアを飛行したため、住民から消防署に「気球が火を出して墜落した」という通報があったそうで、某気球に消防署の人が駆け寄って行って「怪我人はどこですか?」と質問したそうです。当然、その気球は安全に着陸したので(自分の意志で)怪我人などいるわけないないのですが・・・・
気球を見たことがない人にとっては気球が降りたか墜落したかの区別は難しいのだろうなあ、と妙に納得してしまいました。

3月20日 PM

#3HW
午後も風が弱く、フライトを行うことができました。何機かの気球がターゲットにマーカーを投げていました。
マーカーというのは砂袋に長い布をつけたもので、これをターゲットにできるだけ近いところで投げます。ターゲットとマーカーの距離が競技者の成績になります。

3月21日 AM

#4MND,#5JDG,#6JDG
このフライトではターゲットにある程度近よった気球はいたのですが、結局どの気球も計測エリアに入ることができまぜんでした。
でも、風が穏やかでフライトはとても楽しかったです。

3月21日 PM

#7HNH
今回の競技はGPSを使ってどこにマーカーを投げても成績が残るものでした。私たちの気球はターゲット(ヘア気球の降りたところ)から約200mくらいでまあまあの成績でした。

3月22日 AM

雨でフライト中止

3月22日 お昼

昼はアラン(1993世界チャンピオン)のセミナーを行いました。
一つは,今年1月のスティーブ・フォセットの世界1周フライトについて. アランはそのフライトのサポートクルーだったそうで,スティーブと地上班の やり取りを一々説明してくれました。スティーブは世界一周はできなかったものの、最長飛行時間の記録を樹立しました。スティーブは乗った気球は熱気球ではなくロジェ気球というもので、ガス気球と熱気球の折中型の気球です。
もう一つは,アランと浅岡さん,熊沢さん,岩井さん,浅野君を交えての,競技についての座談会でした。この4人は今年佐賀県で行われる熱気球の世界選手権に参加する日本代表の方々です。
チームを組んで飛ぶ話や,こういうパイバルデータ(風船を飛ばして風向きと風速を測定した結果)だったらどこにターゲットを作るか,といった話をしました。盛り上がってきたころに時間切れとなってしまい,ちょっと残念でした。

3月22日 PM

競技は中止。しかし渡良瀬カップは行われました。渡良瀬カップとは美濃吉又は風船屋のお食事券をかけた競技です。ターゲットを大会期間中ずっと渡良瀬遊水地の谷中湖の真ん中に設けて、大会期間中を通してこのターゲットに一番近いところにマーカーを投げたチームがお食事券を貰えるというゲームです。このゲームは大会の成績とは全く関係ないものです。

3月22日 夜

この夜は,古河市内のお母さん達の手作り料理でのパーティー。急遽決まった パーティーだったのですが,「お母さん」のパワーによりおいしい料理 をいろいろと用意していただき,とても盛り上がりました。

3月23日 AM

#8JDG,#9HW
この競技も何機かの気球がターゲットに近づくことができました。私たちのクラブは#9では計測エリアのわずか10m外側でした。残念。

この大会は本当に良く飛べた大会でした。結果もさるさることながらフライトを満喫することができました。

●結果

順位パイロット名クラブ名
1位岸 孝二BCわたらせ
2位水上 孝雄寿BC
3位上田 祥和テイケイ
4位高本明美BST(当クラブ)
5位遠藤 護ウィンドエンジェル
6位アラン・ブラント米国
7位藤田 昌彦PJM
8位竹沢 広介無所属?
9位清水 歩くもすけ
10位岩井 重文ファイアフライ

ちなみに、渡良瀬カップ(お食事券)の優勝者は市吉 三郎さんでした。

文:高島工、林佳奈子


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