アナグリフは赤と青(シアン)のメガネを利用して立体的な画像を見る方法です。
一般的に左が赤、右が青と決まって入るようです。
ここではフリーの画像処理ソフト「DIBAS」を使ってアナグリフを作成してみます。
(DIBASは「窓の杜」や「Vector Software
PACK」に有ります。)
今では立体写真用のソフトも有るようですが、私の場合は立体写真を作る過程
も楽しみたいのでこの方法を使っています。
1.ステレオペア写真を準備します。
ステレオペアとはカメラを水平移動して撮影した2枚の写真です。
水平移動距離は一般には目の間隔ですがマクロ撮影の場合はほんのすこし
(例えば1〜2cmで十分)移動させます。
2.DIBASを起動してステレオペア写真を読込みます
3.この段階でアナグリフにしたい部分を左右の写真ともトリミングしておきます。
トリミングのサイズはこの段階ではおおまかで結構です。
トリミング後の原画サンプル
この状態で平行法立体視が出来る方には100円ライターがかなり飛び出して見えます。
平行法立体視の方法はここでは述べません。いろんな方がホームページ上で説明され
ていますので「立体写真」や「平行法立体視」で検索して調べてみてください。
4.以下の方法で合成用画像を作成します。
・左側の写真
編集→色調整→カスタム
で対象色(RGB:G 緑)を選択してグラフの青線を横軸に一致する様に
マウスで右上のポイントを真下に移動して更新してください。
同様に(RGB:B 青)を選択して同様の操作を行い更新します。
・右側の写真
左側の写真を選択後左側と同じ要領で(RGB:R 赤)を選択して加工します。
| 左側加工後 | 右側加工後 |
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5.画像の合成
左側の変換後画像を選択し
ツール→画像の合成
で右側の変換後画像を左側画像にドロップします。
画像合成ツールのダイアログが現れますので
・合成方法を
「セル」(右側の画像)を「加算」に変更
「台紙」(左側の画像)を「コピー」に変更
・マスク有効を「セル」「台紙」共はずす
・「台紙サイズ固定」をOFF
とします。
最後にマウスで合成する画像位置を調整して、必要ならトリミングを行い
新規画像にして保存します。
| 完成したアナグリフ |
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画面から少し離れたほうが立体感が得やすい様です
合成した画像の色のバランスが悪い場合(赤が強かったり青が強かったり)は3で作成した画像に戻り左右の画像をガンマ補正などで微調整しながら4の操作を繰り返してください。
また合成位置により、得られる立体感も変わってきます。
画像処理ソフトは「DIBAS」でなくても構いません。同じような機能を利用できれば良いです。