文責 綿貫あずみ
最後の手段として,”Seicomartの食べ尽くし”を海岸ですることになる。私達は三日間の締めくくりとしてふさわしい大きな焚き火を囲み,時間を忘れて時を過ごす。斎藤さんは遠くから薪を拾ってきて火にくべては「うん,いいねぇ〜。」を繰り返している。・・・・・・・・・!?気が付けば誰かが砂に埋まっているではないか!ん
!?足がにょきっと出て,杖を持ち出したゾ!!こうして小松長老 は誕生したのであ〜る。そう,かの謎めいた木は長老の杖なのだ。
これで三日連続海岸で焚き火をすることになったが,やっぱり焚き 火なくして旅は終えられないネ!!
朝は早起きしておにぎりを作り,借りている家のすぐ西に流れる川での魚釣り。ほっしーお気に入りのウキゴリなど色々な淡水魚がいるらしいが,今日は残念ながら魚さんの気配がないので引き上げ
て海に向かうことにする。北海道の大地を走る道は直線に近いものが多く,斎藤さん率いる私達の車は爽快にスピードを上げる。
牧場の所々には牛がいたり,風力発電の大きな風車があったり。眼に飛 び込んでくる何もかもが新鮮だった。風車は大きすぎて近くで見る
とチョット気持ち悪かったけど。蛇のようなトンネルはまるでディ ズニ−ランドのスペースマウンテン!!北海道のど真ん中でこんな
気分を味わえるなんてサイコ〜なんだ!
気がつけばもうそこには海が・・・。江ノ島という海で,メノウ海岸とも呼ばれ,メノウなどの美しい石がたくさん散りばめられている海岸。お昼を食べるとみんなは自然と石を拾いだしていた。そこで一番好きな石を見つけて石の展覧会をすることになった。赤,
白,黄色,緑,黒。それぞれの石にそれぞれの良い所があった。
そのあと斎藤さんが熊に出逢ったという「賀老の滝」へ行き,70mもあるという滝を上から眺める。残念ながら熊には逢えなかったが,そのかわりマッシュ博士ヤスシは食通が好むという珍しいきのこコウタケに出会い,目を輝かせる!キミは将来これで決まりダネ!!少し歩いたところには,ドラゴンウォーターと呼ばれる天然炭酸水の源があった。鉄分が多いらしいので,血の好きな人にはこの上なくおいし〜い水だろう。
帰り道には落ちていたブナの実”殻斗 (カクト)”をリスになった気分で食べて知らないうちに30分以上は経過していたようだ。6年に一度しかできないという実に出会
えた私達!何て幸せ者なんだろう!!夕方には雪秩父の小沼温泉を目指す。そこは山道を登ったところにある天然泥温泉らしいが,あの斎藤さんもまだしっかりと見たことのない未知の温泉だ。期待をふくらませながらささやぶを登ると,次第に夜の闇が押し寄せてきて,斎藤さんともはぐれて,みんなは「こりゃやば〜いっ!!」と思い,誰かは熊除けに大声を張り上げて歌いまくるわ,携帯を鈴がわりに鳴らしまくるわ,もー必死だった。これこそ”アウトドア!?”な気分だね。
そしてこまっちゃんとヤスシはこれから待つ今までの人生の中で一番の挑戦になるであろう”ジャンボオムライス”に向けて集中力を高めていく。さ〜あ,彼らは私たちにどれだけスゴイ食べっぷりを見せ付けてくれるのだろうかー。その観戦にブナセンターの三浦
さんも誘い,長万部に向かう。が,しかーし!!長万部に行っても 八雲に行っても食堂は閉まっているではないか。何だってぇー。あんなに楽しみにしていたのにーぃ。