夢の俺町
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<いいお父さん>

お父さん特製チャーハンを作ってくれるお父さん。 

キャッチボールでカーブが投げられるお父さん。 

「家族マラソンをやろう」と言いつつ、3日も続かず一番最初にリタイヤするお父さん。 

カラオケに行くと子供の前で無理してシャ乱Qを歌ってくれるお父さん。

バイクで事故った時に一番最初に病院に来てくれるお父さん。 

僕の代わりに徹夜でドラクエを買うために店に並んでくれるお父さん。 

知らない所へ行ってもなぜだかおいしいラーメン屋を知っているお父さん。 

固く閉まっている『ごはんですよ』のフタをいとも簡単に開けてしまうお父さん。 

初めて補助なし自転車を乗る時に後ろで自転車を支えてくれていて、走り始めると手を離し、子供が「持ってる?
持ってる?」と聞くと「持ってるよ」と言って走って着いてきてくれるお父さん。 

キャッチボールをする時、キャッチャーをしてくれるお父さん。 

子供がちょっとケガをしても「そんなものはツバをつけときゃ治る」などと言うだけだが、
思いがけない大ケガをした時はオロオロするだけの母親と違い、迅速な処置が出来るお父さん。 

俺のいない間に勝手に俺の部屋に入らないお父さん。
音もなく2階に上がってこないお父さん。
NHK以外のテレビは全て俗悪だと決め付けないお父さん。
頼みもしないのに勝手にやった部屋の模様替えを家族に対して「してやったんだぜ」という顔をしないお父さん。

<近所のプール>

プールサイドで鬼ごっこをして、監視員に笛で注意される。 

ロッカー室のロッカーの下に棒を突っ込んで小銭を探し回る子供。 

プールの排水溝は何となく怖くて近寄れない。 

自転車の鍵をよくなくす。 

10人ぐらいで横並びで手を繋ぎ、前後に同時に歩いて人工的に波を作る遊びがありました。 

女の子は帽子を胸の所に挟む。少しドキドキした。 

ビート板を股間に挟んで水面に立つという荒業にチャレンジする奴がいる。 


山下脱ぎでパンツを破く。 

ビート板を水に沈めて勢い良く飛ばし『魚雷』。はしゃぎ過ぎて友達の顔や自分のあごに当てて大泣き。 

ある事情でプールから出られなくなっている奴がいる。

腕にはめておいたはずのコインロッカーの鍵をなくして友達に八つ当たり。 

ひねると初めの方だけ熱湯が出てくる目洗い用の水道。 

<少年野球チーム>

[チーム名]
白鷺(しらさぎ)ホーマーズ。 

フェニックス。 

鹿島アトラス。 

吹上(ふきあげ)クラブコメッツ。 

風の子。 

タートルズ。 

(山科町にあったチーム名)ヤマシナーズ。 

ユニフォームのデザインがなぜか阪急ブレーブス系が多い。 

グランド整備でトンボをかけていると、ホウキにまたがる魔法使いのおばあさんごっこをしている奴が1人はいる。 
バッティングフォームが教えた人の趣味で奇妙なものになり、とても打てそうに見えない。 

たまに、サインボールをカッコンカッコン打っている大バカがいる。

監督のシートノックで「次、サードゴロ!」と言いながら打球は明らかにセカンドのボールであるにもかかわらず
「何やってんだサード!」と怒鳴り、その後サードの選手が「あんなの捕れねぇよ」という表情をしていると、監督は
「俺はな、捕れなかった事を怒っているんじゃないんだ。
何がなんでも捕ろうという気迫がお前にないから怒ってるんだ!」とめちゃくちゃな事を言って自分のミスを認めない。

デッドボールを受け、皆の??雰囲気に泣きながらバットを自転車のサドルと後輪の傘立てのような所にねじ込み、
帰宅したと思いきや、駄菓子屋の20円ゲームの電源を抜き差ししているタモツ君。 

その時話題をさらっているバッターの打ち方を真似る奴がたくさんいる。僕が5年生の時、
6年生のほとんどが呂明揚の真似をしていた。 

コーチに耳毛が一杯生えている人がいた。 

9割は引っ張る。 

小さい奴は体をかがめてフォアボールを狙っている。
やたら隠し球を使う。
ボークの意味がよくわからない。
フォアボールになると「もうけもうけ!」と皆言う。 

試合中にビックリマンシールを交換している奴。 

色が黒い奴は皆から『クロマティ』と呼ばれて親しまれているが、野球自体は上手くない。
少年野球なのに女の子がいて、結構上手くて後に中学でソフトボールをやる。 

どこに行くにも少年野球のチームの帽子をかぶっている奴がいる。 

監督もコーチもノックの時にキャッチャーフライを打てず、手で投げている。 

(神奈川県・僕が入っていたチーム)原町子供会野球部。
相手チームの低学年(小3ぐらいのやつ)で元日ハムのマッキントッシュみたいな打ち方をするガキ。 

ファウル36回で1アウトだと信じていた。 

ライトゴロあり。 

どうせバレやしないと、「俺は昔巨人の2軍に在籍していた事があるんだぞ」と吹く監督。
監督は野坂昭如みたいなサングラスをかけている。 

<学校を休んだ日>

卒業アルバムを見る。 

お母さんが「おかゆさんできたわよー」と部屋まで持ってきてくれる。 

ワイドショー総チェック。 

昼間電話に出ると「あら今日学校休みなの?」と知り合いのババアに言われる。 

体温計をストーブに当てて自分の熱を高めに設定しようとしたら、体温計が割れて水銀が漏れて大騒ぎ。

オブラートで折り紙を楽しむ。 

「ドラえもんを読みたい、読みたい」と言うがお母さんは「売っていなかった」と、内容も知らずに『がきデカ』を買ってくる。 

母親に看病してもらうと借りを作ってしまったようないやーな気分になる。 

栄養を取った方がいいと自分では思っているのに、おかゆしか食べさせてくれない。

ドモホルンリンクルに電話かける。 

100万円クイズハンターがものすごく面白く見える。 

夕方になるとクラスの担任に頼まれたであろう近所の友達が家にやってきて、宿題のプリントなどと一緒に、
明らかにそいつが帰ってくる途中にぐるぐるとぶん回しながら持ってきたと思われる、ふにゃふにゃになった揚げ
パンをビニール袋に入れて持ってくる。 

寝ながらNHK教育を見る。 

<佐々木>

ハンドボール部。 

透明の下敷きにアニメキャラをマジックで描いている。 

クラスでの身分は決して高くないのに、プライドは高い。

ホクロが多い。
毎週ジャンプを買っている。 

見た目、言葉遣いが女っぽい。 

東北福祉大卒。 

夏、プールの時間の小石拾いに命を懸けている。 

曇ってる日によく会う。
鳥を飼っている。 

「ほんとに?ほんとに?」が口癖。
べっこうのメガネをかけている。
いつもカバンに一杯物が入っている。 

背が高くて凄く痩せている。そして足がめちゃくちゃ速い。

妙に先生と親しく話をしている。
アニメ等の雑誌では「あなたの絵は最高です」などのファンまでいるイラスト投稿人。 

小さな文具セットを持っている。 

中学校1年の頃、妙に性教育に詳しかった。 

俺の街の佐々木は中学校の保健体育の教師。保健の授業でエロい事しか話さない。

ミカンを一口で食べようとして「オェッ」となっている。
山手線の駅が全部言える。
高岡早紀が好き。椎茸が嫌い。

学年が変わってからはどうしているか誰も知らない。 

卒業文集の文章が妙にカッコよく書かれている。 

僕の考えた超人コンテストにハガキを出している。

おでんの中にソーセージを入れる。 

カラオケに行くと『フォルテシモ』しか歌わない。 

<俺の街の小学校2年の教室>

先っぽの異様に曲がった、絶対掃除に使えないだろうというほうきが5本ぐらいある。 

クラスの中に1人は、ボタンを押すと色々な仕掛けがが出る筆箱を持っている奴がいる。

シャーペン使うと怒られる。 

博士と呼ばれている奴がいる。しかも虫に詳しい。 


九九早覚え表。朝のマラソン表。塗り絵大会。 

家から学校までつま先で歩いて帰ってみたりする。 

先生を不意に「お母さん」と呼ぶ奴がいる。

クラスの大将的存在の奴が偵察にいき、「先生来た、先生来たー!」と皆に知らせる。一斉に席に着く。まだ素直。
似てないセーラームーンの絵を先生にプレゼントする女子。

赤い服を着て来た男子は「女色着てるよ、女色」。 

給食の時間、バナナにシールが付いている奴、みかんに葉っぱが付いているのに当たった奴はヒーロー。 

教室の前の方の壁の両脇にそれぞれ、『右』『左』と書かれた紙が貼られている。


国語で習った漢字しか使ってはいけないため、日直の名前は平仮名と漢字の混じった書き方をしてある。 


額縁に3つの気。『やる気、元気、思いやりの気』。 

オルガンで「ネコふんじゃった」の早弾きにチャレンジしている奴がいる。 

1年の時のクラスがそのまま2年になったため、学年の『一』の文字に手を加えて『二』に書き直している名札。 

壁に皆の絵日記。書き出しは「先生、あのね」。 

教室の左斜め前、先生の机と黒板の間あたりに観音開きの扉の付いたテレビが1台。
各生徒の机の上には先生が白いビニールテープの上に油性マジックで名前を書いた、通称名前シールが貼ってある。
マジックの色は男子が黒で女子は赤。もちろん平仮名。ただし比較的簡単な『田』や『子』、『一』は漢字。例えば
『さか田アホ』。 

横の壁に忘れ物回数などが赤いシールでランク付けしてある。 

今日のお誕生日が黒板に書いてある。 

地震の時のお約束として、『押すな しゃべるな 声出すな』。 

机の列がバラバラにならないように、床にビニールテープで印がしてある。 

透明の瓶の中にアリを飼う。すぐ死ぬ。 

新学期になると、机が1つ足りないことがある。 

1年中半ズボンの奴がいる。 

ハムスターが触られ過ぎてノイローゼになっている。

誰かが鼻血を出すと皆野次馬。 

作動すると教室中に轟音がこだまする黒板消しクリーナー。 

<喫茶店>

僕の世界では『ローザ』は純喫茶ではなく、おしゃれ喫茶です。

年季の入った古時計の横に、茶色くなったサインが1枚だけ。 
誰だか良く分からない芸能人のサイン色紙が飾ってある。しかもかなり古い物で10年から15年前の物。
2軍のプロ野球選手。 

腕の毛が濃いマスター。 

ソーダがぬるい。
客の3人に1人はストローの袋でゲジゲジを作る。 

午後4時、店内のテレビは『レディス4』。ただし夏場は甲子園。

有名人のサインが1枚だけ、掛け時計の横に貼ってある。候補は『隆の里』『引田天功』『網浜直子』。 

店の中には高さ1mぐらいの小さな本棚があって、その中には3ヶ月以上前のジャンプとかが横に重なっていて、ページとかが(テープの変わり目で書けません)。 

ショーウィンドーにはフォークが持ち上がったスパゲティの見本。 

メニューに単に『ソーダ水』とだけ書かれた物がある。
ショーウィンドーには埃のかぶったコーラの瓶とフォークが浮いてるスパゲティがあるだけ。 

窓にステンドグラスのシールが貼ってある。
メニューの隅っこに漫画チックなマスターの似顔絵が描いてあり、ふきだしで何か喋っている。
本棚に『はぐれ雲』が全巻揃っている。
壁にビニール製の果物をたくさん飾ってる。
前日の巨人戦の相手チームとの点差x10円でコーヒーが飲めるなどのマスターが企画した、ちょっと凝ったサービスがある。 

店の奥にはちょっと大き目の水槽に、明らかにこれは鯉でも金魚でもないという20cmくらいの魚と、子供が夜店で取ってきたらしい赤い金魚が3匹ぐらい泳いでます。 

値段を油性ペンで書き直してある。
伝票をペラ1枚のまま置いていく。
壁紙がビニール製の木目調。 
カウンターに並んでいる丸い回転する椅子の色が、
向かって右から赤・赤・緑・赤・緑にガムテープ・緑・赤・赤だけどちょっとスポンジが出てるの順に並んでいる。 

新聞のクロスワードがやってある(でも途中)。