| 研究評ニュース | NO.145 2002年7月5日発行 発行:試験研究評議会事務局 電話011−747−2211(内線774) |
─────────────────────────────── 研究機関評価に関して科学技術振興科と意見交換を行いました 研究機関評価について、研究評ニュース142号でお知らせしてありますので、各研究機関、それぞれ意見を持っていることと思います。評議会では、6月11日に、窓口となる科学技術振興課に、本年度から実施が予定されている研究機関評価のあり方についてどう捕らえているか意見を聞く機会を設けました。評議会では、以前に仮提案された機関評価の内容について、馴染まない点などを取り上げており、科学技術振興課の谷藤参事と木場主幹に対して、評議会の意見を述べ、意見交換を行いました。 最初に木場主幹から、研究機関評価のこれまでの経緯とこれからの予定の説明がありました。5月20日に研究推進会議、5月28日に外部評価委員会が行われ、それぞれ、幹事会と評価委員の意見集約を行っております。7月中には各機関の企画で構成されたワーキングと担当部署により調整がなされ、研究推進会議により決定となる予定になっています。 評議会からの意見として、 それに対し科学技術振興課からは、 科学技術振興課では、各研究機関に対して、それぞれいい形で研究成果があがるように改善するための情報を得る手段として、研究機関評価を使うということを強調しています。評議会としては、研究機関評価絶対反対の立場を取るのではなく、科学技術振興課と連携を取りつつ、機関評価の内容について討議していく必要があると認識しています。 自治労研究職全国集会出席報告 5月24日から25日の両日、鹿児島県霧島高原で全国から129名の研究機関の参加者を集めて標記集会・総会が開催されました。 「地方独立行政法人化」反対を追加議案で提案、具体的取り組みも提起! 集会冒頭に立った全国研究職連絡会議合田議長は、「『公務員制度改革』は公務員の首切りも出来る制度への大改悪、研究職場をめぐる情勢は急速に厳しさを増している。十分な意見交換して、掴んだ情勢を単組・職場に持ち帰っていただきたい」と挨拶しました。 全農林沖氏、国の「独立行政法人化」について実態を講演。結局“組織・人員のスリム化”が目的! ついで、独立行政法人「家畜改良センター」出身の全農林沖泰夫氏による『国の独立行政法人の実状と課題』の講演がありました。沖氏は、国における「独立行政法人制度」導入の経緯、制度の概要、実態と問題点を『独立行政法通則法』に沿いながら詳しく提起してくれました。「当初、研究の自由裁量の幅が広がり研究環境が良くなるかのように言われたが、実際は縛りがきつく、予算も縮小の方向にある。美辞麗句を並べていたが、効率化・スリム化がメーンであったというのが事実です。何をやるにも縛りがあり思うようにならず、この制度を地方で活用できるとは思いません」と講演をまとめられました。 この講演に対しては、講演後や分散会の中でも全国からの活発な討論があり、「とんでもない事態だと判った。連絡会議や自治労が断固とした対応をすることを期待する」という発言が相次ぎました。研究職はもちろんですが、前回から参加した現業の仲間も含め全国的に危機感を共有できたと思います。 北海道からの参加者はそれぞれレポート提起! 北海道からの参加者は、それぞれレポートや全体会議、分散会における発言で主体的な参加をしていました。沼辺議長は「任期付研究員制度の導入とその取り組み」について報告しました(研究評ニュースでお知らせ済み)。畜産試験場松井書記長は「北海道立畜産試験場におけるBSE(牛海綿状脳症)への対応」を報告しました。また、空知研究評議長の林業試験場福地さんは「北海道の研究職場の諸問題」として全道庁の取り組みを広く全国研究職連絡会議にアピールすることが出来ました。 分散会は研究領域毎に分かれて討論しました。第1分散会は【農業・林業・水産業・畜産業】農業試験場関係、第2分散会は【商業・工業】工業試験場、商業研究所関係、第3分散会は【環境・建設・衛生】環境、衛生・建設研究所関係でした。レポートの統一テーマであった「研究職の任期付任用」「再任用制度と研究職場」「機構・組織の再編問題」について各地の研究職の仲間と貴重な経験交流が出来ました。北海道の代表団はそれぞれ関連の分散会で北海道の現状、課題等を問題提起し、大いに全道庁の面目を施したと思います。 中央本部笠見組織局長の情勢報告、「地方独立行政法人化」については研究職場の意見を充分聞いて自治労山口大会で方針化することを表明! 中央本部からは笠見組織局長が参加し、高知での中央委員会について、人事院のマイナスベア勧告の可能性、公務員制度への取り組みと署名協力要請、市町村合併に関する情勢、有事法を巡る国会情勢などを報告されました。そして、独立行政法人化については 新会長に静岡県職鈴井孝雄さんを選出、次回集会は関東甲ブロックで開催を確認! 役員体制では、静岡県職の鈴井孝雄さんが会長に選出されました。各地連からの幹事も出揃って研究職連絡会議としては例年にない充実した執行体制となりました。集会後の新幹事会の中では、高知の中央委員会、山口の全国大会に向け、各県職(県本部)を通して「地方独立行政法人化」についての各職場からの意見を全国に反映する取り組みを強めることが確認されました。また、次回の第8回集会・第9回総会は、1年半後に関東甲ブロックで開催することを決めました。 (研究評副議長 田川雅一) 【畜産試験場松井書記長の集会参加感想−抜粋】 初めてこのような会議に参加させていただきまして、大変感謝しております。自治労の組織内に研究職の集まりがあること自体知らなかったわけで、この集まりを中心として、今後の都道府県レベルの研究職場の情報交換が活発になることを期待したいと思います。分科会については、もう少し狭い会場で、あるいは畳敷きのようなところで膝を交えて、気軽に話せるような雰囲気があれば良かったのではないかと感じています。また、難しいとは思いますが、全体的として時間が短く、実際丸一日(8時間)程しかなかったので、今後は立地条件の良い場所(交通の良い場所、日本の中央付近)での開催で1.5日(12時間)位の余裕がとれたらより良い議論ができるのではないかと思いました。 今回の内容に関して、とくに研究職場に関わることでは、やはり独立行政法人化のことであったと思います。札幌での学習会、畜試での学習会、そして今回の家畜改良センターの方の講演を聞いて、独立行政法人が夢と希望のあるものだと勘違いしてはいけないということを強く感じております。私のまわりにも独立行政法人化や公務員制度改革をいいものだと思っている人がおり、もう少し冷静に考えたり、国の研究機関の研究員の知り合い等から話を聞けば、それが間違っていると言うことが認識できるはずだと思います。来年あるいは再来年にでも畜試のBSEがどうなったかを文書で報告しないといけないと思っております。私はおそらく引き続きBSE関連の作業を担当していると思いますが、今後の畜試支部長や書記長がBSE関連の仕事をしていれば、その人にレポートを出してもらうのがよろしいのではないかと思います。 (畜産試験場支部 松井義貴) 研究評野球大会およびテニス大会の結果 研究評野球大会は6月22、23日の開催予定でありましたが、雨のため中止となりました。
3級昇格者の内申申込が始まっています。 3級昇格者の内申申込書の提出期限が7月19日になっております。毎年、申込に漏れている職員がいるという問い合わせが事務局に来ていますので、今年度は、各支部で、各職場の担当事務と連携をとり、漏れがないかどうか必ずチェックを行って下さい。万が一、申込に漏れがあり、その後、再度申し込みの要求をしても、本部と人事課と話し合いがまとまり難いということがあるようです。 申請資格は 4級昇格基準の緩和対策について 長期間にわたり、研究評の重要課題として4級昇格基準の緩和を挙げておりますが、なかなか進展が認められない状況です。これを打開するため、具体的な基準緩和の原案を練り、訴えかけることが重要と考えております。初期的な案として
編集後記 先日、ある支部の方から、「研究評の活動が全く見えてこない。何をやっているのかさっぱりわからない。研究評の存在意義がない。」というお叱りを受けました。一応、2ヵ月に1報はニュースを出して活動内容をお知らせしておりますので、各支部の研究評担当の方は、組合員が全員研究評ニュースを目にするようご配慮お願いします。 研究評ニュースのインターネットでの閲覧が、以前お知らせしてあったurlであるhttp://drop.to/heyjoeではできなくなっています。http://www.geocities.co.jp/NatureLand/9984/NEWS/news.htmで閲覧できますのでご了承下さい。 |