教育実習

ここでは、私が教育実習で経験したことを活かし、教育実習を成功させるための方法を紹介します。番号は適当です。思いついた順に書いています。


<教育実習を成功させるための方法


@指導案は行く前に作っておきましょう。

 あらかじめどの辺りを授業で行うかを聞いておき、指導案を作成しておくことが必要です。
実習中に指導案を作り始めるのでは遅いです。なぜなら、それだけ生徒と接する時間が少なくなるからです。
特に、教育実習中は時間はあっという間に過ぎてゆきます。なるべく多くの時間を生徒と接することに
使いましょう。


A主事さんと仲良くなリましょう。

 主事さんとは、学校の掃除など(あまり知らない・・・すいません)をしている人のことです。
主事さんは学校のことを何でも知っています。彼らと話をすることによって、学校の状況を把握できると
思います。私の場合、私が中学校の頃からずっと働いている主事さんと出会い、当時のことで盛り上が
りました。本当に何でも知っていましたよ。
 主事さんと同様に、東京都の公立の場合なら、給食のおじちゃん、おばちゃんとも話すと良いと思います。
実は、結構面白い人もいますよ。


B日記をつけましょう。

 教育実習に行く際に、「実習録」をつけるように言われます。これは、実習中の出来事を書く、いわば、
実習日記のようなものです。
 ただ、私が言っているのはこのことではありません。「実習録」以外にもう一冊、独自に日記をつけましょう。
自分の思ったことや感じたことを全て記しておき、実習が終わって一段落ついたら、もう一度読み返します。
ここには、自由に書いて良いので、実習録よりもより具体的になると思います。
 また、私は実習の最後の授業で、生徒たちと写真を撮りました。その写真などを貼りつけています。
(写真を撮ることが許されるのならば、是非撮っておいた方が良いと思います。記念になりますよ)


C声は大きく、字は大きく、挨拶はこちらからかけましょう。

 これは当然のことです。実習といっても、生徒たちにしてみれば、私たちは一人の教師です。そのため、
授業はしっかり行いましょう。授業が下手なのは仕方ありません。その代わり、しっかりと後ろまで届く声で、
黒板の字は大きく、自分で出来る所はしなくてはなりません。
 また、“一期一会”の精神を忘れてはなりません。時というのはもう二度と戻ってこない、だからその時に
全力で向かい合う。そうすれば、生徒たちにもその熱意は伝わると思いますよ。


D恥は捨てましょう。

 失敗を恐れてはいけないということです。失敗を恐れて尻込みするのが一番もったいないです。とにかく恥ずかしがらずに、何事にもチャレンジしていきましょう。ここで恥ずかしがっていたら、一生後悔しますよ。


E放課後は教室の机の整理、掃除をしましょう。

 小さな心遣いや気配りも大切です。自分が使った教室なので、そこは綺麗にしておきましょう。ただし!口に出してはいけませんよ。密かに掃除。


F笑顔を絶やさずにいきましょう。

 どんなに辛いことがあっても、笑顔を絶やしてはいけません。失敗しても、笑顔は絶やさずに。
 私は失敗しました。落ち込んでいる所を生徒に指摘されてしまいました。「先生、どうしたの?何か元気
ないよ」と言われました。うーん、大失敗です。そこで気付いてニコニコしましたが、それでこのことが
大切だと思ったわけです。
 私はもともと、目つきが悪く、ニコニコしていないと生徒に怖がられます。自分ではそう思っていないの
ですが、生徒たちに言われるもので・・・より一層意識しています。


G「これだけは伝えたい」ということを持ちましょう。

 2週間(?)という短い期間ではありますが、その中でも、これだけは生徒に伝えたいことを持ちましょう。
 私の場合、最後の朝礼の挨拶で、自分が伝えたかったことを話しました。私は、「友達を大切にする
こと」と「夢を持つことの大切さ」を伝えました。この2つは、自分の中で大きな比重を占めているものです。




裏・教育実習

 随分前のことですが、今年の6月、教育実習生が私の学校にもやってきました。私はまだ専任講師なので、彼らの指導をする立場になかったのですが……
 実習生の中には、とても熱心に勉強している人もいました。自分の出来ることを一生懸命やってやろう!という強い意志が見えることもありました。限られた時間の中で、出来るだけ生徒と接して多くのものを学んで帰ろう、そして後の教員生活に活かそう。それを態度で示してくれた人がいて、私もとても嬉しく思いました。

 ただ、反対に残念なこともありました。実習生の中には、全くといっていいほど勉強してこない、授業でも声が極端に小さい……声を出す、というのは教師にとっては生命線。授業が上手に出来ない、失敗を繰り返す、そんなことは誰にでもあることです。誰だって最初から上手な人はいないですから。けれども、大きな声を出すというのは誰にでも出来ることです。実習生の授業を見て、声を本当に自分の声を相手に伝えたいのか、理解に苦しみました。

 実習生というのは、本当に教師になりたいと思っている人と、他の企業への就職が決まっている人とがいると思います。他の企業へ就職が決まっていたら、教育実習は単なる思い出作りなのでしょうか?その人が良い思い出を作れば良いのでしょうか?
 答えはNoです。生徒にしてみれば、たとえ数週間であってもその人は「先生」となるのです。実際、生徒達は実習生のところへ遊びに行ったり、楽しくお話をしたりしていました。他の先生と何の違いもなく、先生、先生と慕ってやってきていました。
 私は、本当に教師になりたくて教育実習に臨みました。出来る限り彼らと接して、自分が出来ることをしようとしました。だから言えることなのかもしれません。少なくとも、学校に来る以上、生徒と本気でぶつかってほしいのです。生徒達も、本気でぶつかる人には本気でぶつかってきてくれます。単なる思い出作り、そんな思いで教育実習には来てほしくありません。