Science News  特別号1


  年の瀬を迎え, 寒さが一段と増して来ましたが, 皆様いかがお過ごしでしょうか。年末ということで,お忙しい毎日を送っておられることと思います。
 私が東京へ来て3ヶ月が過ぎようとしています。おかげさまで, とても充実した毎日を送っております。生活にも何とか慣れて, 毎日元気に大学へ通っております。
 子どもたちの様子はいかがでしょうか。先生方から, 運動会が大成功だったことをお聞きしました。見ることができずにたいへん残念でしたが, 運動場で大活躍している子どもたちの姿を思い浮かべ, こちらから声援を送っていました。その後も, 日々の学習や遠足などの行事で, 様々な経験をし, 確実に成長しているだろうと思っています。3月末の再会を楽しみにしています。
 こちらでは講義を受けたり、自分の研究をしたり、都内の小学校を視察したりしています。毎日が勉強の連続ですが、「学ぶ楽しさ」を味わっています。この「学ぶ楽しさ」を, ぜひ子どもたちに味わって欲しいと願っています。学ぶということは子どもだけの特権ではなく,大人になってからこそ本当にその楽しさが感じられるのかもしれない,そう思うこともあります。また, 学ぶ楽しさを味わっている大人から, 子どもはその楽しさを学ぶのではないかとも思います。

東京生活で感じたこと
  やっと生活に慣れてきたとはいえ, まだまだ戸惑うことや驚くことも多くあります。
 人の多さや, 生活の便利さは予想通りでしたが, それ以外にも多くのことを感じています。意外だったのは, 商店街の方や電車で乗り合わせる人達の多くが, とても気さくで親切なことです。「都会の人は冷たい」という勝手な思い込みがあったのですが, 意外にも多くの人から「やさしさ」や「思いやり」を感じています。また, 便利という点で, 子どもにとっての学びの場が豊富にあることにも改めて驚いています。例えば公園, 例えば各種の博物館や動物園などです。少しの移動で, 最新の情報に触れることができるのですから, 東京の子どもたちは恵まれている点も多いなあと感じています。(もちろん, 自然の豊富さや, 人々のあたたかさにおいて地方のもつ素晴らしさは言うまでもありません。)


こちらで生活しながら, 多くのことを学んでいます。学んだことをいかせる日を夢見ながら, がんばっていきたいと思っています。ますます寒くなって参りますので, 子どもたち同様, お体に十分お気を付けください。良いお年をお迎えください。

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