Science News  特別号4(最終号)


 あっという間に3月。時間のたつのはこんなにもはやいのかと驚かされます。桜の便りがもうそこまで来ているようです。東京もずいぶんあたたかくなってきました。
 卒業式・修了式が迫ってきました。卒業も進級も, 子どもにとっては大きくて大切な節目だと思います。今の学年を充実感・満足感で終えられるよう, 「終わりよければすべてよし」の気持ちでがんばって欲しいと思います。私の研修も最終段階です。子どもたちの努力に負けぬよう, がんばります!

これからの子どもたちのために
  平成14年度, つまり来月からは, 毎週土曜日がお休みになります。また, 教育内容の指針である学習指導要領が新しくなります。時代の流れや社会の変化とともに, 教育も大きく変わろうとしています。
 2月21日に, 文部科学省の中央教育審議会から, 「新しい時代における教養教育の在り方について」という答申が出されました。テレビや新聞でも報道されましたので, ご覧になった方も多いと思います。
 家庭や地域, 学校において, どのように「教養」を高めていくかという提言です。私自身の勉強という意味も含めて,「家庭教育」に関わる部分についてまとめてみました。保護者の皆様の参考になれば幸いです。
新しい時代に求められる教養とは?
○ 社会とのかかわりの中で自己を位置付け, 律していく力
○ 自ら社会秩序を作り出していく力
○ 主体性ある人間として向上心や志をもって生き, より良い新しい時代の創造に向かって行動するこ とができる力              ○ 礼儀・作法をはじめとする修養的教養
○ 他者の立場に立って考えることができる想像力
○ 正確な理解力や判断力
○ 他者や異文化を理解し, 意思疎通を図る能力
○ すべての知的活動の基盤となる国語力の育成

家庭では・・・
○家庭での日常生活を基本にした教育の充実
 ・絵本や昔話の読み聞かせ ・家庭での年中行事や地域の行事への積極的な参加
 ・子どもに毎日決まった手伝いをさせる ・テレビやゲームに費やす時間を制限する 
 ◎忍耐力を養い, 規律ある生活習慣を身に付けさせるための「我が家の決まり」づくり
○家庭や地域でのしつけの充実
 ・善悪を区別する力や我慢する心 ・譲り合う心 ・社会の中で生きていくための基本的なきまり
 ・他人の子どもに対しても, 叱るべきは叱り, 悪いことは悪いと教える
○文化施設・社会教育施設の子どもの教養教育の資源としての積極的な活動
 ・図書館等の利用
○地域社会における子どもの居場所作りの推進
 ・子ども同士が遊べる場の整備 ・自然と触れ合うことのできる場の整備 ・青少年教育施設の活用
 ・親子で参加できる地域行事の充実 

 これら全てを目指すのは難しいですが, 親としてできそうなことを探し, 親子で成長しようとする気持ちが大切なのではないかと思います。地域の行事への参加や家の手伝い, テレビやゲームの時間制限, 図書館の利用などは, 比較的容易に取り組めるのではないでしょうか。いろいろな体験を支えてあげることも大切ですね。
 この答申には, 子どもだけでなく, 大人の教養教育の大切さについても述べてあります。大人が自分のあり方を振り返り, 責任を果たし, 成長していくべきだと。興味のあることや必要なことを進んで学ぶという大人の姿勢は, 必ず子どもに良い影響を与えると思います。その意味でも, 「子どもと一緒に成長していく」という気持ちは大切なのではないかと私は考えています。

少し早いですが、
6年生の皆さん 卒業おめでとうございます!!!
立派な卒業式になることを, そして新たな旅立ちの日となることを祈っています!


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