Science News 第18号
いよいよ2学期がスタートしました。子どもたちは, 「新しい気持ちでがんばるぞ!」と,
やる気満々のようですね。はじめがかんじんです。2学期スタートという節目(ふしめ)を,
飛躍の起爆剤として欲しいと思います。
まずは生活のリズムを整え, 体の中にやる気をみなぎらせて欲しいですね。朝食をしっかり食べさせ,
元気に送り出してあげてください。(運動会の練習が始ます。スタミナが必要です。)
2学期最初の単元, 楽しそう!!
9月の理科学習は, どの学年も楽しく学習できそうな予感がしています。実験や観察を通して,
子どもたちの「知的好奇心」を刺激していきたいと思
います。
○4年生・・・「電気のはたらき」〜光電池や乾電池を使って電気について学びます。ソーラーカーを作りますよ!!〜
○5年生・・・「てこのはたらき」〜簡単そうですごい仕組み。てこについて学びます。〜
○6年生・・・「星の動き」〜星座板を使いながら星の動きを調べます。実際の観察は夜になりますので,
保護者の皆様のご協力をお願いいたします!
〜学習には前後のつながりも大切〜
最近読んだ本に, 学習ノートについての次のような一節がありました。
ヨーロッパ人は, 時間を散財した点でとらえる日本人と違い,
時間の線上の一部ととらえるので, 子どものころの学習ノートはたいてい生涯に渡って保存する。中学生は小学生時代の,
高校生は中学生時代のノートを返り見ながら, ステップ・バイ・ステップの復習型で勉強にいそしむ。いま習っていることは過去に学んだことの延長だから,
分からないコトがあれば古いノートを読み返して疑問を解くのである。断片的なこの一例から,
彼らがいかに「過去の教訓を大事にするか」が分かってもらえるだろうか。(原文ママ。「究極のビジネ
ス整理術」長崎快宏著 ぱる出版)
これを読んで, 自分の子どもの頃の学習の不十分さを感じました。同時に, 今の子どもたちに,この考え方を,
ぜひ身に付けて欲しいなあと思いました。
自分の子どもの頃は, 学年が変われば前の学年の教科書やノートは全て捨てていたように思います。それは学期が変わった時,
あるいは使っているノートを使い切った時も同じでした。それだけ, 「残していても使えない」ノートの使い方(作り方)をしていたのかなあとも思いますが,
「今学習しているのは, 過去の学習の延長線上にあり, 未来の学習へもつながっているのだ」という気持ちは,
学習にはとても必要な考え方ではないかなと思います。
学校の学習内容は, 1年生から6年生, あるいは中学校や高校まで, 系統性を持たせてあります。(数学や言語学,
物理学, 地理学などを親学問として)
したがって, 一つの学習内容を身に付けないままに先へ進むと, 困ることが出てきます。内容によっては,
一つのつまずきが, その教科の学習全体に影響を及ぼしてしまうこともあり, 基礎的・基本的な内容の理解の大切さがここにあります。そのためには,
1冊1冊の学習ノートや教科書などを自分の財産として蓄積し, 必要に応じて見直していくことの大切さも理解できます。
(もちろん, 学習ノートを以後に使えるように組み立てていくことも必要なことですね。)
2学期のスタートにあたって, 少し難しい話を書きました。私自身も「学習の前後のつながりの大切さ」を意識しながら指導していきたいと思います。