あの頃のぼくらはアホでした 著者 東野圭吾 |
| 「一度読んでみるしかない。」としか言いようがない。とにかく言葉では説明できない、とういのが率直な感想である。題名の通りこの作品はアホであり、読んでいる最中私は苦笑が絶えなかった。あくまでも苦笑である。
ギャグマンガのように「アッハッハッ」と気持ちよく笑えるものではなく、「えっ…ハハ…。」というような感じである。 内容は著者の小学生時代から就職まで、ありとあらゆるアホ事件、アホ行為がつづられている。いくつかの短編に分かれており、小学校時代のとてつもなくマズイ給食の真相やガラが悪いという中学校に入学するハメになって、しかもタイミング悪く「狂気の二十四期生という不良のかたまりの学年といっしょになってしまって、 そんでもって、その不良たちと同じクラスになってしまって、ついでに背が高いという理由でそのクラスの学級委員になってしまったという命がけの中学時代の話や、頑張って勉強……ではなく、頑張ってカンニングをしたという大学時代などなど、 他にもおもしろい話がたくさん入っていて、必ず満足できる作品になっている。 この頃笑ってないという人、ためしに読んでみたらどうでしょ。 |
このさき危険区域 |
| この本は、たんぺんしゅうとなっていて、全部で七話書かれています。ひとつひとつの話がけっこーこわくて、あきずに読めると思います。自分で読んでみて、オススメは、「わすれもの」という話です。これは、よくわすれものをする女の子の話なんですが、こわいけれど、ちょっとかなしい話でした。
というか、みんなおもしろいので、とりあえずは読んでみてください。 |
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 著者 J・K・ローリング |
| マグル(魔法の血が一滴も流れていない人種)に育てられた、魔法使いの少年、ハリー・ポッター。 普段はホグワーツ魔法学校にかよっているが、今は夏休みで大量に出された宿題に手を焼いていた。 そんな時、マグルのバーノンおじさんの妹、マジーおばさんがハリーのいるダーズリー家に来ることになってしまった。 実はこのダーズリー家、とにかく変わったものが大嫌いで魔法を使えるハリーを毛嫌いしイジメているのだ。(もちろんマージーおばさんだって例外ではない) 一家とおばさんのひどいイジメにたえかねたハリーは家をとび出る。しかしアズカバンという魔法界では最悪の罪を犯した者が行く所からシリウス・ブラックという囚人が脱獄し、ハリーの命をねらっているらしいのだ。 夏休みの終わったホグワーツでは新しい闇の魔法に対する防衛術の先生リーマス・ルーピンなどがくわわり、ますます楽しくなっていく。 生徒に大人気のクィディッチも大盛り上がり。そんな中でハリーは魔法使いとしても、人間としても、大きく成長して数々の問題をクリアしていくのだ。 この作品は作者のJ・K・ローリングさんが決死の思い出書き上げた、ハリー・ポッターシリーズの第3巻だ。 世界で売り上げ一億部を突破したベストセラーのハリー・ポッターシリーズの良いところは、なんといってもその壮大で独創的な世界観だろう。 魔法界と人間界の違いや多種多様な生物や魔術の名前、それらすべてがこの物語の中へと読者を引き込んでいくのだ。 読んでいるうちにJ文自信がホグワーツ校の生徒の一人となって、ハリーやその友人たちとともに事件に遭遇し、多くの魔法を使って解決していくような気持ちになり、一冊を読み終わったときの爽快な心がたまらなく良い。ぜひ、より多くの人に、このハリポタシリーズを読んでもらいたいと思う。 |
キノの旅―the Beautiful World― |
| ●あらすじ● 旅人であるキノと、言葉を話すことのできるモトラド(二輪車。バイク)が、いろいろな国を訪れて旅をする物語。 キノはパースエイダー(銃器)の有段者。 でも戦いは好きじゃない。時には国の人達との考えの違い(?)から戦いになったりもするが。 時々グロテスクな表現も用いられる。 一話完結の短編連作の形で進んでいく物語の中で、一話に一国ずつ、様々な国が出てくる。 その国々には習慣も決まりも全く違う国ばかりである。 そんな人々とキノとのやりとりなどを描いた小説である。 ●感想● 初めて読んだ時、まず最初に思ったこと。「なんか不思議な感じの物語だなー…」 たぶんこの本を読んだ人の多くは、自分と同じようなことを思うと思う。たぶん。 普通の小説とは、世界観などが全く違う。 多数決で全てを決める国、殺し合いをして勝ち残った一人がその国の市民になれる国、この国の間で戦争をしない代わりに、少数民族を虐殺する国などなど。 時にはどんでん返しのオチだったり。 純粋に面白いと思いました。でも、この物語はどこか自分たちに似ているなーとも思います。少し。 人間の心理を知ったり、いろいろ勉強にもなったと思われます。 決して楽しいとはいえないケド、とても面白い本でした。 何度も何度も読み直したいと思います。 |