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| (第1話) 「植木算」は無責任!?の巻き |
今日も、算蔵法師と、算悟空は、天竺を目指し、 西へ西へと、歩いて行きます。 算蔵 「悟空、この池の辺(ほとり)で、休憩にいたそう。」 悟空 「そうですね、お師匠さま。オイラも腹が減ってきたところです!」 二人で、お昼にしました。 二人の目の前には、 お〜きな、お〜きな池があります。 ふと、算蔵法師は算悟空 に話しかけました。 悟空 「ところで、お師匠さま。この池は大きいですねえ。 一周100mありますよ」 算蔵 「そうですか。ちょっと殺風景ですね。では悟空。 5mおきに木を植えましょう。」 悟空 「お師匠さま、それは良いアイデア! きっと近隣の住人も喜んでくれます!」 算蔵 「では悟空、木は何本必要ですか?」 悟空 「はっはっは! カンタンですよ。 植木算だから・・・」 100m÷5m+1=21本 悟空 「21本必要です!」 算蔵 「バカモ〜ん!」 どか〜んと雷が落ちた。 算蔵法師はいつもはやさしいが、 怒ると○○君のママくらい怖いのであった! 算蔵 「いいですか、悟空。 一周する植木算は、(木の数)=(間の数)です!」 悟空 「そうだった〜。では、もう一度、計算やり直し!」 100m÷5m=20本 悟空 「はい、お師匠さま。20本必要です。」 算蔵 「そうです。わかりましたか、悟空。 一周のとき、(植木の数)と(間の数)が等しい。 これを、(う山算数菩薩様)は、 『植木等算』と名付けられました。」 悟空 「これは、覚えやすい! すいすい、すーだら、らった、ですね。」 算蔵 「そう。植木算だからといって、 無責任に(+1)してはいけませんよ。」 悟空 「オイラ、また一つ賢くなっちゃいました。 すいすい、すーだららった。」 算蔵 「では悟空。二人で無責任に、踊りましょう!」 かくて、池の辺で、坊さんとサルは「スーダラ節」 で夜を踊り明かしましたとさ。 (つづく) |
【う山算数菩薩より、受験生へ】 このように、「植木算」には、 ・(植木の数)=(間の数)+1 (両端が植木のときなど) ・(植木の数)=(間の数)−1 (両端が植木でないときなど) ・(植木の数)=(間の数) (池1周のときなど) といろいろあるがゆえに、 その違いを見破るのだぞよ〜(^-^)/ |
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