北海道生活科・総合的な学習教育連盟 旭川地区研究会の紹介

平成21年度 研究主題
 旭川を見つめ、学びを拡げ、深めることのできる学習

「生活科部会」「総合的な学習の時間部会」研究の方向
 ◆主題のおさえ
  「生活科部会」
   ○旭川を見つめ〜自分たちが住む地域に存在する価値ある学習材から学びをスタートする。
   ○学びを拡げ,深める〜多様な活動を通して,様々な「思い」や「願い」をもち,知的な気付きを
    通して価値観を深めていく。
  「総合的な学習の時間部会」
   ○旭川を見つめ〜《旭川》を見つめ,そこに存在する「人・もの・こと」から価値ある学びを創造する。
   ○学びを拡げ,深める〜学習活動に価値を見出し,自分ごととして本気でかかわったり,追究したりする。
    また,学びを通して自分をさらに高めようとする。
 ◆重視する資質や能力
  「生活科部会」
   ○生活への関心・意欲・態度(学ぶ意欲,主体性)
   ○活動や体験についての思考・表現(思考力・表現力,創造性,問題解決力)
   ○身近な環境や自分についての気付き(問題発見力)
  「総合的な学習の時間部会」
   ・知的好奇心  ・問題発見力  ・思考力  ・問題解決力  ・判断力   ・情報収集力
   ・調査力     ・整理能力    ・探究心   ・追究力     ・表現力   ・コミュニケーション能力
 ◆目指す授業像
  「生活科部会」
   ○旭川を見つめる学習〜身近な地域(学校・公園等)をしっかり見つめ,学ぶ学習
   ○子どもの学びを拡げ,深める学習〜「思い」や「願い」を大切にした学習
  「総合的な学習の時間部会」
   ○旭川から始まる学習〜地域を見つめ,地域に学ぶ学習
   ○子ども主体の学びを大切にする学習〜躍動的で力強い学習
   ○自分とのかかわりや自己の生き方を考える学習〜ねらいの実現を目指す学習
 ◆授業構築の視点
  「生活科部会」
   ○学習内容の吟味・改善
     …身近な環境に繰り返しかかわり「思い」や「願い」をはぐくむ学習材
   ○単元構成の工夫
     …学ぶ意欲を大切にし,活動の広がりや深まりと確かな気付きを生み出す手立ての工夫
   ○評価計画の工夫
     …一人ひとりの自己実現を促す評価計画具体化の工夫
  「総合的な学習の時間部会」
   
○学習対象の吟味
  ○学習対象と身に付けさせたい力との関連を重視した学習活動の展開
  ○学びがいのある単元構成の工夫
  ○自分を高め,自己実現を目指す評価の工夫
  ○教師の適切な働きかけのあり方

 本連盟は、旭川地区の約60名の会員が生活科・総合的な学習を研究する目的で組織された研究会です。
 毎年、旭川市教育研究会「生活科・総合的な学習研究部」と連携を図りながら、実践的な研究を行っています。
 具体的な研究としては、6月に生活科の授業研究、10月には総合的な学習の時間の授業研究、2月には幼保小連携の実践交流を行っています。また、夏期研修会、冬期研修会を設定し、研究交流や実技講習会などを行っています。他には、全道大会、全道宿泊研修会等へも積極的に参加しているところです。昨年度からの取り組みとしましては、学級経営・授業作り・教材研究・運動会や学芸会の種目交流など、さまざまな分野について意見交流をする『楽習会』を、年間5回程度企画・実施し、連盟に所属していない市内の教職員にも参加をいただいて楽しく学習しています。
 こうした活動を通して、会員相互の研鑽に努めています。これからも授業研究を中心とした生活科・総合的な学習の研究に、力を注いでいきたいと考えています。

各種研究会の様子

○平成21年度
 ○第19回北海道生活科・総合的な学習教育研究大会旭川大会指導案検討会
   (第9回旭山動物園教育ワークショップ)
 午前中は,旭川連盟と関わりの深い旭山動物園の研究サークル,旭山動物園教育研究会(GAZE)の第9回ワークショップが行われ,出張授業・研究協議に参加させてもらいました。午後からは,生活科・総合的な学習の全道大会の公開授業6本の指導案について,全道の連盟のみなさんにたくさんのご意見をいただきました。いただいた意見をもとに旭川連盟の会員でさらに検討を重ねているところです。

 ○6月研修会 「第19回北海道生活科・総合的な学習教育研究大会旭川大会プレ研究大会」 

 朝日小学校の平井先生が1年生の生活「ぽかぽかのはらへとびだそう」を,米津先生が3年生の総合的な学習の時間「食べ物とわたしたちの健康」の授業を公開されました。研究協議では,気付きの質を高める学習指導の工夫,探究的な学習における課題づくりの工夫について,熱心な討議が交わされました。

○平成20年度

 ○夏期研修会 「川の現地体験会・水に関する環境学習研修会」 
 石狩川治水学習館「川のおもしろ館」の職員の皆さん、そして南富良野町の「どんころ野外学校」インストラクター、新野さんと一緒に、旭川において身近な石狩川に触れる体験と研修を行いました。内容は、ラフティングボートによる川下り体験、水質・水棲生物調査体験、水を題材とした環境学習「プロジェクトWET」の授業紹介などでした。本連盟からは21名の参加がありました。これらのプログラムを楽しみながら、生活科や総合的な学習の時間に応用できる環境学習のヒントを得ることができました。

  


 ○6月研修会 1年「いきものとなかよくなろう!」〜旭川市立朝日小学校
 
朝日小学校の玉井先生と清水先生が1年生の生活科の授業を公開されました。市内の旭山動物園
による出張授業、その後、動物園から借りたウサギを継続飼育し、飼育係の奥山さんに来ていただいて
アドバイスをもらったり、友だちの気付きを聞いたりすることにより児童の気付きの質を高めていくという学
習でした。入学してまだ3ヶ月間という短い期間での授業公開でしたが、お二人の先生のきめ細かい学級
経営、子ども一人ひとりをしっかりと見取る教師の目など、大変参考になる実践でした。

  

○平成19年度

 ○10月研究会 2年「まちのじまんを さがそうよ」
 

 旭川第三小学校の森先生が2年生の生活科の授業を公開されました。地域にある大きな郵便局を
学びのベースとし、普段は何気なく見ていた施設を深く知ることで、地域の良さを再発見していく内容
でした。生活科で付けるべき力を明確にして取り組んだ実践でした。


 
 ○6月研究会 6年「大好き!石狩川!」

 日章小学校の高田先生が総合的な学習の授業を公開されました。本年度から3ヶ年計画で始まった
新研究を受けて初めての実践公開でした。自分たちの側にある「石狩川」を見つめ、それに深く関わって
いくために子ども達が「課題設定」をしていく授業でした。



○平成17年度

 ○6月研究会 2年生活科「つくろう!知新動物園」 旭川市立知新小学校

  知新小学校の広瀬先生が、旭山動物園の飼育員さんと連携した動物飼育の実践授業を公開
  されました。

  

 ○夏期研修会 「草木染め講習会」 染あとりえ草創


  「染あとりえ草創」に伺い、大谷先生からタマネギの草木染めと藍染めを教わりました。

○10月研究会 5年総合的な学習
「広げよう絆の輪〜農業・自然との絆を深めよう〜」 旭川市立永山南小学校

  午前中は、永山南小学校・小野寺先生が授業を提供され、活発な意見交換が行われました。
  午後からは、美幌大会でワークショップを担当される広瀬先生の発表、「アイディア100」を使った実践交流会が行われました。



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