ライフスタイル
屋久島には二十数年前、夫が登山で訪れていた。
その頃と少しも変わらない山と海に包まれていると
この地で暮らしていくことが当たり前のように思えてくる。
七千年も前から生きている縄文杉に心から詫びたい。
今まで何と自分中心に生きて来たことか。
自分だけならまだしも、子供にまでそんな傲慢な生き方をさせようとしていた。
歩いて海に行ける場所に土地を確保
ここで人間らしく暮らしていきたい、山や海に感謝して。
現実問題として考えた時、「そんなの無理だ」となるより
も、「その夢を実現させるには今、何をしたらいいか」
と歩み始めていた。
まず、借金して屋久島の土地を購入。夫はすでに会社
勤めから独立して、しがらみの少ないポジションでひた
すら家づくりの資金稼ぎ。
私もパートの傍ら移住しても役に立つ資格や免許をと
るべく調べ始める。
鹿児島の友人や建設会社にも連絡を取り、絆を深める
最近すでに屋久島に移住した家族と親しくなった。
家を建てる予定地の横道を歩く夫とけんと