鏑木 「やあ、鏑木ジュウザです。
現代のDK2にはプレイヤーを陥れるさまざまな病理が
無慈悲に働いています。
ですが、恐れることはありません。
その兆候と症状を見抜き、的確なアドバイスを受けることで
来るべき悲劇は確実に回避できるのです。
今回はお医者さんごっこに卓越した名医である鏑木ジュウザが
みなさんの健康相談を快刀乱麻に解決ですっ!」
『体調不良』
患者A「最近、連戦連戦で…HPとかガタガタに減ってます。
昨日はメンバー一人が石像になるし、俺の顔なんて
綺麗な毒色に染まっていますよ。もー次回どうしましょう」
鏑木 「じゃあ、まずは基礎から。本当に基礎なんで、慣れている人は
とばし読みでOKさ(カメラに向けて親指を立てて笑顔)
まず、戦闘が終了して次の戦いに持ち越される異常は毒と骨折。
骨折と毒は回復魔法でHP満タンにするか、白魔法の骨折には
白魔法LV3のノーマライズ、毒には俺みたいな僧侶だけが使える
僧侶専用のLV8白魔法『リヴァイバル』を使うしか治癒の手段はない。
ところが、先生の白魔法レベルは5。
つまり、残念ながら先生には君の毒は治せない、ごめん。
加えて毒は1/10ダメージがあるので治癒はやや困難。
高威力武器のない戦士において、全体毒が非常に重宝されるのは
こんな事情があるんだ。
その他の異常は次戦にもちこされないし、石化以外なら放っておけば
戦闘中に自然に治ってしまうから気にするな。
麻痺をくらったら三行動ほど神に祈っていればいい。
それと石化を戦闘中に治癒する手段は僧侶専用のLV12白魔法の
キュア・オールしかない。
もちろん、鏑木先生は直せないので、戦闘中仲間が石化したら
非芸術的なオブジェを楽しむ心の余裕をもって強く生きよう。
なお、街入りで全回復なので無理しないことも大切」
『対人恐怖症』
患者B「あの、私は人見知りして対人恐怖症なんですが…」
鏑木 「大切なのは躊躇せず、やってみる勇気です」
患者B「はあ…」
鏑木 「ということで、対パーティ好戦度9で継続してみましょう。
対人も慣れれば楽しいです。きっと」
患者B「…あの」
鏑木 「次」
『失踪癖』
患者C「いや、オレじゃなくてオレの仲間のことなんだが。
オレらは開始以来、ずっとパーティを組んでいたんだけど
最近、約一名が未継続続きで、PBBSにも顔を見せてくれない。
斬られてもいないし、レベルも順調にあがっているし
なんでだろ……
連絡もとれないし、あいつ、元気かどうか心配っス」
鏑木 「彼の行動を分析したところ、継続が疎遠になってきた時期と
FF11の発売日が見事に重なっている。
大丈夫、きっとヴァナ・ディールで愉快にすごしているさ」
患者C「アストローナはどうすんだよ」
鏑木 「熱が冷めれば戻ってくるさ。
『ごめんよ、父ちゃん悪い女にひっかかっちまった』て」
患者C「オレらは夫婦じゃねぇ。
はぁ……でもこれからマジでどうするかな」
鏑木 「まあ、未継続で7週間放置も残された者には辛いので
興味失ったり、継続の意思をなくしたらはっきり断って
一時離脱か消滅するのが筋かもね」
『魔防欠乏症』
患者D「あのぅ、魔法防御が一度もあがってないんですが…」
鏑木 「それは魔防欠乏症だ。
戦士と機械兵に起こりうる病で、キャラ作成時に
魔法防御が3以下になった場合、そのステータスが
成長しなくなる先天的異常だ」
患者D「ええっ
そんな、ボクはもう治らないんですか!?」
鏑木 「大丈夫、魔防がなくても努力次第で強くなっていくし、
魔防1での人斬りだってやっていけないことはない。
だが、それでも魔防が低いのがいやなら、手段は
二つだけ存在する」
患者D「はい」
鏑木 「一つは補正を利用すること。
パーティメンバーに魔法使いか僧侶が三人いれば
自ずと魔防は成長するだろう」
患者D「うう、でも今のパーティを崩したくないですぅ」
鏑木 「二つ目はヴァルキオン−ガルヴァーダにいる
ハナゲソルジャーの所持アイテム「鼻毛」を使うことだが
その現物がここにある。
どうだい、使ってみるかい?」
患者D「はい、ぜひっ」
患者Dの防御・魔防が2あがった!
患者D「これで大丈夫ですね」
鏑木 「おめでとう。ところで治療費ですが…
12000sとなります」
患者D「たかぁっっっ!」
鏑木 「残念なことに、それが時価なんです。
ちなみに保険は効かないから」
患者D「でも、そんなお金ないですぅ…」
鏑木 「安心しなさい、そんな君のために特別に用意したぜっ
カモーン、マイスポンサー!」
リュスティア
「こんにちは、ご利用ありがとうございます。
リュスティア・ローンクレジットです」
患者D「ロ、ローンですか。
そういうの、ボクはちょっと…」
鏑木 「大丈夫、彼女は親切で良心的だから」
患者D「…本当ですか?」
リュスティア
「はい、もちろんです。
お客様が無理して返せるよう、取立人を通して、
首をくくるまで生涯変わらぬ徹底したサポートを
お約束していますわ」
鏑木 「リュスティアさん、それ本音の方っ!」
患者D「(泣きながら逃走開始)」
以上、先日病院で五人の看護学生に点滴の針を二分で十八回刺された
鏑木ジュウザがお送りしました。
あれが体調不良の最高潮でした。
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