| on a day like today...... | |||||
| 【FISHING RESULT】 | |||||
| 2003/12/07 | |||||
| 釣行時間 6:00-12:00 釣果 チヌ43cm 1尾
磯での釣りは何と2年ぶりです。 また倉橋方面の磯にはこれまで一度も行ったことがありません。 磯釣りの場合、潮を読む、地形を読むということが結構大事です。 そのため、経験のない私がいきなり釣るとは考えにくく、早くから目標を貴重な一尾に設定しました。 前から書いていますが、一尾釣れると答えが出て次に繋がります。でもボーズだと正解がわからず迷路に入り込むことが多々あります。 何としてでも一尾釣りたい所ですが、そう甘くはないと思っていました。 ですから、実は今日の楽しみは中村名人の釣りを見せていただくことでした。 朝3:30かめや釣具仁保店で中村名人と待ち合わせです。 挨拶もそこそこに早速撒き餌作りの講習をしていただきました。 滅茶苦茶丁寧に餌を作る中村さんです。 ここでみた作り方やレシピは公開できませんが、これだけで来た甲斐があるというくらいのものでした。
和気藹々とした中にも緊張感が走ります。 やはり大会。 勝負が掛かっていることを実感する瞬間です。 クジを引いて、渡船の順番を決めます。 私は15番でした。 あとでこの番号は大当たりだったことが分かりました。 選手を乗せて船は走ります。 私は倉橋の地理に弱いので八木さんに島の名前や磯の名前を教えてもらいます。 最初の選手はジンタンの鼻、後は情け島、小情け島といったあたりに渡してもらっているようです。 そのうち、船首でレクチャーしていた中村さんがワレというポイントに降りられました。 物凄い強風が吹き荒れています。 風裏を探して、船は磯付けしていきます。 私は最終的に倉橋島の地磯、亀の?番(忘れました)に鬼本さんとおりました。 鬼本さんは私が初参加ということで色々と気に掛けてくれていた方です。 一緒に磯上がりすることができて一気に気が楽になりました。 さて、いよいよ釣り開始。 右から左に速い潮が流れています。 流れる方向に釜があって、撒き餌を入れたら釜を形成しているシモリに引っかかるのではないかと仮説を立てました。 一投目からメバルが上がります。 20cm超。 ブチ旨そうです。 (結局この日、メバルは17尾釣り8割程度が20オーバーでした。) 潮が流れるので50mくらい潮下でアタリが出ます。 撒き餌とサシエは30mくらい離しても効いています。 恐ろしい流れです。 この流れに気をとられ、地形の観察をすっかり忘れていました。 イカンイカンと思いながら再開です。 潮が緩んできました。 先ほどかなり撒き餌をいれています。 チヌが潮上に移動するチャンス到来。 気合を入れて仕掛けを投入しますが、、、、変化なし。 ここで一つ気が付きました。 これだけ入れてチヌの反応がないということは潮は駆け上がりに向けて流れていなかったということになります。 釣り座からストンと7mほど落ち込んでいますが、このラインにはチヌがいません。 ではどこにいるのか?? 推理ゲームの始まりです。 いきなり鬼本さんの竿が曲がり、「来た〜」と声があがります。 みると信じられないくらい竿がひん曲がっています。 間違いなく良型、見た感じだと50近いはずです。 思わず私も掛けよりましたが、針が外れてしまったようです。 これにはびっくりしました。 全然チヌの気配がしませんでしたが、間違いなくモンスターの潜む磯です。 それまで高いところから磯をみたり弁当を食べたりして地形観察に専念していましたが、一気にやる気が出てきました。 潮が時々ふらつきますが、基本的に左に流れるようです。 朝のうちは物凄い早く流れていましたが、満潮前後を迎え、かなり弱まっています。 ということでついに沖にも撒き餌を入れてみることにしました。 でも芳しい反応はありません。 一体どこにチヌは潜んでいるのか????? 私の釣座からは良くわからない状況が続きます。 メバルが結構掛かるのでその下にチヌがいるかも知れないと思い、それまでの軽い仕掛けから一気に重い仕掛けに変えて底付近を徹底攻撃することにします。 トビコンを0から05に変えてチャレンジです。 でも無反応。 先ほどまでのメバルも釣れなくなりました。 近いところが駄目なので遠いところの底も狙ってみようということで遠投を掛けます。 先からトビコンの05を使っていますが、このウキには底の状態を的確に表現してくれるというメリットがあります。 特に海草や障害物に引っかかった時には浮き自体が前傾姿勢になるのですぐに分かります。 この調査で分かったことは何と「沖も浅い」です。 鬼本さんに「どうやら相当沖まで浅いですね〜」と声を掛けます。 こうなると1からやり直しかも知れません。 駆け上がりはさらにその向こうなのか?? ここでふと船中での中村名人の言葉が頭に浮かびます。 つれないときは仕掛けをとにかく色々変えてみてください。 するとどっかでアタリが出ますから。。。。 この時、閃いたのがよく広島の宮島あたりの磯でやる、遠投フカセです。 ド遠投して沖にチヌを浮かす方法ですが、これまでチヌが浮くというイメージが全くありませんでした。 最後の手段のつもりで勝負に出ます。 釜の沖めがけて超遠投。 ウキの周囲に撒き餌を入れ、完全同期を図ります。 幸い潮は緩く、若干当て潮気味で遠投フカセには最高の条件が整いました。 さあ、どうだ! アタリ! でもメバルでした。 撒き餌を3杯入れてその向こうにトビコンを入れ、仕掛けを引っ張ります。 仕掛けが直線になり、アタリが出やすいのですが、この方法だと餌取りに狙われやすいのは、つい最近気付いたことです。 こういうときはこれだ! いつだったか書きましたが、完全フカセ状態にして撒き餌の中にサシエを完全に入れてしまうと以外に餌取りにやられない時があるのです。 ウキをトビコン00に変更し、ハリスのジンタンもなしにします。 ハリスを結びなおし、号数を上げ、5mほど長く取ります。 撒き餌を入れ、その中にトビコンを投入します。 この時、仕掛けは直線にせず、トビコンのすぐそばに着水させます。 ハリスがたるんでいるのでアタリは出にくいですが、餌の残る確率は上がってくるように気がします。 メバル、メバル、餌が残る、餌が残る ついにチヌの雰囲気を感じます。 残る、とられる、メバル、残る。。。 そしてついにトビコンがスーと消えました。 多分タナは2〜3ヒロ。 ガツン! やっとチヌが当たりました。 ここまで長かった! 慎重に慎重に。。。。。 ために溜めると沖でプカと大きなチヌが浮きました。 そのまま玉に滑り込ませようとした途端、再び暴れだします。 シモリの向こう側に潜り込んだときは最悪の事態を考えましたが、何とかクリア。 鬼本さんが、「慎重に!もっと巻いていいよ!」と声を掛けてくれます。 そしてタモ入れ。 ふぅ〜。 何とか1尾。。。 長かったですが、試行錯誤の末の一尾です。 嬉しくないはずがありません。 このパターンでもう数枚いけるぞ〜! しかし、モノにできません。 鬼本さんが再び掛けます。 鬼本さんの前には何と巨大なシモリがあります。 自分だったら絶対に取れない。。。 そう思ったとき、竿を横に寝かせてビュンという感じでシモリからチヌを放す鬼本さん。 凄い技術でした。 これも良型のチヌでした。 「ここはエ〜のがおるね〜」 鬼本さんも嬉しそうです。 その後時間が来て納竿としました。 後半戦は中村幸春名人、海野名人の試合を見ることができました。 これがまた、秘密の宝庫です。 チヌは出ませんでしたが、正直言って技術があまりに違いすぎます。 全てが正確。 完全無比。 これが一番ためになりました。 講習の途中に中村名人に直々にラインコントロールの方法と、グレを釣るときの仕掛けと撒き餌の入れ方をレクチャーしていただきました。 トビコン使用時のラインコントロール方法は私にとって一番の課題でしたので、もう最高でした。 最適比重のラインを使うことも大事ですが、その前に基本の動作を練習しなければ名人のように釣ることは不可能です。 触発されました。。。 港に戻って検量です。 何と、運がいいことに私のチヌが一尾長寸の1位でした。 パターンを掴んだと思ったのに後が続かなくて、ガーンでしたが、本当にこれには嬉しさがこみ上げてきました。 この後、中村さんに今後も本格的に指導をお願いして帰路につきます。 広島FFFという釣りクラブ。 本当にいいクラブです。 何よりも人が素晴らしい。 中村さんに「私もクラブ員としてよろしくお願いします」と言ったところ、とても嬉しそうな表情を浮かべてくれました。 これからも中村さんをはじめ、クラブのみなさんよろしくお願いします。 そして、このページをみてくださっているみなさん、愉しんで下さい。 |
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