【FISHING RESULT】
2006/4/26
 昨年の11月に釣り納めをしてから一体何ヶ月経っただろうか・・・。
 
 チヌの方は釣りすぎた感もあり、マンネリ打破の為にもメバル釣りに真剣に取組んでみようと思っていたのだが、仕事や諸々のことがある中でいつしか海から遠ざかっていた。
 この春の時期にチヌを釣るのは久しぶりの事である。元々ノッコミの時期というのは当たりはずれが大きいと思っている。群れに当たればとんでもない釣りになるが、チヌがいないところにはいれば何も釣れないという事態も起こってくるものだ。そんなこともあり、博打に近い釣りをするほどメンタル面が高まっていなかったというのが実情である。

        

 今日は、参観日の代休ということで休日。久しぶりに近場にチヌ釣りに出かけることにした。しかし、前述の通り、釣れるかどうかは運に左右される。実際今日は難しい部類の釣りになってしまった。
 今回から(今年から)撒き餌はオキアミオンリーで攻めることにした。元々心のどこかで「集魚剤が釣りを難しくしている」という思いがあった。オキアミのみならよりサシエに近い状態になる。流れ方もよく分かるし、計算がしやすいと思っていた。
 オキアミだけだと遠投が出来ないイメージがあったが、果たしてそのとおりであった。海水に漬けてまとめて投入してもバラけてしまう。しかし、それを補って余りあるのが視認性だった。これまで集魚剤の煙幕にまぎれてオキアミが沈下していた為、実際に餌が流れ着く場所が特定しにくかったのだが、これは良く分かるようになった。問題は集魚剤が入っていない餌にチヌが寄るかどうかだ。
 最初は円錐ウキを使った遊動仕掛けを使っていた。しかし、仕掛けがどうかという前に二枚潮なのが問題だ。それも底潮が止まっていて上だけ滑る最悪パターン。これでは釣れない。実際メバルが遊んでくれたが、チヌの気配は皆無である。
 あれこれと手を尽くすが、やれども反応はなし。オキアミは悲しく真下に沈下していくだけだ。撒き餌とサシエを一致させる為に沈め釣りまで手を出したが、無反応。チヌがいないというのもありそうだ。

 反応がないというのは、チヌがいない若しくはほとんど数がいないということだろう。やはりこのノッコミ時期というのは外れることが多いものなのだ。若しくは走りということもかんがえられるが。
 風が強くなかなか仕掛けが入りそうにないが、打つ手がなくなり、最終的にはトビコンを使ったスルスル釣りへと移行した。これは恐ろしく難しい手法である。(風が強いから)しかし、もう手がない。やるしかないのだ。
 スルスルにしてから数分が経った時、それまでお手上げ状態だった潮が右に流れ出した。今度は底潮も同じ方向に流れている。チャンス到来。
 仕掛けを入れてオキアミを潮上に入れる。仕掛けがなじんで水中ウキがなじんでいく。それを見ながら撒き餌を計算して打っていく。それまでと打って変わって餌が一致している。これで釣れなければ帰ればいい。
 潮が段々早くなってきて、本流釣りの様相を呈してきた。これは予想外。確かに餌は一致しているが、余り早すぎるのも・・・
 しかし、これが結果的には良かった。流して流して50m以上流れた時、なんとなくウキが見えなくなった。まさかチヌの当たりとは思わなかったが、しばらく経って合わせを入れるとガツンと手ごたえが帰ってきた。これがお久しぶりのチヌの引き。頭を振る感触がダイレクトに伝わってくる。
 慎重に寄せてくるとどうやら30cmは越えているようだ。この時期のこの型ならばノッコミチヌ間違いなし。玉網を出し、取り込み完了。目測32cm(実測34cm)。ノッコミだった。
 手早くストリンガーに装着してと思ったが、ストリンガーに掛けても泳がせる場所がない。既に潮が引いて敷石が覗いている。仕方なくバッカンに生かすことにしてその準備。これが実は結構長引いていたらしく、戻った時にはいい流れがなくなっていた。
 それでも再び同じ流れが出ることを祈りつつ竿を振るが、その後は例の2枚潮に戻ってしまいジエンド。
 
 とりあえずチヌが釣れたということでノッコミ時期の釣場としては認定できそうだ。しかし、表層だけ滑る潮は非常に釣りにくく、攻略が困難。チヌはいてもなかなか釣る事が難しいように思う。もどかしい釣場である。
 また、印象としてはノッコミはまだ走りのような感じがした。もっと数がいれば何らかの反応があったと思う。余りにも単発的であり、最盛期はこれからではないかと思う。今後機会あれば再びノッコミチヌを攻めてみたい。また、梅雨が過ぎれば本格的に浅場でのチヌ釣りが楽しめるはず。今年の夏も近場で釣りまくる予定にしているが実際のところはどうなることか?
TO THE TOP