<ツバメ号のコト>

■アーサーランサム
 私が、アーサーランサムのツバメ号のシリーズを知ったのは、私が小学校の4,5年生の時、今から30 数年前に、私の母親が一冊の分厚い本を買ってきた。アーサーランサムという作家の「6人の探偵たち」という児 童書だった。その当時、私は「ホームズ」や「ルパン」といった推理小説に夢中になっていたので、子供向けの探 偵小説と勘違いしたのかもしれない。
 その次にアーサーランサムを読んだのは、小学校の図書館にあった、少年少女世界文学全集か何かに入っ ていた「ツバメ号の伝書鳩」という本だった。この後、月に一冊のペースでシリーズ全12冊を買ってもらっては 読んでいった。私は長男で弟、妹がいたこともあり、気分はもう物語の中のジョンであった。
 その後、中学、高校と何度も読み直したが、今思えばかなうことのないお話の世界であった。しかし、人 生の節目節目の選択で、ツバメ号のことが頭をかすめる。
 大学の入試のときに大学ではヨット部に入ろうと考え、学校を選ぶに際してはヨット部があるかどうかが まず第一のチェックポイントだった。次に、大学の体育会のヨット部に入ったとしても、私学の強いクラブではレ ギュラーに入れない恐れがあるので、国公立の大学の方が良かろうと考えた。学部、学科は興味があるとこならど こでも良かったのだが、結局は1番近所の大学の船舶(造船)工学に入ることができた。
 大学では、ヨット部第一の生活で、おかげで一年留年というはめになってしまった。ヨットの成績は、正 直なところどんなレースでも前から三分の一あたりが定位置であった。10隻のレースだと3位か4位、20隻のレ ースだと6位か,7位と言う具合だった。大学の5年目(留年したため4回生)の時は、ヨット部の方は卒業させら れてしまったので、1人でもできるウインドサーフィンに明け暮れた。
 就職もヨット関係にたずさわれるところがいいなと思っていたら、なんとかそういう会社に幸運にも転が り込むことができた。しかし、入社後は学生時代のレース主体の活動の反動からか、だんだん海から遠ざかる生活 になってしまった。
 ・・・そんなこんなで20年がたち、ふと気がつくといつのまにか自分自身はもうツバメ号のジョンでは なく、父親のテッドに近いことに気がついた。子供たちのために何かしてあげられないかなあと思う今日この頃で す。

 その想いをこめて私のメールアドレスは、<commander_ted_walker@hotmail.com>としました。
 ご意見、アドバイス等ありましたら、メールお待ちしています。
(2002.10.24)


■ ヨットとアウトドア
 私が、アーサーランサムのツバメ号の世界にあこがれてヨットをはじめたことについては前述した通りな のですが、どうも日本ではヨットとアウトドアが結びついていないようです。
 私はアウトドア遊びとしてのヨットをしたくて、まずヨットから入った訳ですが、実際はヨットとアウ トドアの世界はかなりかけ離れていて、日本ではアウトドアとしてのヨットはほとんど見られないように思われま す。それに、ヨットやボートに乗る人といわゆるアウトドアで遊ぶ人は人種もかなり違っているように思います。
 ふとした機会で、アーサーランサムをはじめイギリス事情にも詳しく、かつ日本のアウトドア事情にも 詳しいアウトドア作家のYNさんと知り合う機会があり、日本におけるヨットとアウトドアの関係についての私の 疑問をぶつけてみました。
 YNさんも、日本においてヨットやボートとアウトドアの世界がかけ離れている事については同感のよ うでした。ただし、イギリスではキャンプ等にディンギーを持っていくのが普及しているかと言うと、そうでもな いようです。ただ、イギリスではヨットやボート遊びの垣根が日本よりはもう少し低いようです。ナロウボートと 呼ばれる運河船や東部の川でのボート事情について聞いたところでは、イギリスでは生活のちょっと先にボートや ヨットがあるように思われました。全くうらやましい限りです。
 それに付け加えて、「日本のアーサーランサムのファンは、ランサムサーガと言われるランサムの作品 の研究や実際の舞台となったイギリスへの旅行については熱心だが、ヨットや遊び自体にはあまり興味がないみた いに思える。」ともお聞きしました。
 私の興味は遊びの方です。日本にも、もっと面白い水辺の遊びがあるはずです。イギリスの事は、それ を考えるきっかけとなると思います。ご賛同いただける方、こんな楽しい遊びをしているという情報をお持ちの方 は、メールいただけると嬉しいです。 <commander_ted_walker@hotmail.com>
(2003.5.1)


■ 琵琶湖ヨット事故
 先月琵琶湖で起こったヨットの転覆による死亡事故は、本当に悲しく、残念な出来事でした。再発の防止として、安全規則ヨットの装備についてやの見直しが行われる事と思います。しかし、今回の事故が意味する事は、他にもあるように思えます。
(2003.10.11)


■ アーサーランサム関連のホームページ
今から2年ほど前の2002年の初夏頃にアーサーランサムに関連したホームページを色々とYahoo等で検索したことがあります。
見つけたホームページを覗いてみたところ、作ってられる方も投稿されている方も「気合が入っているなあ。」と感じた記憶があります。いくつかのホームページの作者の方にメールを送ったこともあります、、、が、どうも話がかみ合わないのです。
私はツバメ号の"Sail & Camp"というコンセプトが気に入っていて、自分でも楽しみたいと思っていた(今でもそうですが、、、)のですが、前述のホームページに集う方々はどうも物語自体に興味があるようでした。確かに物語に書かれた場所へ実際に行ってみるというのは私にも興味深い事です。しかし、「物語は好きだけどセーリングやキャンプは特にしたいとも思わない。」ということは、私にとって全く意外なことでした。
そうこうするうちに前述のようなホームページを見ることは少なくなってしまいました。・・・最近は様子も変わったのでしょうか?
もし私のように、アーサーランサムの物語とともに"Sail & Camp"も楽しみたい、もしくは実際に楽しんでいる人がおられましたら、ぜひ一声掛けていただきたいです。
(2004.6.7)


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