伊吹山・白山・荒島岳

日  時   平成8年10月3日〜6日
場  所   北陸地方
参加者   木村正人・貴子
タイム    5日−白山
    別当出合〜砂防新道〜白山室堂〜 御前峰・池巡り〜室堂(泊)
    9:20            12:20-13:20 13:50        15:00
        6日−白山・荒島岳
    室堂〜観光新道〜別当出合・車ー勝原スキ−場〜しゃくなげ平〜荒島岳〜しゃくなげ平〜勝原スキ−場
    6:10          9:00       11:00       12:40     13:20-40  14:20     15:40
                                                           報告  木村正人
  3日ー伊吹山
 朝7時30分、妻と2人、車にて伊豆高原出発。天候は午後から悪くなる予報。
 予定では伊吹山登山口から、登り3時間、下り2時間のはずだったが、伊吹町に着いた12時半には、雨も激しく風も強い為、当初の予定を変更し、伊吹山ドライブウェイを利用する超楽珍コ−スにした。

 9合目駐車場辺りは一面ガスで何も見えない。広い駐車場には車が2台あるだけだった。妻は車酔いか、風邪のせいか、体がぞくぞくするといって車の中で寝ていると言う。雨の中私1人出発。

 登山道は広くて歩きやすく、両側にロ−プが張られ「花の斜面に入らない事」と書いてある。
山頂迄たった20分で着いてしまった。頂上は美しい花々でいっぱいだったと書きたいが、花の季節は終わっていた。土産店が大島の御神火茶屋の様に軒を連ねていたのにはびっくりした。
 
                  

百名山から外したい山と言うのもうなずける。とはいえ高山植物では有名な山で、又晴れていれば琵琶湖・濃尾平野・養老連山・さらにアルプス連峰も見えるそうだ。花の季節にもう一度登ってみたい。

  5日ー白山
 石川県側登山口、別当出合で車を降り、室堂を目指す。
 登山道は砂防新道というだけあって、右手側に砂防ダムがいくつも作られ、又工事中であった。1時間も登ると木々が少しづつ色好き初め、紅葉を見ながらの快適な山歩きとなった。甚之助小屋辺りは今が一番の見頃で、ダケカンバの黄・ナナカマドの赤・松の緑・白樺の白・本当にきれいだ。全山紅葉と言う言葉が有るが、見える山と言う山、峰と言う峰が見渡す限り色付いている。

天候もまあまあで、気分よく歩けコ−スタイムも縮まる。阿弥陀が原には、今だに雪渓が残っていて、立山の阿弥陀が原を小さくした様な湿原だ。

 昼頃、今日の宿泊地室堂平に着く。ここも立山とそっくりの地形で驚く。小屋はいく棟にも別れているが、全部合わせると、700人収容とは凄い。宿泊手続きを済ませ、身軽になって山頂と池巡りの2時間コ−スに出発。
 
 30分で2702mの白山頂上、御前峰に着く。室堂から見た御前峰は丸みを帯びた女性的な山に見えたが、山頂はゴツゴツの岩で、反対側はスッパリと切れ落ちた崖であった。ガスで展望は望めなかったが、さすがは日本三霊山(富士山・立山・白山)の一つ、立派なほこらが建っていた。

                     

 池巡りは池と言うより、雪渓の場所と言った方が良い様だ。特に千蛇が池は、一年中雪の為水面が見える事が無いという。雨が降って来た為、早々に下山する。

 小屋は1室20人の個室で10室位。
 夕食後8時に消灯になったが8時半になっても、ある団体(K山学会)が大声で騒いだり唄などを唄いだした為、ついに我慢出来なくなり、その部屋へ乗り込んだ。私の顔では(キムタクに似ている)迫力が無いので、妻の顔を借りようとしたが断られ、Mさんのお面を持ってこなかったので、仕方なく大声で怒鳴り込んだ。暗くてよく見えなかったが20人以上いた。しばらく押問答したが、理が私に有る為か、その後は静かになった。(本当は恐かった)

  6日 白山下山・荒島岳
 御来光は雲に隠れ拝めなかったが、天気は最高だ。
 今日は荒島岳に登るので、チョット早いが朝飯も食べずに下山。黒ボコ岩から観光新道を下りる。砂防新道より時間はかかるが尾根歩きなので眺望はこちらのコ−スが良い。今が盛りの紅葉を満喫しながら急坂を下り別当出合いに着く。

 車に乗り替え、2時間位走って、荒島岳の登山口勝原スキ−場に着く。(此のスキ−場は私が高校生の時スキ−の練習に通った所だ)この辺りは標高350mで紅葉は無し。
 スキ−場一面の茅とが、風邪に揺れている。ゲレンデの急登を登りきると、ミズナラやブナの林に入る。木の根につまずきながら、眺望のない林の中を2q位でしゃくなげ平に着く。しかし、しゃくなげの木は1本もない。少し下って登り返すと、1524mの頂上に着く山頂には祠と一等三角点が有るが、不粋なテレビの大アンテナも有る。大野平野がジオラマの様に見え、奥越の山々が美しい。

                     

 白山は雲に隠れ見えす残念。下山は登ったコ−スを下った。
 
 今回の百名山巡りは雨あり、ガスあり、紅葉あり、それと喧嘩有りのごちゃ混ぜの山行だったが、三山とも標高差は有るが、危険を感じる様な所もなく案心して登れる山だった。