
一茶の道という
案内が現れる |
恵良山へ向かう途中で、「一茶の道」という案内札を見つけた。小林一茶がこの道を通ったというのである。突然現れた俳人の足跡。山を歩くのを目的できているのだが、こういう思ってもみなかったものに出会えるのもうれしい。矢印に導かれるように、その一茶の道を進む。
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小林一茶の碑 |
やがて最明寺という寺に着いた。ここには、小林一茶の碑があった。
碑の半分から下には、一茶の有名な句が3句彫ってあった。
雀の子 そこのけそこのけ 御馬が通る
やれ打つな 蝿が手をすり 足をすり
痩がへる まけるな一茶 是に有
この句なら、あまり俳句になじみのない私でも知っている。こんなところで、小林一茶の足跡をたどる旅などというのもおつなものだ。
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 恵良神社奥之宮 |
最明寺を正面に見て、左側の道をたどると、小さな「恵良山 登山道」と書かれた案内が見えた。そこから、伊予かん畑の間を縫って恵良山への登りが始まる。
舗装された道を上へ上へと上がると、恵良神社奥之宮に着く。この階段を上がると、細い山道だ。きれいに掃き清められた道を行く。
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山頂手前で、鎖場があった。この鎖を登ると、頂上の社に着く。
ここからの瀬戸の眺めがよい。
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ここからは、夕陽が海に沈むのが見える。
当たり前のことだが、私の住んでいる山陽側では、夕陽は山々の後ろに沈む。しかし、ここではその反対だ。
海に沈む夕陽なんて、久しぶりである。
低い山ではあったが、小林一茶と鎖と、いい眺めに満足した。 |