
梅が満開 |
2月も終わりに近づいた。
山陽高速道路の大野インターの入り口に近い大頭(おおがしら)神社が登山口だ。神社手前には、長州戦争 千人塚があり、歴史を忍ばせている。そこの梅が満開だった。
大頭神社に入ると、日清・日露戦争の石碑も残っている。
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大頭神社奥にある雄滝 |
大頭神社の奥には、妹背の滝がある。高いところから、静かに流れる落差50mの雌滝と、水量が多く豪快に流れる落差30mの雄滝の2つの滝がある。夏になると、この滝の下で水遊びをする子どもたちもいる。
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滝を見下ろすようにして、山へ上がっていく。
最近はあまり整備されていないのか、経小屋山への道は雨で深く掘られているところが多かった。道も草が生い茂り、草をかき分けて登る。
山頂近くで、登山道の草を刈っておられる一行に出会った。
「どちらから来られましたか?」
「妹背の滝から上がってきました。」
「道はどうでしたか?」
「下の方は、道に草がおおいかぶさっていました。」
「やっぱりそうですか。」
このように道を鎌1本で整備されている方々がおられるから、我々は快適に山に登れるのだ。「ご苦労様です。」と声をかけて、私は頂上へと足を進めた。
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山頂近くの展望台から見る宮島と瀬戸内海
山頂は、あまり展望がよくないので、山頂1周道路を行く。
1周道路の途中にある展望台からは、180度の展望だ。
目の前に宮島が大きく横たわる。
朝の光を浴びて、海が光っている。
広島の名物であるカキの養殖場いかだも海に浮かんでいる。
日ざしは早くも春だ。
敷物を敷き、ごろりと横になると暖かくて、
早くもお昼寝ができそうな気候だ。
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経小屋山の山肌と宮島
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山頂1周道路をぐるりと回ると、少しずつ姿を変える宮島を楽しむことができる。
左向こうには、広島の町並みが続いている。
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山頂のまわりを大きくぐるりと回る道をたどると、再び山頂に出てきた。人気のある山で、山頂にはいつもいくつかのパーティーが輪になって座っている。
山頂を後にし、登ってくる途中で見つけた城山への道を行く。
以前、この道をさがしたが見つけることができなかった。ごく最近、道しるべがつき、わかりやすくなっていた。
しかし、その道は経小屋山の道以上に荒れていた。枯れ枝をかき分けかき分け進む。それでも、道しるべに誘われ、この道をたどる人がいた。私が道をゆずると、枯れ木がボキボキッと折れる音がした。前から来た人は、その音にビクッとした。熊でも出たのかと思ったらしい。それほど、山深い感じの道なのだ。
その後から、私は鈴を出して、ならしながら歩いた。
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経小屋山から1時間ほどで、城山山頂に着く。
ここからも、瀬戸の眺めがすばらしい。
高さが低いために、見る角度が変わるが、それでも眺めの良さは見劣りしない。
山頂の西のはしには、岩場があり、ここからの眺めがまたいい。
城山というだけあって、城の柱を建てた跡、馬のたらいといわれる石をたて2m横1m掘って、水をためてあるところもあった。
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城山の岩場からの眺め |